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コチョウザメを計量する生徒=15日、新宮市の近畿大学水産研究所新宮実験場
アマゴやコチョウザメを計量
2年生26人の「水産ゼミ」
近大新宮高

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近畿大学附属新宮高
近畿大学附属
 新宮市の近畿大学附属新宮高校(松田頼義校長)の2年生26人が15日、同大学水産研究所の新宮実験場(稻野俊直所長)で総合学習(水産ゼミ)の実習を行った。ゼミ希望の生徒が参加し、同実験場の協力で育てているアマゴやコチョウザメの重さを計量した。

 近畿大学との高大連携の一環として水産研究所の協力の下、最先端研究の一端に触れることを目的に毎年実施。新宮のほか浦神実験場でもマダイの育成を行っている。

 座学では、新宮実験場講師の木南竜平さんがアマゴの見分け方、同じ魚でありながら異なる名前で呼ばれる「サツキマス」との差異などを解説した。

 アマゴの見分け方はアブラビレという背中にある肉質のヒレ、パーマークと呼ばれる小判形の模様、魚体全体に浮かぶ赤い斑点で識別できること、川で過ごすものを特にアマゴと呼び、海に下るサツキマスとは生態・外見が異なることなどを説明。生徒たちはノートやタブレットに書き留めた。

 実習ではアマゴ担当とコチョウザメ担当の2グループに分かれ、1匹ずつ計量。手からすり抜けたり、はかりから飛び出したりと、元気な魚に苦労したが、約30分で完了した。平均重量はアマゴが72・9㌘、コチョウザメが514・3㌘だったことが分かった。

 木南さんは今回の結果について「アマゴは商品で出荷できる大きさが70㌘以上なので、十分育った。コチョウザメはキャビアとなる卵を産める成魚が2~3歳、重量は約2㌔で、まだこれから」と伝えた。

 出荷可能かを目視で判断できる養殖業者が重量を量るのは、平均重量から与える飼料の量を割り出すためとも語った。

 海釣りが好きでゼミに参加したという川上優人さんは「木南さんの講義は勉強になったし、実習も面白い。次回も楽しみです」と笑顔を見せた。

(2026年5月17日付紙面より)


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熱心に租税の授業を受ける児童=15日、新宮市立三輪崎小学校
学校 6年生が仕組みを学ぶ
納税協会が租税教室
三輪崎小
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納税協会
三輪崎小
 新宮市立三輪崎小学校(竹本明央校長)で15日、「租税教室」があった。6年生75人が税の仕組みや、使い道などを学んだ。

 公益社団法人新宮納税協会(森川起安会長)青年部の泉晶子さんと下原久幸さんを講師に迎えた。

 クイズ形式で授業が始まり、税は飛鳥時代が最初と明かすと児童からは驚きの声が上がった。「現在の日本にある税の数は」の問いに、10や20の声が上がる中、約50の税があるという答えにも驚いていた。

 「税がなくなったらどうなる」のアニメーションを見せて、税の使われ方や身近なところで、どのように役立っているかを説明した。

 泉さんは「税は国が決める税と、自治体が決める税があります。和歌山県にも独自の税がある。『紀の国森づくり税』です」と話すと「知らなかった」の声が聞こえた。

 子ども1人が小、中、高校を卒業するまでに、約1228万円の税金が使われていることにも驚いていた。

 児童らはケースに入った1億円の見本を抱え、お金の重さを実感していた。

(2026年5月17日付紙面より)

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田植えに挑戦した子どもたち=16日、熊野市紀和町
地域 晴天の下、700️人が田植え
丸山千枚田にオーナーら集い
熊野市
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入鹿中
入鹿小
 緑豊かな田園風景が広がる熊野市紀和町の丸山千枚田で16日、「田植えの集い」が行われた。️晴天の下、県内外から訪れたオーナーや地元の中学生ら約700人が作業を体験した。

 丸山千枚田は1601年に2240枚の田があったと記録されるが、1990年ごろには530枚まで減少した。93年に丸山千枚田保存会を結成し、保全活動により現在は1340枚まで復田した。市ふるさと振興公社が96年度からオーナー制度を採用し、今年は156組の応募があった。

 田んぼでオーナー家族らは、はだしや長靴で水田に入り、スタッフや千枚田保存会の会員の指導で県育成品種「️なついろ」の苗を手で植え込んでいた。

 家族連れでの参加も多く、子どもたちは「おいしいお米に育って」と願いつつ、泥んこになりながら田植えを楽しんだ。

 会場では熊野地鶏の焼き鳥や新姫(にいひめ)サイダーの販売があり、地元の入鹿小学校、入鹿中学校の児童生徒が丸山千枚田をPRするために作ったクリアファイル「千枚田の妖精」も人気を集めた。

(2026年5月17日付紙面より)

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