熊野新聞記事アーカイブ
熊野新聞社 The Kumano Shimbun
〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
営業部 TEL 0735-22-8080 FAX 0735-23-2246
記者室 TEL 0735-22-8325 FAX 0735-28-1125

内川宗大医師(中央)と研修医、診療所の看護師と理学療法士=1月、国保北山村診療所(地域医療研修センター提供)
「チーム力、上げていきたい」
地域医療研修センター開設から半年
北山村

 北山村地域医療研修センターは開設から半年が過ぎた。当初の想定数を上回る学生と研修医16人が実習・研修し、5月、7月にも学生を受け入れる予定。センター長を務める国保北山村診療所の内川宗大医師(37)は「診療所や地域医療研修センターの広報はできてきたと思う。診療所としてさらにチーム力を上げていきたい」と話している。

 地域医療研修センターは昨年9月、村が診療所内に開設した。村全体を学びの場にし、将来、地域医療に貢献する人材を育成することが目的で、センターを開設することで受け入れ体制を整えていることを発信する狙いもあった。和歌山県立医科大学地域医療支援センターや三重県御浜町の紀南病院などと連携し、学生、研修医、看護学生を受け入れるほか、地域医療に関する村民向けの普及事業、現場で働く医療者への学習の機会を援助する事業に取り組んでいる。

 実習・研修はこれまでに和歌山県立医科大3人、自治医科大2人、三重大1人と、紀南病院の研修医10人を受け入れた。いずれも1~2日の短期間の実習・研修で、総合診療を軸にしながら疾患だけでなく、患者の生活を把握する上で重要になるコミュニケーションの取り方も指導した。受け入れが続くことで、迎える側の医師以外の職員も対応に慣れてきているという。

 内川医師はセンター開設前からイベント「わっしょ医‼北山村」(昨年7月、北山村おくとろ公園)開催などを通して、地域医療の魅力を広く伝えてきた。医師発案のイベントと、そこからつながる地域医療センターへの取り組みが関心を集め、勉強会や講演会などで発表する機会が多くあったという。

 実習・研修受け入れは今後も積極的に続けていく予定で「ここからは中身を充実させることと、医師以外のメンバーも活躍できる場を意識していきたい」と見据えていた。周辺の地域を巻き込んだ医療従事者向け勉強会も4月中に予定している。

(2025年3月29日付紙面より)


別窓で見る
記事一覧

雨の中の棒パン作り=27日、新宮市熊野川町の金龍山泉蔵寺
地域 焼きたての「棒パン」味わう
「くまっこ」恒例の春イベント
新宮市
【この記事のキーワード】
熊野川小
 「子ども広場くまっこ」は27日、新宮市熊野川町の金龍山泉蔵寺で恒例の春休みイベント「棒パン作り」を開いた。地域の小学生18人が参加、くまっこのスタッフから指導を受けて棒パン作りに挑戦、焼きたてのパンを味わった。

 コロナ禍での中断を経て、昨年から復活した人気企画。同町保健センターに集合した児童たちは泉蔵寺まで約1㌔を歩いた。

 お寺ではスタッフがパン作りに使う生地、食パン10斤分を用意。児童たちは生地を巻き付けた竹の棒をたき火で焼くパン作りに挑戦。焦がさないようにゆっくり棒を回転させた。

 この日はあいにくの雨だったが、児童らは全員が笑顔でパンを焼いていた。

 焼き上がったパンは雨を避けてお寺の本堂で食べた。ちぎって食べたり、豪快にかじりついたりしながら「熱い」「おいしい」などと口にしていた。

 坂口心虹さん(熊野川小6年)は「楽しかったし、うまく焼けたと思う。出来たてはおいしいし、お代わりもするつもり。4月から中学生なので棒パン作りは最後だけど、雨の中パンを焼いたのもいい思い出になると思う」と話していた。

(2025年3月29日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

表彰を受けた皆さん=27日、新宮市役所
地域 優秀者4人に市長表彰
専修・各種学校の卒業生
新宮市
 専修学校・各種学校優秀卒業生市長表彰式が27日、新宮市役所であった。優秀卒業生・終了生として4人が、表彰と祝福を受けた。

 新宮市が毎年行っている。今回は井の沢の萩原きもの総合学院(萩原眞理学院長)から2人、千穂の新宮料理学院(西嶋正彦学院長)から2人が選ばれた。田岡実千年市長が表彰状を手渡した。

 田岡市長はあいさつで「修得した技能の成果はこれからの人生で生かされ役立つでしょう。おめでとうございます。これを契機にさらに研さんされ、素晴らしい人生を歩まれることを祈念します」などと語った。

 来賓の坂本順一・県専修学校各種学校協会会長は「今では専修学校、各種学校が少なくなり、両学院が各種学校として今も頑張っていただいているのは、業界としてもありがたくうれしい。技術を身に付けるのは絶対にいいこと。今後も頑張っていただけたら」と話した。

 これらを受け、受賞者を代表して萩野東子さんが謝辞。「表彰は身に余る光栄。技術向上の努力を認めていただき、このような栄誉を受けられたことは、皆さんの指導と励ましのたまもの。受賞に恥じないよう、今後も頑張る所存。ご指導、ご鞭撻(べんたつ)を」と述べた。

(2025年3月29日付紙面より)



もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 行政 御浜町人事異動
  • 学校 なぎ看護学校に10年連続合格 就職は地元を中心に内定 (紀南高校)
  • 【この記事のキーワード】
    なぎ看護学校
    紀南高
  • 学校 届け~未知なる音楽~ 第44回定期演奏会 (新宮高校吹奏楽部)
  • 【この記事のキーワード】
    新宮高
  • スポーツ 稽古や演武で友好深め 合気道木本支部松原道場 (紀州熊野合気会)
  • 地域 セレモニー後に開場 チケット制の2フロア (ソラミル)
  • 地域 佐田を訪ねて屋外活動 リラックス教室特別回 (古座川町)
  • 地域 濃い桜色の花咲き進む 添野川の「プリンセス雅」 (古座川町)
  • 【この記事のキーワード】
    台風
  • 地域 老人ホーム美声で包み うたごえサークル「庵」が慰問 (新宮市)
  • 地域 職人に学ぶ「苔玉作り」 熊野川町で初の体験教室 (新宮市)
  • 教育 英語の本96冊を寄贈 ALTのバレリーさん (紀宝町)
  • 医療 本年度6億円以上の赤字 経営改善への取り組みも (紀南病院)
  • 【この記事のキーワード】
    紀南病院組合
くまスポ
  • 坂野医院が優勝 第212回職場対抗ボウリング大会
ご購読・試読のお申し込み