串本町串本にある潮崎本之宮神社(石田保宮司)の例大祭が11日、本祭を迎えた。宵宮の10日は夜に獅子の宮上りがあり、とりわけ多くの拝観を集めて盛り上がった。
この神社は県立串本古座高校そばに鎮座し、大字串本と大字サンゴ台が氏子区域となり総代会(吉村健三総代長)を結成して護持。例大祭は10月第2日曜日を本祭日とし、神事(大前の儀)を執行して主祭神(底筒男命、中筒男命、表筒男命)への礼を尽くしている。
神事と並んでひときわ活気を見せるのが獅子の奉仕で、同神社では東西南北の区分で四つある氏子会がそれぞれに演目を受け継いでいる。例大祭では主奉仕を持ち回っていて、当番は全演目、非当番は演目「幣の舞」を奉納する形が根付いている。
今年の当番は西春秋会(辻内祐多会長)。宵宮は各氏子会が高張りちょうちんと獅子屋台を携え銀座通りで合流。西・南・北・東の順で列になり約3時間練り歩いて宮入りした。石田宮司と吉村総代長が後見する中で列順で同神社と境内社の恵比須神社へ演目「幣の舞」、その後に当番が演目「剣の舞」「乱獅子」を奉納した。
本祭の神事後は正装で宵宮同様に演目「幣の舞」、当番は残る演目全てを奉納した。奉納後はそれぞれに地区回りを始め、翌12日まで屋固めや地下舞わしの奉仕を続けて活気の余韻を引いた。
(2026年10月14日付紙面より)
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