日本ジオパーク全国大会南紀熊野大会実行委員会(宮﨑泉実行委員長=和歌山県知事)の設立総会が27日、串本町内であった。同大会は2027年11月20日(土)と21日(日)実施、那智勝浦町体育文化会館を主会場とする予定。この日は前例を見据えつつ規約や委員・役員体制を整え、今後の準備体制を固めるなどした。
日本ジオパーク全国大会はジオパークの意義を周知すると同時に国内各ジオパークの情報交換を促し認知度の向上や活動の活性化を目的として年1回、関係地域を会場にして実施。17回目となる次年度の会場地は26年7月2日にあった日本ジオパークネットワーク通常総会で南紀熊野ジオパークとすることが報告され、その受け入れ体制を整えるため同ジオパーク推進協議会のつながりを素地とし同大会実行委員会を設立するに至った。
委員は同協議会会員と特別会員の十津川村長やアドバイザーの各機関、同協議会以外の日本ジオパーク中四国近畿ブロック各団体と同パークガイドの会の代表者、総勢59人で構成。さらに日本ジオパーク委員会と日本ジオパークネットワークの各代表者を顧問として迎える構成となっている。
設立に当たり同協議会会長の宮﨑知事があいさつ。続く議事で設立のいきさつや前例の紹介を受け、規約と委員構成、第17回の大枠とその根拠(日程と主会場と想定来場者数、テーマ「誇ろう、我がジオパーク」、期間中やその前後にツアー実施など)と大会負担金算定の方針(同協議会の負担割合に準拠)も申し合わせて承認した。
今後は全体会や分科会・ユースセッション、物産展など詳細なプログラムを詰めていく。委員からは大会を契機とし現地の機運を事前に盛り上げる機能も発揮できないか、などで意見もあった。
規約の承認により実行委員長は同協議会会長が務めることとなり、副実行委員長は実行委員長指名で主会場を想定する那智勝浦町の堀順一郎町長が選ばれた。宮﨑知事は「和歌山県民としてジオパークは誇れるもの、ということをまずは県内の皆さま方にしっかりと頭に入れていただき、そこから全国に発信していけるようにしていきたい」と機運醸成の方向性を語った。
(2026年7月29日付紙面より)
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