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歌う下岡有希さんと伴奏する夏山莉加さん=1日、新宮市の丹鶴ホール
コンサートで美声と美音
下岡有希さんと夏山莉加さん
市民ミュージカルに先駆け

 ソプラノの下岡有希さんとピアノの夏山莉加さんによる「新春ロビーコンサート~市民ミュージカル『丹鶴(にづる)』に寄せて~」が1日、新宮市の丹鶴(たんかく)ホールであった。約150人が来場、美声と美音の共演を楽しんだ。

 市民ミュージカル「丹鶴(にづる)」は主催、会場ともに丹鶴ホールで8日(日)に予定している。下岡さんと夏山さんは出演を予定しており、今回はそれに先駆けてのコンサートとなった。他の出演者も登場し、劇中歌を一足先に届けた。

 コンサートは、フィギュアスケートの荒川静香さんが使用して有名になったユーレイズミーアップで幕を開けた。下岡さんは「皆さんと音楽を共にできてうれしい。演奏活動を続けられるのは皆さんの支えや応援のおかげ。今日は耳なじみのいい曲も用意しました。楽しんでいただけるよう頑張りますので、よろしくお願いします」と語った。

 続いて、オペラや童謡メドレー、有名歌謡曲などを、夏山さんのピアノ演奏に合わせて熱唱。美しい旋律と歌声が一体となり、会場に響いた。来場者は静かに耳を傾け、盛んな拍手で称賛した。童謡や有名歌謡曲は来場者が共に口ずさむ姿も見られた。

 「丹鶴」に出演する少女9人も登場し、劇中歌を披露した。同じ音程の「斉唱」ではなく違う複数の音程で同時に歌う「合唱」でハーモニーを奏でた。「やたがらす」を名乗る人物も登場し、「丹鶴」への来場を呼びかけた。

  □     □

■丹鶴(にづる)チケット販売中
 丹鶴のチケットは販売中。料金は、全席指定の税込みで一般は1000円、高校生以下は500円。予約は別枠のQRコードから。問い合わせは丹鶴ホール(電話0735・29・7223)まで。

(2026年2月3日付紙面より)


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串本へ向かう貸切列車に乗り込む=1月31日、JR新宮駅
地域 貸切列車で地酒楽しむ
新宮―串本間の往復路
利用促進目指し初開催
 日本酒「太平洋」や絶景などを楽しめる「JRきのくに線 新宮―串本間で地酒を味わう! 貸切列車ツアー」が1月31日、初開催された。串本に向かう午前の部と、新宮に向かう午後の部があり、午前の部には29人が参加。特別な旅を楽しんだ。

 紀勢本線活性化促進協議会新宮白浜区間部会の主催。同部会は新宮―白浜間の赤字解消を目指し、県、沿線市町村、JR西日本和歌山支社、和歌山大学で組織している。利用促進策の一つとして提案があり実施に至った。

 貸切列車は進行方向に直角に長椅子が並ぶ通常タイプで、中央にテーブルが配置されていた。尾﨑酒造の地酒が解説付きの飲み放題で、おつまみ弁当セットも付いた。運行中は和大教授による車窓ガイドもあった。串本駅ではマルシェイベントも行われた。

 宮本遥菜さん(34)は友人の乾真梨絵さん(32)と共に那智勝浦町から参加した。「日本酒が好きで太平洋が一番好きなので、面白そうと思った。普段はあまり列車は使わないけど、こういう企画があったらいいと思う。またあったら参加したい」と話した。

 JR西日本近畿統括本部和歌山支社の久木原嵩彬さんは「普段乗らない人もこの機会に乗ってもらい、友人なども連れて鉄道に乗る人を増やしていただけるとうれしい。車内アンケートも行って今後の利用促進につなげたい」と語った。

 なお、参加は県内のみならず、三重県、大阪府、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県からもあった。

(2026年2月3日付紙面より)

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防災行政無線で通信を行う自主防災組織メンバー=1月31日、那智勝浦町のコミュニティ消防センター
防災 災害に備え那智勝浦町などで
孤立集落通信訓練
和歌山県
 和歌山県は1月31日、災害時に孤立の可能性のある集落が存在する県内16市町で孤立集落通信訓練を実施した。新宮・東牟婁地域では那智勝浦、古座川、北山の3町村が参加。那智勝浦町内では30の自主防災組織が無線機の操作方法を再確認した。

 防災行政無線は、災害時の情報収集・伝達手段確保のために各自治体が整備する通信網。スピーカー(屋外拡声子局)や家庭内の戸別受信機で地域住民に情報を伝達するだけでなく、独立した電源を内蔵し、孤立集落側から被害状況などを伝える連絡通話も可能だ。

 訓練は午前9時ごろ、和歌山県南方沖でマグニチュード8・7の地震震源の深さは約10㌔)が発生。県内では震度5強~7の揺れを観測し、地すべりなどの土砂災害が多発。各地で孤立集落が発生している想定で行った。

 那智勝浦町では各区が順番に町役場防災対策と通信し、被害状況を伝えた。また、防災電話を使用した市町村と県の伝達訓練なども併せて行った。

 同町勝浦のコミュニティ消防センターで参加した勝浦三区自主防災組織の成田雅史さんは「案の定というか1年たつと使い方を忘れていた。前回使用法などを通信機のボックスに一緒に入れてほしいと要望したが、対応してくれていたのは良かったし、役に立った。やっておくのとおかないのでは全く違うし、次回も参加する」と話していた。

(2026年2月3日付紙面より)

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