太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)は10月31日、期間限定イベント「一夜限りのナイトミュージアム」を開催した。
当地域に夜の観光コンテンツが少ないことから、2年前に試験的にイベントを開始。昨年から本格的にスタートした。夜に実施することで、ライトアップされた展示資料に陰影ができたり、飼育する動物たちの夜の生態に触れたりできるなど、昼にはない魅力を楽しんでほしいという思いが込められている。
この日は午後5時30分から8時まで、施設内をライトアップ。幻想的な空間で、来館者は日中とは異なる夜間のクジラたちを観賞したり、躍動感のある骨格標本などを見学したりした。
限定ショー「いるかナイトライブ」、餌あげ体験、暗闇クイズラリー「見習い学芸員の夜間ミッション」といった催しも行われ、来館者は貴重な時間を過ごした。
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■鯨油キャンドル作り
関連イベントとして、国際鯨類施設で日本鯨類研究所と下関市立大学による「鯨油キャンドルワークショップ」が開催された。
鯨油とワックスを溶かし、香料と着色料で香りと色付けした液体を容器に入れ、冷やし固めて完成。参加者は日が落ちた野外に移動し、キャンドルに一斉に点火すると、周囲が温かなオレンジの炎に包まれた。
(2026年11月5日付紙面より)