「第26回奥熊野いだ天ウルトラマラソン」(同実行委員会主催)が19日、那智勝浦町の山間部を舞台に開かれた。100㌔、80㌔、65㌔の3部門で、ランナーたちは自己への挑戦のためにコースへ繰り出した。
今大会は定員を上回る834人から応募があり、抽選で68人が外れ、最終エントリーは718人となった。
レースは午前5時、世界遺産・那智の滝前に集まった100㌔の部がスタートを切り、続けて80㌔、65㌔の部が各地点からスタートをした。
コース途中に配置されたエイドステーションでは、地元住民や県外のボランティアスタッフがランナーの走りを支えた。熊瀬川の茶がゆ、円満地公園のジビエ(鹿肉)の焼き肉、ゴルフ練習場のめはりずしと生搾りみかんジュースなど、各エイドが地元の食材や郷土料理でもてなした。
100㌔50歳以下の部で優勝したのは、神戸市から初参加した武田祐樹さん。8時間1分55秒の記録でゴールテープを切った。
武田さんは「優勝できるとは思っていなかった。8時間で走れて楽しかったし、素直にうれしい。坂が多くてきつかったが、次回も参加したい。自然が豊かできれいな景色を見ながら走れた」と振り返り「エイドではめはりずしが印象に残っている。前泊した際に食べておいしかったので、レース中も口にしました」と笑顔を見せた。
(2026年4月22日付紙面より)