妊産婦を対象とした「のびのびサロン」が14日、新宮市こども家庭センターで始まった。生後3カ月から9カ月の乳児と母親の親子7組がベビーマッサージで触れ合った。
サロンは妊産婦が安心して妊娠期を過ごし、安心して育児ができるよう市の産前産後サポート事業として昨年度から行われている。新宮市に住民票がある妊婦と産後1年以内の親子が対象で、本年度は来年3月にかけて全6回の開催を予定している。
初回のこの日は那智勝浦町のかづこ助産院のもとだてかづこ助産師を迎え、ベビーマッサージを行った。母親は手にオイルを塗ると、服を脱いだ赤ちゃんの体に広げ、やさしくマッサージ。もとだてさんに習いながら体中に触れていった。
生後9カ月の長男と参加した新宮市橋本の中家彩さんは「上の子の時もベビーマッサージには参加していて、長男は3、4回目くらいです。入浴後、保湿剤を塗る時にマッサージをすると、ぐずらず、よく寝てくれるような気がします」と話していた。
ベビーマッサージ後は保育士と保健師も加わり、日頃の育児について歓談した。
ベビーマッサージは7月9日(火)、12月10日(火)、来年3月4日(火)にも行う。9月19日(木)は「親子でできる遊び&赤ちゃん絵本の紹介」、来年1月21日(火)は「親子でできる遊び&歯と食事のお話」を予定している。時間はいずれも午前10時から11時30分までで、開催1週間前まで申し込みを受け付けている。問い合わせは市子育て推進課(電話0735・23・4511)まで。
(2024年5月16日付紙面より)
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