熊野新聞記事アーカイブ
熊野新聞社 The Kumano Shimbun
〒647-0045 和歌山県新宮市井の沢3-6
営業部 TEL 0735-22-8080 FAX 0735-23-2246
記者室 TEL 0735-22-8325 FAX 0735-28-1125

「第26回ツール・ド・熊野2026」をPRする角口賀敏理事長(中)ら
16チームが4日間の熱戦
今年は5月7日に開幕
第26回ツール・ド・熊野

 UCI公認国際自転車ロードレース「第26回TOUR de KUMANO(ツール・ド・熊野)2026」が5月7日(木)に開幕する。キナンレーシングチームをはじめ、海外5チーム、国内11チームの計16チーム96人が出場予定。UCIアジアツアーランキングで昨シーズン2位に入ったリーニン・スター(中国)などワールドクラスのチームも出場する。

 第1ステージ「印南かえる橋周回コース」(7日午前10時、印南町役場前)で熱戦の火ぶたを切り、2日目から熊野地方に舞台を移す。

 第2ステージ「古座川清流周回コース」(8日午前9時30分、古座川町の蔵土多目的広場)、第3ステージ「熊野山岳コース」(9日午前10時、熊野市の熊野スカイパーク球場)、第4ステージ「太地半島周回コース」(10日午前10時、太地町のくじら浜公園)で4日間にわたってレースを繰り広げる。

 主催するNPO法人「SPORTS PRODUCE 熊野」の角口賀敏理事長は「今年も多くの方々の協力をいただき、紀伊半島を舞台にした素晴らしい試合が展開されると思います。一人でも多くの方に見学いただき、この地域を盛り上げていきたいと考えていますので、よろしくお願いしたいと思います」とコメントしている。

 ツール・ド・熊野は1999年、「3DAY ROAD 熊野」実行委員会の運営により開催。当初は国内選手のみだったが、10回目から国際自転車競技連合(UCI)公認レースとなり、海外選手を招いて国際色豊かな大会となった。

 開会式は、6日(水・振休)午前11時30分から和歌山市メイン会場(西の丸広場)で行う。午後1時50分からのパレードランを経て、2時10分からプレイベントとして短い周回を競うスピードレース「和歌山城クリテリウム」をけやき大通りで開催する。

(2026年4月15日付紙面より)


別窓で見る
記事一覧

那智の瀧前で「浦安の舞」を奉納=14日、那智勝浦町の熊野那智大社
祭礼 五穀豊穣祈る「桜花祭」
故事にちなんだ祭典
熊野那智大社
 那智勝浦町那智山の熊野那智大社(男成洋三宮司)は14日、自然の恵みに感謝し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る「花祭(おうかさい)」を営んだ。桜の花のかんざしを挿した巫女(みこ)が那智の滝前で「浦安の舞」を奉納した。

 平安時代に花山法皇(968~1008年)が那智山で千日間の山ごもりをした際、「木のもとをすみかとすればおのづから花見る人となりぬべきかな」と桜の美しさを詠んだという故事にちなんだ祭典

 大社拝殿と別宮飛瀧(ひろう)神社でそれぞれ神事を営んだ。桜の小枝を添えた神饌(しんせん)をささげ、ヤマザクラの枝を幣帛(へいはく)として奉献。多くの参拝者が神事を見守った。

 男成宮司は「花山法皇の故事にちなんだお祭りを見に、多くの方がお越しいただいて本当にありがたい。桜の盛りはやや過ぎたが、これからはヤマザクラと新緑も楽しめる良い季節。お越しになった方々が豊かな気分になってくれたら何よりです」と語った。

 花祭を目当てに夫婦で愛知県から来たという伊藤典子さん(64)は「初めて拝見しました。拝殿での神事もすてきでしたが、飛瀧神社で那智の滝を背景に踊られる巫女さんがとてもみやびやかで良かった。衣装もきれいで、本当にこの季節に似合う良いお祭りだと思います」と話していた。

(2026年4月15日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る

完成した町内5基目の津波避難タワー=紀宝町井田
防災 井田地区に津波避難タワー
町内5基目、防災対策を一層強化
紀宝町
【この記事のキーワード】
自然災害
防災体制
防災対策
災害
防災
 紀宝町の井田地区に町内5基目となる津波避難タワーが完成した。町は「人の命が一番」を基本理念に掲げ、防災対策の強化を進めており、ハード・ソフト両面から安全・安心のまちづくりに取り組んでいる。

 場所は井田区茶屋地の町道沿い。鉄骨造で、海抜からの高さ約14㍍、最大収容人数は約100人。2階部分に屋内の避難スペースを設け、収納式畳ベッドや更衣室(授乳室)、多目的簡易便所、蓄電式コンセントなども完備されており、津波や液状化に耐える構造となっている。

 安全に避難できるよう階段、スロープの幅を広くするとともに、夜間や悪天候時にも対応できる照明設備、非常用備蓄を備え、避難者である地域住民の非常用品も備蓄できるスペースを確保した。

 津波避難タワーは、昨年8月に鵜殿1組、2組に2基整備し、今回の井田地区に続き、鵜殿3組でも今年9月末の完成を目指し建設が進められている。

 町では避難所環境の改善にも力を入れており、昨年度は水循環型シャワー、プライバシーテント、エアベッドなどを導入。本年度はトイレトレーラーやトイレカー、水循環型手洗い器の導入を進め、避難生活における負担軽減を図る。

 災害時に孤立する恐れのある地域への対応として、医薬品や食料を迅速に運ぶ物資輸送ドローンの整備も進める。

 避難時の安全確保では、夜間停電時にも対応できる蓄電池式避難誘導灯の整備を進めており、町内6地区の主要避難路で整備が完了。本年度は大里、井内、平尾井地区で整備を進める。高輝度蓄光式の避難誘導看板についても、鵜殿、井田、成川地区で設置を終え、今後は神内、鮒田、高岡、大里地区へ拡大する。

 町は「自然災害はいつ起こるか分からない」として、日頃から避難場所や経路、非常時の持ち出し品などを確認するよう呼びかけている。今後も関係機関と連携し、地域一体となった防災体制の強化を進めていく考えだ。

(2026年4月15日付紙面より)

もっと見る
折たたむ
別窓で見る
主な記事 *記事詳細は熊野新聞紙面をご覧下さい*
  • 行政 医療や道路整備など8項目 熊野・南郡正副議長会が県に要望
  • 【この記事のキーワード】
    防災対策
    防災
  • 学校 「一緒に活動を」呼びかけ 矢渕中で部活動紹介 (紀宝町)
  • 【この記事のキーワード】
    矢渕中
  • スポーツ 小中学生3人が優勝など 北道院オープン選手権で (北道院拳法和歌山支部)
  • 【この記事のキーワード】
    高池小
    古座中
    潮岬中
  • スポーツ 男女2ペアが優勝飾る セコンカップ伊賀大会 (小学生ソフトテニス)
  • 地域 長い花房伸び咲き進む サンゴ台GB場のフジ (串本町)
  • 地域 県指定文化財「秀衡桜」 熊野那智大社で開花
  • 【この記事のキーワード】
    熊野那智大社
くまスポ
  • 坂地賢さんが優勝 2026年度スクラッチ杯 (那智勝浦ゴルフ倶楽部)
ご購読・試読のお申し込み