熊野新聞記事アーカイブ
熊野新聞社 The Kumano Shimbun
〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
営業部 TEL 0735-22-8080 FAX 0735-23-2246
記者室 TEL 0735-22-8325 FAX 0735-28-1125

創立150周年を迎えた那智勝浦町立下里小学校
創立150周年を盛大に
下里小学校で記念行事
11月7日

【この記事のキーワード】
下里小
 那智勝浦町立下里小学校(沖平和生校長)は11月7日(土)午後1時から4時30分ごろまで、同校で「創立150周年記念行事」を開催する。

 低学年児童による、新宮市の文豪・佐藤春夫が作詞した校歌斉唱、高学年児童による合唱、獅子舞披露(下里、高芝、天満、浦神地区)、150周年記念○×クイズ、餅・お菓子まき、懐かしの写真などの資料展示を予定している。

 駐車場として同校グラウンドを利用可能。沖平校長は「たくさんの人にお越しいただければ」と呼びかけている。

  □     □

■学校の沿革

 1876(明治9)年5月11日、下里村高芝に下里村、八尺鏡野村、粉白村、市屋村四か村組合の「弘致小学校」が創立された。入校生は男88人、女5人、教員は野村楳吉、水野八十郎の2人でのスタートだった。

 86(明治19)年に「第一次小学校令」が公布され、小学校を修業年限各4年の「尋常小学校」と「高等小学校」の2段階とすることになった。これに伴い、弘致小学校は87年(明治20)年4月1日に「下里尋常小学校」と「下里高等小学校」に改名、現代の小中学校のような形式になった。

 就学義務学齢は、尋常小学校入学時の6歳から高等小学校を卒業する14歳までの8年間で、尋常小学校修了までの4年間が義務教育期間とされた。校名変更時の学生数は、下里尋常小が151人(男107人、女44人)、下里高等小が66人(男55人、女11人)。初代校長は小野芳彦氏で、現在の沖平校長は36代目。沖平校長によると、現在の児童数は61人で、30年ほど前に初任で同校に赴任した頃は180人ぐらいいたという。

(2026年10月9日付紙面より)


別窓で見る
記事一覧

紀勢線の新宮白浜区間の存続を目指し議論した=7日、新宮市役所別館
地域 鉄道以外とも総合議論へ
新宮白浜区間部会で決定
紀勢線協議会
 紀勢本線活性化促進協議会新宮白浜区間部会の会議が7日、新宮市役所別館であった。今後の方向性として同部会は引き続き利用促進策を模索するとともに、和歌山県地域公共交通活性化協議会の紀南部会にJR西日本和歌山支社も参加することで、まちづくりも見据えた総合的な交通体系の議論を深めていくことを決めた。

 同協議会は紀勢本線の活性化を目的に、県内24市町村で組織。新宮白浜区間部会は同区間の厳しい収支状況を受け設置した。白浜町以南の8市町村と県、同支社、和歌山大学で組織している。

 今回は19人が参加した。本年度について事務局や和大が利用促進事業の、同支社が数値目標の進捗(しんちょく)を報告した。いくつかの事業は一定の利用実績があったものの、輸送密度は伸び悩み、新宮白浜区間の2025年度は1987年度の24・2%まで落ちていることを明かした。昨年の11月末から3月まで実施した特急くろしお増便の実証実験も、見合う利用増は見られなかったと伝えた。

 これらを受け、県が今後の方向性を提案した。▽高規格道路延伸や人口減少・少子高齢化などもあり、新宮白浜区間は依然として厳しい状況にある▽一方で外国人観光客は増加しており、その大半は鉄道を利用している―ことを指摘。

 さらなる観光利用の促進には鉄道だけの協議では不十分とし、すでにある県地域公共交通活性化協議会のエリア別3部会のうち、田辺市以南の紀南部会に同支社が参加して、バスやタクシーなども含めた総合的な議論・検討をすべきとした。新宮白浜区間部会は引き続き、鉄道の利用促進施策を協議すべきと主張した。

 特に異論は出ず、来年度から同支社が紀南部会に加わることになった。新宮白浜区間部会の来年度の予算や新規・継続事業も決めた。

(2026年10月9日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

関係者が協力して早船を倉庫から引き出した=8日、熊野速玉大社
祭礼 御船祭の早船蔵出し
本番間近、闘志を燃やす
新宮の速玉祭
【この記事のキーワード】
熊野速玉大社
御船祭
例大祭
祭典
大祭
 熊野速玉大社(上野顯宮司)で8日早朝、例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」の中で行われる御船祭(みふねまつり)の実施に向けた早船の蔵出しが、関係者により行われた。竹の「ころ」を敷いて倉庫から引き出し、損傷がないかを確認した。

 例大祭は15日(木)の神馬(しんめ)渡御式と16日(金)の神輿(みこし)渡御式から成り、御船祭は神輿渡御式の一部として行われる。神輿から遷(うつ)した神霊の川渡御に際し、神霊が乗る神幸船(しんこうせん)を先導する形で、市内9地区の早船が熊野川を上り競漕(きょうそう)する。下りでも競う。

 蔵出しは御船祭の祭典委員や各地区の乗船者の手で行われた。並んで早船の舷側をつかみ、ころの上を滑らせて運び、9艘(そう)を屋外に並べた。各区の乗船者は船内をのぞき込み、細部を確認するなどしていた。

 こぎ手を11年ほど務めるベテランで、神倉区で出場する南幸佑さん(38)は「こうして早船が並ぶと気持ちが高まってくる。こいでいる時はしんどいが、みんなで息を合わせ、協力して頑張りたい」と力を込めた。

 御船祭は11日(日)に旗番抽選が行われ、勝敗の鍵にもなるスタート位置が決定。本番は16日の午後4時30分ごろ、丹鶴体育館裏の下札場からスタートする。約1・6㌔を遡上(そじょう)して御船島を3周し、相筋河原にある上札場までの順位を競う。下りは周回数が変わる。

(2026年10月9日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 学校 縦割り6チームで白熱 矢渕中学校で体育祭 (紀宝町)
  • 【この記事のキーワード】
    矢渕中
  • 学校 精肉、鮮魚などの加工場見学 3校合同の社会科学習 (那智勝浦町)
  • 【この記事のキーワード】
    市野々小
    色川小
    太田小
  • 学校 迫力ある和太鼓演奏に拍手 園児、児童、生徒も参加 (太地小)
  • 【この記事のキーワード】
    太地中
    太地小
  • スポーツ 16年ぶり花園へ、最後の戦い 「木本高校」の伝統胸に17人で (ラグビー三重大会)
  • 【この記事のキーワード】
    木本高
  • 地域 熊野の神に奉じる二つの碗 江戸千家宗家による献茶式 (飛瀧神社)
  • 【この記事のキーワード】
    熊野那智大社
    神事
  • 地域 みくまの支援学校に農業資材 肥料など55袋を寄贈 (JAわかやま)
  • 教育 生徒5人が合格の証しを手に 第2回日本漢字能力検定で (ECC串本教室)
ご購読・試読のお申し込み