和歌山県立みくまの支援学校(出口和宏校長)の中学部2年生5人が19日、たいまつを籠に投げ入れる柱松の行事を体験した。
新宮市佐野の新宮港緑地公園で8月16日(日)に開催される「佐野柱松」を主催する実行委員会(瀨古尊夫会長)が、地元の子どもたちに祭りの楽しさを知ってもらおうと毎年この時期に訪問しており、今回で4年目。
この日は瀨古会長と実行委員の瀬古正さん、青山幸生さん、江川大二郎さん、下原久幸さん、安藤俊朗さんの6人が訪れ、2年生の教室で祭りについて話したり、質問に答えたりした後、運動場で籠にたいまつを投げ入れる体験をしてもらった。祭りのうちわやタオルも贈った。
瀨古会長は、昭和20年代に一時途絶えたが、子どもの頃に見た立派な祭りを復活させようと有志が再開させたこと、幅広い年代の約40人が祭りの準備運営に携わっていること、当日は約30人が高さ15㍍ほどの籠を囲んで、火の付いたたいまつを投げ入れることなどを説明し「夜に行われる祭りなので、とてもきれいです。私たちはこれからも佐野柱松を継続していきたいと思っています。ぜひ見に来てください」と伝えた。
生徒らはどう柱を立てるかや、昔はどんな準備をしていたかなどと一人一人質問。瀨古会長は「柱は歌いながらみんなで立てます。昔は全て人の手で行っていましたが、今は機械の力も借りています」と答えていた。
運動場では柱松を体験。生徒らはひもが付いたたいまつをぐるぐると回して勢いをつけ、籠を目がけて放っていた。
(2026年6月21日付紙面より)