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熊野三山一寺の名を記した応援旗などの展示が並ぶ=8日、新宮市役所1階ロビー
サッカーW杯日本代表を応援
市役所1階で特別展示
新宮市

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熊野三山
 新宮市は8日から、日本時間12日に開幕するサッカー・ワールドカップ(W杯)北中米3カ国大会の応援企画の一環として、市役所1階玄関ロビーで日本代表の応援展示を行っている。

 展示には4月27日、公益財団法人日本サッカー協会(JFA)が熊野三山一寺で行った必勝祈願の際、熊野三山協議会が同協会技術委員長の山本昌邦氏に贈った旗の複製が飾られている。

 「サムライブルー」に染まった旗の中央にはJFAのシンボルで熊野三山の使い、ヤタガラスが描かれ、熊野本宮、速玉、那智の各大社と青岸渡寺の名が記されている。

 新宮・東牟婁地方はヤタガラスももちろんだが、日本にサッカーを初めて紹介した中村覚之助(那智勝浦町名誉町民)の故郷でもある。

 市は「三山一寺の加護を受けた日本代表チームが最高の結果を出し、無事に帰国できるよう祈っております。一人でも多くの方に展示をご覧いただき、サムライブルーの応援と、W杯を盛り上げるきっかけとしていただけたら」とコメントしている。

(2026年6月10日付紙面より)


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定期演奏会「JUNE CONCERT」に臨む吹奏楽部の部員ら=7日、串本町立潮岬中学校
学校 舞台演奏の緊張感つかむ
潮岬中吹奏楽部6月定演
串本町
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潮岬中
 串本町立潮岬中学校吹奏楽部(岩本夏輝部長、部員13人)が7日、同校体育館で定期演奏会「JUNE CONCERT」に取り組んだ。

 第62回県吹奏楽コンクールに向けた活動の一環。日々の活動への上積みで舞台演奏独特の緊張感をつかむ目的で6月に開いている定演で、集大成となる3月の定演ほどではないが第1部6曲構成のプログラムを準備し、校内外へ告知して鑑賞を呼びかけた。

 当日は家族や教職員、生徒や地域約60人が来場した。部員は楽曲紹介を交えながら吹奏楽のために作られた楽曲「鷲の舞うところ」などの演奏を重ね、楽曲「Paradise Has No Border」では全員がサングラスをかけるなどちょっとした演出も。アンコールに応えてさらに1曲を披露し、鑑賞に感謝した。

 同コンクールは和歌山市内で開かれる県大会が登竜門となっているため熊野地方ではなじみが薄いが、本年度も8月1日(土)に中学生小編成部門や中学生A部門が行われる予定。同部は来場者にアンケート協力も求め、その声も糧にしながら出場を目指すという。

(2026年6月10日付紙面より)

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「滝権現と幻想千手観音」を奉納した塩澤文男さん(左)=7日、那智勝浦町の熊野那智大社
地域 熊野三山に「新奇神仏画」
画家・塩澤文男さんが奉納
 画家・塩澤文男さんが7日、熊野三山熊野那智大社熊野速玉大社熊野本宮大社)に新奇神仏画を奉納した。

 塩澤さんは、2022年から3年連続で、世界遺産の寺院や著名な神社に新奇性に富んだ神仏画を奉納している。聖地に存在する、目には見えない神秘の力を絵画で可視化し、聖地に奉納しながら大勢に高次元の世界に存在する力を伝え、同時に世界の安寧を祈っているという。

 三位一体の曼荼羅(まんだら)絵として熊野三山に奉納。那智大社には「滝権現と幻想千手観音」、速玉大社には「ゴトビキ岩の神火」、本宮大社には「白八咫烏(やたがらす)と素戔嗚(すさのお)誕生」という絵をそれぞれ届けた。偉大な霊力を次世代に伝え、神仏和合のエネルギーをよみがえらせ、世界の平和を日本から発信するという思いを込めた曼荼羅絵に仕上がったという。

 このうち、那智大社の「滝権現と幻想千手観音」について、塩澤さんは「天野川銀河がやがて那智の滝の水となり、滝権現が現れると白龍となって水晶玉を滝つぼに落とす。その水しぶきから金龍・銀龍が飛び出し、その様子を千手観音が優しく見守っている」と表現している。

 那智大社での報告参拝に臨んだ塩澤さんは「絵を通じ、今後数百年にわたって生まれてくる人たちに希望を残せたら。これからも奉納を続けていきたい」と話した。

 男成洋三宮司は、那智大社には絵や音楽などが奉納される日は雨が降ることが多いとし、この日も大雨であったことから「滝の神が感動されているおぼしめしではないか。那智山に降った雨が沢となり、滝として注ぎ、岩に打ち付けられて生まれたしぶきで清められ、ご加護をいただいている」と話した。

(2026年6月10日付紙面より)

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