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初めての制服で入学式に臨む=9日、新宮市立城南中学校
新宮市の公立小中学校で一斉に
城南中、緑丘中は最後の入学式

 新宮市内の公立小中学校が9日、一斉に入学式を挙行した。2027年4月に「新宮中学校」として統合する城南中学校と緑丘中学校は最後の入学生で、校舎は緑丘中を改修して使用することから、城南中では校舎での入学式は本年度が最後となった。

 市内の小学校は神倉小55人、王子ヶ浜小41人、三輪崎小61人、高田小2人、熊野川小1人の計160人、中学校は緑丘中47人、城南中34人、光洋中68人、高田中1人、熊野川中10人の計160人がそれぞれ新生活をスタートさせた。

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城南中学校

 大きな拍手の中、新入生が入場。橋本紀彦校長が入学を許可し、式辞で同校の校訓「正しく、仲良く、明るく」と、行事に熱心な伝統を語り、伝統の継承を呼びかけるとともに「城南中学校で育まれた精神と伝統を皆さんの手で新しい学校にも届けてください」とあいさつした。新入生の岩本美優さんが宣誓、江﨑詩恩さんが代表あいさつし、校風を受け継ぎ、生徒としてふさわしい人格、学力を身に付けることを誓った。

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神倉小学校

 神倉小学校(富田英之校長)では少し緊張した表情の新入生たちを6年生が優しく迎え、手を引いて席まで案内した。式辞では富田校長が保護者に歓迎の言葉を述べ、新入生には「分からないことや困ったことがあったら6年生やほかのお兄さんお姉さん、先生に何でも聞いてください。みんな優しく教えてくれますので、早く学校に慣れてください。『元気なあいさつ、友達と仲良く、自分のことは自分でする』を頑張って」と呼びかけた。

 最後は6年生が歓迎の歌「にじいろ」を新入生に贈り、式を締めくくった。

(2026年4月10日付紙面より)


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マイクロバス贈呈式に参加した皆さん=8日、和歌山県立新宮高校
学校 母校にマイクロバス寄贈
「新中会」が統合を記念し
新宮高校
 和歌山県立新宮高校(下村史郎校長)で8日、同校の前身、旧制新宮中学校の卒業生で組織する「一般社団法人新中会」(夏山晃一会長)によるマイクロバスの贈呈式があった。学校の所有するマイクロバスの老朽化を知った同会が新宮、新翔両校の統合を記念して贈った。

 現在、新宮高校では両校から引き継いだマイクロバスを4台所有しているが、そのうち3台が老朽化しており、長距離遠征が多い運動部の課題となっていた。夏山会長が下村校長から相談を受け、後輩のためにと快諾し、寄贈に至った。

 新しいバスは29人乗り。白の車体に「和歌山県立新宮高校」「一般社団法人新中会」の文字と、統合校の校章が描かれている。

 式では夏山会長が「勉学はもちろんですが、スポーツも頑張ってください。その役に立てるなら何よりです。どうぞ長く使ってください」と伝え、目録を下村校長に手渡した。下村校長は新中会に謝辞を述べ、部員たちに「しっかり部活動に取り組み、試合などで最善を尽くすことが恩返しになります。頑張りましょう」と呼びかけた。

 バスを利用する各運動部の主将らも出席。各クラブを代表してサッカー部の福島蒼士主将(3年)が「部活動などで大切に使わせていただき、日々の練習や大会にしっかり励んでいきます」と、大先輩たちの支えに感謝した。

 新中会は▽育林事業▽奨学金事業―を柱に磐盾奨学金、新中山神社での山神祭などを実施。3月27日には昨年度卒業生5人に奨学金を贈り、大学生活を後押しした。

(2026年4月10日付紙面より)

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総会を開いて今後の方向性を固める会員ら=8日、串本町サンゴ台
地域 国内推薦申請は見送りに
推進協総会で方向性固める
南紀熊野ジオパーク
 南紀熊野ジオパーク推進協議会(宮﨑泉会長=知事)が8日、串本町サンゴ台にあるメルキュール和歌山串本リゾート&スパで総会を開き今後の方向性を固めた。4年前に続いて鋭意目指してきたユネスコ世界ジオパーク国内推薦申請だが現状での難しさから見送りとし、本年度は日本ジオパーク再認定申請のみ行うとしている。

 南紀熊野ジオパークは「プレートの沈み込みに伴って生み出された3種類の大地」をテーマとした構想で、2014年8月に日本ジオパークとして認定された。以降18年度と22年度に4年周期の再認定申請をし、本年度は3回目の申請の節目に当たる。同協議会は関係する県内9市町村(奈良県吉野郡十津川村を除く)と県の代表者で構成され、構想の振興に資する諸事業を展開している。

 総会は宮﨑知事のあいさつで始まり、以降は前年度と本年度の事業関係諸議案を審議し承認した。

 その内容には同パーク内で2027年度第17回日本ジオパーク全国大会実施を目指すいきさつと展望も含まれ、7月に開かれる日本ジオパークネットワーク総会における正式決定以降、同大会実行委員会を結成して具体的な内容を詰める方向を確認した。役員改選もあり、会長は引き続き知事とし、すさみ町の岩田勉町長と古座川町の大屋一成町長、南紀白浜観光協会の新藤正悟会長と新宮商工会議所の浦木睦雄会頭を副会長、上富田町の奥田誠町長と北山村の泉清久村長を監事とする体制案を承認した。

 同協議会事務局が▽日本ジオパーク再認定申請▽学術専門委員会委員▽サイト選定基準と選定結果▽マーケティング基本計画の概要▽保全計画の概要―の5項目で報告し、再認定申請は国内推薦申請の見送りに伴い想定していた年度前半から後半へとずれ込むスケジュール感を確認した。

 国内推薦申請の見送りについては、南紀熊野ジオパーク内で2月に実施された日本ジオパーク委員会研修会後に同委員会から国際的な認知度や住民を含めた地域全体の合意形成の不足などで国内推薦は難しい旨の連絡があり、その後も協議を重ねた末に判断したと説明した。今後は再認定審査の中で国内推薦申請に向けた課題の指摘も受け、27年度の同大会で地域の合意形成を進めて28年度以降に改めて国内推薦申請を目指す筋道を掲げて情報共有した。

(2026年4月10日付紙面より)



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