和歌山県内の県立全日制高校の卒業式が2日、一斉に挙行された。統合前最後の式となった
新宮高校(下村史郎校長)は189人、
新翔高校(宮井貴浩校長)は85人が卒業、各クラスの代表が卒業証書を受け取った。
計274人が在校生や保護者、教職員からの祝福を受け、目を赤くさせる生徒もいれば、これからの未来に期待して晴れやかな表情の生徒もいるなど、それぞれの思いを胸に、卒業生は新たなステージへ一歩踏み出した。
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■新宮高校
各クラスの担任が一人一人の名前を読み上げた後、全6クラスの代表が卒業証書を受け取った。
下村校長の式辞、在校生代表の高芝新さん(2年)からの送辞を受け、卒業生を代表して田中望乃さんが答辞。学校生活に仲間と共に挑んだこと、進路選択に悩んだことを思い起こし、支えてくれた後輩や家族、恩師に感謝し「
新宮高校は来年度より
新翔高校と統合します。これからの時代にふさわしい学びを創造する学校として発展していくことを祈念します」とまとめた。
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■新翔高校
卒業生を代表して、各クラスの德村奏磨さん、山本琉飛さん、上田紘大さんが卒業証書を受け取った。
宮井校長は学校統合に触れ「統合校も皆さんの母校に変わりありません。
新翔高卒業生の誇りを忘れず、母校を見守ってください」と式辞を述べた。
送辞で林琉秦さん(2年)が「先輩方が受け継いできたものを最後の代に引き継ぎ前に進みます」と誓い、答辞で尾田奈津見さんは「校名通り、新しい翼を広げ、大空へ飛んでいきます」と決意を伝えた。
(2026年3月3日付紙面より)