新宮市食生活改善推進協議会(巽幸代会長、24人)は23日、総会を市こども家庭センターで開いた。委任状を含めて委員22人が出席し、本年度もさまざまな活動を通して食の大切さを伝えていくことを確認した。
同会は地域における食生活改善の実践活動を組織的に推進し、住民の健康増進のために寄与することを目的に活動。推進員養成講座を修了した人らで構成している。
総会では昨年度の事業報告と決算報告・会計監査報告、本年度の事業計画、予算の4議案を審議し、全て可決した。本年度の事業は食推員学習会(3回ほど)、ヘルスメイト養成講座、生涯学習課との連携事業「家庭教育学級」、おやこ食育調理教室、伝承・伝達料理教室、高齢世代対象の健康づくり教室などを予定している。
あいさつした巽会長は「子どもたちの食環境が大きく変化している」と指摘。忙しさで朝食を食べないなど栄養バランスが乱れ、食事の大切さや食文化に触れる機会が減っていることを懸念し、「食を通して人とのつながりを大切にしていきたい。子どもだけでなく、大人にも言えること。健康づくりの輪を広げていきたい」と伝えた。
来賓の上田勝之市長は第3次新宮市健康づくり計画「一笑健康しんぐう」に基づき、健康づくり政策を進めていることを紹介。日々の活動に尽力する委員に感謝を伝えるとともに、「近年、少子高齢化や経済的貧困など食を取り巻く環境は変化し、課題も多様化している。そのような中、皆さんの活動は人と人をつなぎ、地域の絆を深める貴重な役割を担っている」と引き続いての協力を求めた。
また、総会に合わせて研修会も行われ、「同和問題~差別のない心豊かに暮らせるまちをめざして~」を演題に新宮市人権政策課人権教育指導員の谷口幸生さんが講話した。
(2026年4月25日付紙面より)
もっと見る
折たたむ
別窓で見る