熊野新聞記事アーカイブ
熊野新聞社 The Kumano Shimbun
〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
営業部 TEL 0735-22-8080 FAX 0735-23-2246
記者室 TEL 0735-22-8325 FAX 0735-28-1125

開講式に参加した皆さん=9日、新宮市役所別館
児童が紙工作を楽しむ
少年少女発明クラブが開講
新宮市

【この記事のキーワード】
王子ヶ浜小
新翔高
 新宮市少年少女発明クラブ(瀧野秀二会長)の開講式と5月講座が9日、新宮市役所別館であった。児童18人が出席して意欲を高めたほか、ペーパークラフト(紙工作)に挑戦した。

 発明クラブは小中学生に理科や科学、ものづくりに関心を持ってもらうことを目的とする全国的な取り組みで、県内でも10市町で開講している。新宮市は市内の小学4~6年生を対象に年間を通して講座を開催、12年目を迎える。今年は23人が参加し、今回を含めて全10回、ほぼ月1回ごとに工作や実験、自然観察や施設見学などを行う。

 開講式で瀧野会長は参加者を歓迎したほか、ウナギ完全養殖の見学や川原家の製作など、他地域にはない講座もあることを紹介。「他にもユニークな講座を予定している。楽しみにして頑張って」と呼びかけた。

 初回となる5月講座「ペーパークラフトの作成」は、和歌山県立新翔高校教諭の中岸速人さんが講師を務めた。中岸さんは「ものづくりの良さは、完成した時の達成感。失敗しても次につながる」と発言。続いてカッターの持ち方や上手な切り方、山折り谷折りについて簡単に説明した。

 この後、児童らが挑戦。昆虫や動物などの型紙から好きなものを選び、はさみやカッターで切り抜いた。山折りや谷折りを加え、のりや両面テープで貼り付けて成形。難しい部分は中岸さんに指導を受け、一心に取り組んだ。完成すると友人同士で見せ合うなどしていた。

 初参加で、カブトムシとカニとカマキリを作った、王子ヶ浜小4年の石橋風次さんは「楽しかった。カッターで切るのと、カブトムシの後ろの方を作るのが難しかった。家に飾りたい」と話した。

(2026年5月10日付紙面より)


別窓で見る
記事一覧

将来像を描き進路目標を考えた=8日、近畿大学附属新宮高校・中学校
学校 夢から逆算の進路決定
1年生に大学入試講演会
近大新宮高校
【この記事のキーワード】
近畿大学附属新宮高
近畿大学附属
 近畿大学附属新宮高校・中学校(松田頼義校長)で8日、高校1年生を対象にした大学入試講演会があった。近畿大学入学センターの屋木清孝さんが講師を務め、「夢実現に向けて」を演題とした。133人が受講、将来像から逆算する進路目標の立て方を学んだ。

 進学意識を高め、目標に向かい努力する姿勢を育成することを目的に開催。生徒とは別に保護者向けの講演会も行った。

 屋木さんは、有名予備校で26年勤めた経験を基に、大学受験で結果を出せる生徒と出せない生徒の違いを力説。「大好きな人を幸せにしたり父母に恩返ししたりするのは、大学に入った時ではなく卒業した後。ゴールは将来であり夢。ゴールから逆算して行動を起こす者が結果を出す」と語った。

 大学と就職の関係性にも言及。「いろいろなものを蓄えて社会に出ると、初任給に差がつく」と呼びかけた。現在の就職決定率が約98%であることを紹介。「誰でも行ける大学に行っても98%。でも難関大学に行ったら、一生勤める会社に行ける可能性がぐっと高くなる。逆なら3年以内に辞める会社の可能性が高くなる」と伝えた。

 「未来に何をやりたいか、どういう仕事をしたいかを、何となくでもいいから決めたら、どの学部に行くべきか、それには文系、理系を選ぶべきかが定まってくる」と力説した。「高2で志望校を口に出して行っている人間が一番通りやすい」「受験校対策を高2の3学期に。3年生では間に合わない」なども述べた。

 「大きな夢を持って。なりたいを超えてやりたいまで。適性など後からついてくる。未来のイメージがあるから夢がかなう。自分にできる最大のジャンプを。そのためには将来の夢から逆算を」と結んだ。

(2026年5月10日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

巫女が神楽を奉納した=8日、新宮市の猿田彦神社・神倉三宝荒神社
祭礼 地域安寧 例祭で祈る
猿田彦・神倉三宝荒神社
新宮市
【この記事のキーワード】
熊野速玉大社
神倉神社
祭主
社殿
例祭
 新宮市の神倉神社境内にある猿田彦(さるたひこ)神社・神倉三宝荒(さんぼうこう)神社(上野顯宮司=熊野速玉大社宮司)の例祭が8日、営まれた。関係者など約20人が参列し、地域の安寧などを祈った。餅まきもあり、多数の地域住民が集いにぎわった。

 同大社の西村圭市権禰宜(ごんねぎ)が祭主を務めた。祝詞奏上、巫女(みこ)による神楽奉納の後、関係者が玉串をささげた。西村権禰宜はあいさつで、猿田彦神社・神倉三宝荒神社敬仰会への感謝を表明。「会費を集めていただいたおかげで、供え物などを準備できた」と伝えた。「地元の氏神様の導きをいただき、心身ともに健やかに過ごされることを祈ります」と結んだ。

 この後、餅まきを実施。境内に2台の軽トラックを乗り入れ、荷台に乗った関係者が盛大にまいた。集まった地域住民は「こっちに投げて」などと声を上げ、手を伸ばしていた。

 神倉山には明治時代まで「天狗(てんぐ)様」として親しまれた猿田彦命(さるたひこのみこと)の神社があった。火産霊神(ほむすびのかみ)と誉田別命(ほんだわけのみこと)を祭る三宝荒神社は立里(高野山)にあり、願望成就・商売繁盛の御利益があるとされる。

 同大社は、氏子有志の協力で1981年に両社の社殿、鳥居、参道などを整備。2024年には同大社の崇敬者である埼玉県の米原祥雅さん、米原恭淳さんの寄付による修復も行っている。

(2026年5月10日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 行政 執行部に質問状も 議員協議会で今後の対応議論 (御浜町)
  • 行政 豊富な返礼品ラインアップ 「ふるさと納税」宣伝を強化 (那智勝浦町)
  • スポーツ 高学年男女ともに優勝 全国小学生テニス大会で
  • 地域 生け花、絵、茶でもてなす 那智勝浦町民展示祭 (10日まで開催)
  • 【この記事のキーワード】
    開山祭
  • 地域 募金や街路清掃に取り組む 新宮赤十字奉仕団が奉仕活動
ご購読・試読のお申し込み