夏休み天体観望会「夏の星空を楽しもう!」が11日、紀宝町の紀宝はぐくみの森であった。お盆で帰省中の小学生らを含む40人が金星や流れ星の観測を楽しんだ。
「星のおーじーさま」こと三重大学の為永辰郎名誉教授を招いての毎年恒例の催し。今年は日本流星研究会の鈴木悟さん、同町の仲賢さんが協力した。
屋外で午後7時ごろ金星を観察し、半月のような形を望遠鏡で確認した。為永さんは「金星が半月になるのは太陽が右下にあり、照らされた部分が光るため。これから数カ月かけてどんどん細くなっていきます」と説明した。
施設内で鈴木さんは、流れ星は一瞬だけの現象とし、映像でペルセウス座流星群を流し「天気が良ければ12日と13日の夜から14日の明け方までたくさん見ることができます。時間がたつとどんどん上ってくるので流星が飛び出す位置も高くなる」と解説した。
明るい流星「火球」や、重さ7000㌧もの小惑星がロシアに落下した事例、今年と来年にかけて見ることができる流星群のペルセウス座、オリオン座、しし(獅子)座、ふたご座なども話した。
流れ星伝説について「時々、神様は下界の様子を眺めるために天界の窓を開けていた。この時に天の光が流れ星となって落ち、この間に願い事を唱えれば、その希望は神の耳に届き、願いをかなえてくれる」と紹介した。
「良い願い事を考えて流れ星を見てくださいね」と呼びかけ映像を流し、参加者が願い事3回にチャレンジした。
講演後、再び屋外に移動し、流れ星を観察した。子どもらは双眼鏡で夜空を眺め、一瞬だけの流れ星を探した。
(2026年8月13日付紙面より)
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