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津波高最大18㍍、津波到達最短時間3分と試算された=1日、那智勝浦町
国が被害想定見直し
本紙エリア広範囲も影響
南海トラフ巨大地震

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被害想定
震源域
大地震
火災
震源
地震
 南海トラフ巨地震の国の被害想定が、前回から10年余りを経て全面的に見直された。本紙エリアでは那智勝浦町や串本町が、どちらも最大津波高18㍍、津波到達最短時間は3分と2分という結果となった。

 南海トラフ地震は、駿河湾から日向灘沖にかけてのプレート境界を震源とし、過去に約100年から150年間隔で繰り返し発生してきた大規模地震。最近の調査では30年以内に発生する確率が80%程度に引き上げられている。

 本紙エリア内の7沿岸市町は、いずれも最大震度7となった。那智勝浦町や串本町と同じく、三重県熊野市は最大津波高が18㍍。津波到達最短時間は4分と試算された。太地町は最大津波高が13㍍と若干低いものの、津波到達最短時間は2分。三重県御浜町は6分であることを考えると、時間は市町が紀伊半島内の所在位置で大きく変わることがうかがえる。

 和歌山県では最悪想定で死者を6万5000人とした。うち津波による死者は5万9000人、建物の倒壊による死者が5000人、火災による死者が500人だった。地震津波や火災による全壊焼失は最悪で16万6000棟。いずれも被災直後で▽断水人口は83万人▽下水道利用困難は26万人▽停電は71万戸―を想定した。1週間後の避難者は47万6000人に上るとみられている。

 なお全国では、最悪想定の死者数は29万8000人と試算。うち津波による死者は21万5000人、建物の倒壊による死者が7万3000人、火災による死者が9000人となった。全壊焼失は235万棟、避難者数は1230万人と見積もった。

(2025年4月2日付紙面より)


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「旬の味」収穫に笑顔=3月30日、那智勝浦町
地域 「旬の味」収穫を楽しむ
竹の子ウォッチング始まる
那智勝浦町
 那智勝浦町の環境省宇久井ビジターセンター園地内で3月30日、恒例の「竹の子ウォッチング&温泉入浴」が始まった。初日は4人が参加。旬の味覚、タケノコの収穫を楽しんだ。

 宇久井海と森の自然塾運営協議会主催、休暇村南紀勝浦が協力。タケノコ掘りの後は休暇村の温泉や食事も楽しめ「見る・食べる・癒やす」が体験できる。

 参加者たちはモウソウチクの林に入り、顔をのぞかせ始めたタケノコを見つけると、ツルハシやクワを使って掘り出した。まだ時期が早いのか、小さなものが多かったが、毎年来る参加者からは「小さい若芽の方が柔らかくておいしい」との声が上がっていた。

 タケノコ掘りは初めてという楊木萌さん(31)は「掘り出すのが大変でしたが、きれいに掘れた時はうれしくて、楽しかった。この後は温泉とおいしい食事を楽しみます」と、笑顔で語っていた。

 13日(日)、20日(日)にも開催予定で、募集人数は各回先着20人。10人以上の団体は月・金・土曜日の開催も可能。申し込みは開催日2日前までに宇久井ビジターセンター内の自然塾運営協議会(電話0735・54・2510)まで。水曜日休館。

(2025年4月2日付紙面より)

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テープカットでフルオープンの節目を祝う一同=1日、串本町西向
地域 テープカットで節目祝う
ソラミルがフルオープン
串本町
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連合会
 串本町西向にある宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)で1日にオープニングセレモニーが挙行され、以降チケット制フロア「ロケットミュージアム」「スペースシアター」の開場が始まった。

 旧役場古座分庁舎のリノベーションにより整備された施設。同ホール設置条例に記載された構成のうち、星空ライブラリー(古座図書室)と古座サテライトオフィスはすでに開場されていて、この日は同フロアが指定管理事業者の株式会社ヒト・コミュニケーションズの運営により待望の開場へとこぎ着け、コミュニティールーム(全5室)の同条例に基づく運用も始まった。

 同セレモニーは同ホール内であり、田嶋勝正町長と来賓の鈴木幸夫・町議会議長と坂本善光・町教育長、日本宇宙少年団の小定弘和副事務局長とスペースワン株式会社の佐藤信政・スペースポート紀伊副所長、株式会社ヒト・コミュニケーションズの吉岡隆之取締役(西日本営業本部長)と岩淵区の南方孝之区長(町区長連合会副会長)がテープカットに臨んでフルオープンの節目を祝った。

 同フロアの指定管理期間は2028年3月末までの3年間。吉岡取締役は「見て、触れて、感じるというコンセプトをブラッシュアップしながら、地域はもちろん全国から足を運んでいただける施設にしていきたい。ロケットにもっと興味を持つブランディング活動やプロモーションに力を入れることで、最終的には地域の発展にもつながると思う。その入り口(=オープン)からしっかりと運営をしていきたい」と初動を預かる意気込みを語った。

 2日以降の同フロアの開場時間は午前9時~午後5時(チケット販売は午後4時まで)で、休館日は毎月第3水曜日(祝日の場合はその翌日)と12月31日~1月3日。チケットは大人1回利用券1000円など。詳細は公式ホームページ(https://soramiru.jp/)を参照。

(2025年4月2日付紙面より)

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