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決起宣言で推進する項目を発表=2月27日、和歌山県東牟婁振興局
「安全で安心の社会に」
新宮地方の交通指導員会
表彰と研修で意識新た

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交通安全協会
連絡協議会
安全協会
 新宮地方交通指導員会連絡協議会(清岡幸子会長)の表彰式と研修会が2月27日、和歌山県東牟婁振興局であった。新宮市と東牟婁郡の交通指導員24人が参加。交通安全への意識を新たにした。

 表彰式では、清岡会長が交通指導員としての功労をたたえ、那智勝浦町の中地均さんと古座川町の松下健生さんに表彰状を手渡した。続くあいさつで清岡会長は「令和7年度は新宮署管内で、死亡事故が5件も発生した。交通指導員の努力ではどうにもできないような事故もあるが、私たちはこれからも安全で安心して暮らせる社会にするため、交通安全啓発に精いっぱい取り組んでいく。引き続き協力をよろしくお願いします」と呼びかけた。

 来賓として、交通事故をなくする県民運動東牟婁地区推進協議会の今井善人会長(=振興局長)が「交通指導員の献身的な活動により地域住民、とりわけ子どもにとって大きな支えとなっている。これからも無理ない範囲で安心安全に力添えを」と求めた。同じく来賓として、県交通安全協会新宮支部の田中肇支部長が「交通安全を願う団体同士が協力すれば、地域の隅々まで普及するはず。当協会の活動に理解と協力を」と語った。

 新宮市交通指導員の大前壽助さんが決起宣言を行った。▽歩行者が安全に通行できる道路交通環境の確保と正しい横断方法の実施▽歩行者優先意識の徹底とながら運転の根絶、シートベルトやチャイルドシートの使用促進▽自転車・特定小型原動機付自転車利用時のヘルメット着用と交通ルール厳守の徹底▽飲酒運転の根絶―を推進すると力を込めた。

 研修会では、新宮警察署の丸山誠交通課長が、新宮署管内の交通情勢について講話。特に自転車の安全利用について注意を喚起した。

(2026年3月1日付紙面より)


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刃物を持った不審者に対応=2月26日、太地町立太地中学校
学校 有事に適切な判断を
太地中で不審者対応訓練
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太地中
 太地町立太地中学校(清嶺地寿広校長)は2月26日、新宮警察署の協力を受けて不審者対応訓練を実施。校舎に侵入しようとする不審者への対応を通じて課題を洗い出し、有事に適切な対応ができるように知識を身に付けた。

 訓練は、同署生活安全刑事課の和田侑大さん扮(ふん)する不審者が、授業中に刃物を持って校舎に侵入しようとしている状況を想定して行われた。

 職員用玄関から侵入しようとする不審者に対して、教職員が手分けして声かけ、110番通報、応援要請、校内放送を行った。制止を振り切って強引に校舎に押し入った不審者は刃物を取り出して教職員を威嚇、これに対して教職員は5人態勢で「刺股」を使って相手を制した。放送を聞いた生徒は、2階の非常階段を使って屋外に避難した。

 訓練を終え、和田さんは危険を防ぐために「校舎への出入り口は一つに絞り、誰かが入って来た時にはチャイムが鳴るなど誰かが気付ける仕組みづくりを整えると良い」などアドバイス。万が一不審者が校舎に侵入してきた場合には、必ず複数人で対応すること、刺股は相手の胸の付近や腰、太ももなど抜けにくい場所を押さえつけることなどを呼びかけた。

 最後に和田さんは「110番通報する際は、相手の人数や特徴、服装、武器を所持しているかなど詳しく教えてもらえるとありがたい。同じ場所から同時に通報してもらうことで緊急性が増す」とまとめた。

(2026年3月1日付紙面より)

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地域実習で訪問診療の現場で医療を学ぶ=2月27日、御浜町
医療 多職種連携の現場で学び深め
三重大医学部生7人が地域実習
 三重大学医学部1年生の7人が3月3日(火)までの8日間、熊野市、御浜町、紀宝町などで地域実習に取り組んでいる。医療機関をはじめ、障害事業所、介護保険事業所、行政機関、地域の集まりの場で多職種連携を経験し、学びを深めている。

 三重大総合診療医育成プログラムの一環で、医療、福祉、介護に関わる人材育成としてNPO法人ふらっと(西勉理事長)が受け入れを支援した。

 今後、医療に携わっていく学生が医療と関係性の深い職種を体験し、「病気ではなく人を看(み)る」大切さを感じてもらうことが狙い。学生たちは春休みを活用して自主的に参加した。

 くまのなる在宅診療所、相野谷診療所、荒坂診療所、紀宝町地域包括支援センター、きほう健康ぷらざ、ケアサポートゼロワン、なないろサロン、放課後等デイサービスエミールなどが協力した。

 訪問診療、往診を行う紀宝町井田の「くまのなる在宅診療所」(濱口政也院長️)での実習を希望した池田奈々さん(19)は、2月27日、濱口院長、看護師と共に訪問診療の現場に同行した。

 御浜町で暮らす女性宅では、採血、血圧測定、濱口院長による診察を見学。家族との何げない会話にも耳を傾けた。

 訪問診療後は「在宅医療の現場は今回が初めて。同じ方言で話すことで身近に感じ、患者さんに寄り添っていると思えた。現場でないと分からない距離感も勉強になった。日常会話をしているようで、患者さんに不調がないか確かめる技術のすごさを知った。介護の提案もあり、在宅医療を学ぶことができた」と話していた。

 入学後から在宅に興味を持ったという池田さん。前日には相野谷診療所で診察を見学し「この地域は高齢者が多く、それに合った医療の在り方を初めて目の当たりにしました。定期的に診療所に通っている患者さんの背景を分かった上で診療している。そういったことが勉強になった。貴重な経験でした」と振り返った。

 濱口院長は「大学は医学の勉強はするが、福祉の学びが少ない。現場では医学だけではなく、いろいろな人と一緒に患者さんを支えていくことがやりがい。それを学生に体験してもらいたい」と語った。

(2026年3月1日付紙面より)

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