熊野新聞記事アーカイブ
熊野新聞社 The Kumano Shimbun
〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
営業部 TEL 0735-22-8080 FAX 0735-23-2246
記者室 TEL 0735-22-8325 FAX 0735-28-1125

参列者が期間中の安全を祈願した=17日、新宮市の三輪崎海水浴場
海水浴のシーズン到来
各所で準備、来場者を待つ


 梅雨が明け暑さは本番、学校の夏休みも間近となり、当地方にも海水浴のシーズンが訪れた。新宮市と那智勝浦町では安全祈願祭を斎行、太地町ではクジラの搬入をすでに終えるなど、各海水浴場で準備が進行。大勢の来場を待ちわびる。

■新宮市

 新宮市の三輪崎海水浴場では17日、三輪崎漁業協同組合(海野義尊代表理事組合長)が安全祈願祭を行った。約30人が出席、海野組合長が玉串をささげ「地元の子どもらや近隣の親子が楽しめる場所を今年もオープンできた。最終日まで無事故を願う」と述べた。来賓の上田勝之市長も「安全で安心な海水浴場を満喫していただければ」と語った。

 同所は同日から8月23日(日)まで開設。時間は午前9時から午後5時。シャワー(温水は有料)、トイレ、更衣室を完備している。駐車場は21台で「限りがあるので近隣の方は、徒歩、自転車などで来場を」と呼びかけている。

■那智勝浦町

 那智勝浦町のブルービーチ那智と玉の浦海水浴場は18日(土)に海開きする。遊泳期間はともに8月23日(日)までの午前9時から午後4時30分まで。

 海開きを前に、一般社団法人那智勝浦観光機構(NACKT)は17日、ブルービーチ那智で海開き安全祈願神事を執り行った。松下哲也理事長や鳥羽真司副町長ら関係者が参列し、海難事故などのない安全な海水浴シーズンを願った。

 ブルービーチ那智では遊泳期間中、西側駐車場(熊野体験博跡地)が有料で利用できる。利用料金は1日800円、支払い方法はQRコード決済、クレジット決済、電子マネー決済のいずれか。玉の浦海水浴場の駐車場は無料で利用できる。

■太地町

 太地町にある日本で唯一、クジラ(ハナゴンドウ)と泳げる「クジラに出会える海水浴場」は17日にオープン。場内に設置されたいけすの中にいる2頭のクジラを海水浴場内に放ち、泳ぎながら間近で観察することができる。入場無料。

 期間中は1日1回(午前11時から午後1時まで)、2頭をいけすから放している。海水浴客は間近で泳ぐクジラを観察できる。

(2026年7月18日付紙面より)


別窓で見る
記事一覧

誕生会を一緒に祝う園児と生徒=15日、那智勝浦町立下里こども園
学校 3年生が園児と交流
下里こども園に出向き
下里中
【この記事のキーワード】
下里中
里中
 那智勝浦町立里中学校(中西健校長)の3年生22人が15日、町立下里こども園(森本幸美園長)を訪問。0~5歳児31人と交流し、誕生会で7月生まれの園児をお祝いし、一緒に楽しく遊んだ。

 里中は毎年恒例の行事で家庭科の一環。園児たちと触れ合うことで、幼児の心と体の発達や生活習慣、行動などを体感し学習することが目的。

 生徒たちは各クラスに分かれ、お遊戯やおもちゃ、テーブルゲームなどで楽しんだ。

 誕生日を迎えた園児2人は前に出て、自己紹介や「好きな動物は何ですか」などの質問に答えていた。裏面に手形を押した手作りメダルをかけてもらった。歌のプレゼントでは「おたんじょうびだ、おめでとう」を贈った。

 じゃんけん列車などで交流を深め、里中の城本紗里さんは「交流して初めて、保育士さんたちが大変なお仕事をしていることに気付きました。私も保育士になれたらいいなと思います。子どもたちと触れ合うことはとても楽しいです」と話した。

(2026年7月18日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

上浦海岸で約6年ぶりに産卵巣を見つけた吉田徹副館長=16日、串本町串本
地域 6年ぶりに産卵巣を確認
吉田徹副館長が上浦海岸で
串本海中公園
 串本町串本にある上浦海岸で16日、アカウミガメの産卵巣が確認された。串本海中公園センター水族館の吉田徹副館長(44)が同日実施した調査の中で見つかり、卵の状態から9~10日ごろに産卵があったと推定。吉田副館長は同海岸で産卵巣を確認するのは2020年の確認以来、約6年ぶりになるという。

 砂浜が成り立つ上浦海岸はアカウミガメが産卵する場所として知られ、ウミガメ類を専門領域とする吉田副館長はそのシーズン合わせて定期的に見回りをして上陸や産卵の痕跡を探っている。

 今年も週1回の頻度で見回っていて、8日にはなかった産卵の痕跡を15日に発見。翌16日に産卵巣を確かめる調査(穴掘り)をし、卵を傷つけないよう頭が向いていたであろう方向から穴を慎重に掘り広げて約50分後、産卵の痕跡からわずかにそれた場所で産卵巣を見つけた。その規模は平均より気持ち大きく、8日に痕跡がなかったことや卵殻の状態から推して数日を経過していると判断した。

 調査後は産卵巣を埋め戻し、その周囲に仮の柵を設置。後日、産卵巣と推定産卵日を記した看板付きの柵を設置するなど脱出するまで温かく見守る状況にし保護するという。

 卵がふ化して産卵巣から砂上へと脱出するのは9月上旬ごろと予想。その後に残った卵殻を数えて、この産卵巣の卵の数を確かめるという。吉田副館長はまずもって6年ぶりの確認自体を喜び、ふ化率の高さも期待できるタイミングでの産卵でもあり多くの稚ガメの無事脱出を今後に願った。

(2026年7月18日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 学校 あいさつ運動標語の作品表彰 鵜殿小学校の1学期終業式で (紀宝町)
  • 学校 観光客とじかに接し案内 樫野埼灯台内部一般公開 (串本古座高校CGS)
  • 学校 毛布で簡易担架を作る 自衛隊による初の防災授業 (王子ヶ浜小)
  • 学校 旬のブルーベリーを収穫 ジャム作りにもチャレンジ (色川小)
  • スポーツ 西垣戸農園が優勝 第228回職場対抗ボウリング大会
  • 地域 公共建設工事に尽力 4工事の受注者を表彰 (三重県)
  • 地域 自治会連合会会長が再任 地区割りの見直しも決定 (新宮市)
  • 地域 各種表彰で活動をねぎらう 水産振興会が本年度総会 (那智勝浦町)
  • 地域 1位に垣本正道さん 写連紀南支部7月度例会
ご購読・試読のお申し込み