南紀くろしお商工会(森川起安会長)は8日、那智勝浦町の体育文化会館で「新春の集い~賀詞交歓会~」を開いた。関係者ら約60人が出席し、近況や新年の抱負などを語り合い、親睦を深めた。
商工業、観光、水産が一体となり町の活性化に寄与しようと、那智勝浦観光機構(NACKT)、町水産振興会の協力で、毎年年始に開催している。
開会に当たり森川会長が「本年は午(うま)年。成長や成功、繁栄のシンボルとして縁起がいい。昨年から観光客が戻り、よみがえりの地『熊野』が観光地として最もふさわしく、ロケットの打ち上げも期待されます。行政、議会、諸団体、地域の皆さんが志一つに力強く進む一年にしましょう」とあいさつ。
来賓の堀順一郎町長は町が米タイム誌の「世界で最も素晴らしい場所」に選ばれたことや、2月25日(水)のカイロスロケット3号機の打ち上げ成功を願い「午年にあやかってロケットが成功し、この地域がロケットによるお客さんであふれる年になってほしい」と祝辞。世耕弘成衆院議員は国の経済対策を紹介し「今後、効果を実感できる」と伝えた上で「観光対策をしっかり考え、紀伊半島一周高速道路の早期完成を目指してしっかり頑張ります」と述べた。
健康や活躍、商売繁盛を祈願して森川会長、堀町長、加藤康高町議会議長、東牟婁振興局の今井善人局長、那智勝浦観光機構の松下哲也理事長、町水産振興会の太田直久理事が鏡開き。加藤議長の音頭による乾杯の後、出席者が和やかに交流を深めた。
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■初笑い演芸会も
午後には落語家・笑福亭鉄瓶さんを招き「笑いで元気に健康に~心をつなぐコニュニケーション~」と題して初笑い演芸会も開催。地域住民らも参加し、会場が新春初笑いに包まれた。
鉄瓶さんは「鶴瓶の弟子です」と自己紹介。「去年は良い一年でしたか? 現状維持が一番難しい。長く好きなことをやっていけることがいいですね」と語った。
「人にどう思われているかではなく、その人を好きになることが大事。運や縁は努力している人に近づいてくる」と師匠の教えを紹介。「笑いは健康に良い。特に声を出して笑うとナチュラルキラー細胞が活性化され、がん細胞と戦ってくれる。今日から『あはは』と笑うと健康になれる」などと伝え、落語を披露した。
(2026年1月10日付紙面より)