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清掃に参加した新宮RCの皆さん=25日、新宮城跡
新宮城跡を清掃奉仕
創立70周年の講演控え
新宮RC

 創立70周年事業として新宮城跡(丹鶴城公園)に関するさまざまな事業実施を予定している、新宮ロータリークラブ(新宮RC、瀬古伸一郎会長、41人)は25日、同所の清掃を行った。約30人が参加、協力して落ち葉やごみを拾い集めた。

 新宮RCは4月11日(土)に丹鶴ホールで講演会「こんなにすごいぞ、新宮城!」の開催などを予定。また新宮RCは不定期で早朝清掃例会を市内各所で行っている。講演会の直前となる今回は場所を新宮城跡とした。

 会員らは団体名をプリントしたそろいの青の上着を着込み、午前7時に集合。ほうきや送風機で落ち葉やごみを集め、ごみ袋にまとめた。正明保育園側や登坂側の石段や上部広場などに分かれ、会話を楽しみつつ作業に取り組んでいた。

 講演会では、落語家で城郭愛好家の春風亭昇太さん、滋賀県立大学名誉教授で城郭研究の第一人者の中井均さんが、新宮城の魅力を語る。他にも創立70周年事業として今月、新宮城跡にある与謝野寛(鉄幹)歌碑を修復。新宮RC創立30周年事業で設置されたものだが、汚れて読めなくなっていたため、高圧洗浄できれいにした。

 さらに今月末には、新宮城跡への案内板設置を計画。限定1000部の新宮城冊子の再作成も進めており、講演会の来場者にプレゼントする予定でいる。

 同事業委員会の植松浩委員長は「新宮城の石垣は素晴らしく、また国指定の史跡であり、続日本100名城の一つにも選ばれている。その魅力を講演を通じて知ってほしい。案内板や冊子を見て、新宮城を満喫してほしい。地元の人はもちろん、観光客にもぜひ見てほしい」と語った。

 なお講演会は、入場料が税込み1000円。チケットは販売中で、席にはまだ若干の余裕がある。問い合わせは、新宮RC(電話0735・23・1855)まで。

(2026年3月26日付紙面より)


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できることを考える発想で生み出した「MOVIC」を披露するyossyさん=22日、古座川町高池の中央公民館
地域 「MOVIC」に触れ考える
中央公民館で人権講演会
古座川町
 古座川町人権講演会が22日、高池にある中央公民館で開かれた。講師はMOVICパフォーマーのyossy(ヨッシー)さん。約100人が聴講し、耳がほぼ聞こえない状況に屈せずできることを考える発想から生まれた表現のジャンル「MOVIC」に触れて考えるなどした。

 この講演会は、町と町教育委員会と町人権尊重推進委員会が主催、町教育会と町連合PTAが共催。町民の人権思想を培う場として年1回計画し、聴講を誘っている。

 開会に当たり大畑眞教育長は「MOVIC」の意味を紹介し「国籍や障害、性別や年齢などを気にせずいろんな人が同じ場所で当たり前のように楽しめる世界を目指して活動するyossyさんの『MOVIC』から人権を考えてほしい」と呼びかけ。序~中盤はトークで、yossyさんは5歳の時に患った大病で聴覚をほぼ失ったところから語り始めた。

 家族の会話に参加できず、はいかいいえで答えるだけの日々が続く中、懸命に意見をして難聴学級がある中学校へと進学。仲間ができたのはうれしかったが聞こえない状況や意思を伝える方法はさまざまで、自分は声で伝えるが仲間は自分が知らない手話やキュードを使う。うまく意思疎通ができずけんかになることも多かったが、やがてお互いにできないことを押しつけ合っているのではと気付き、それでも仲間を失いたくないという思いでできる方法を考え手話が得意な仲間にそれを教わるようになった。できないならできる方法を探す。その瞬間が人生の転機になったという。

 大学の先輩のダンスショーに衝撃を受け、一度は会社員となったがパフォーマーとして歩むことを決意。「10歳の頃の自分に伝わるか」というイメージで手話と表情と体全体、全てを使って歌の世界を表現するジャンル「MOVIC」を興し、その形を深めている。

 2年前にも大病を患いできないことが増えたができることを考える発想は変わらず、その発想で得た仲間やファンの支えがあって自分はパフォーマーでいられる、と感謝。終盤はパフォーマンスで、音楽の状況をカウントマンのサインでつかみつつその世界観をダンスで描き出した。

(2026年3月26日付紙面より)

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完成した新看板と一緒に=19日、那智勝浦町のぐるぐるマーケット
地域 地域で資源〝ぐるぐる〟活用
色川小児童が新看板を制作
那智勝浦町
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色川小
 那智勝浦町色川の地域資源循環施設「ぐるぐるマーケット」で19日、色川小学校の児童らを中心に、同施設の新しい看板を制作した。

 「ぐるぐるマーケット」とは、まだ使用できるが不要になった衣服や生活雑貨を、地域内外の必要な人へ循環させるための施設。施設の運営や雑貨類の管理は色川地区の住民の自治で成り立っており、資源の分配と循環を目的とし、これ以上余剰資源が生まれない世界を目指している。24時間開いていて、地区在住問わず誰でも持ち帰ることができ、持ち込みは地区在住の人のみに制限されている。

 この日は、看板の経年劣化に伴って、児童らの協力を得て新しい看板を制作することに。看板の木材には色川小阪地区の緩衝帯整備で切り出され、製材されたスギを使用。児童らは、筆やドットペンを使ってアクリル絵の具で思い思いに着色をし「それかわいいね」「こっちに虹を描こうよ」などと声をかけ合いながら制作に取り組んだ。

 また、年度末の大掃除を兼ねて、地域住民らによる衣服の片付けも行われた。

 「ぐるぐるマーケット」の運営に関わる一人は「いらなくなったものが必要な人へ循環していく素晴らしいシステムだと思う。一番大事なのは不要なものをなるべく出さないようにすることで、無駄なものをできるだけ買わないようにすることを伝えたい」と話していた。

(2026年3月26日付紙面より)

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