2026年度本州四端首長交流会議が11日、串本町役場本庁舎であり母体「本州四端協議会」の今後の方向性を話し合うなどした。
この協議会は、本州最東端の岩手県宮古市、同最西端の山口県下関市、同最南端の和歌山県串本町、同最北端の青森県大間町が相互交流し、観光振興をはじめとする地域活性化を図る目的で結成。事業の一環で07年度から4市町が会場を持ち回る形で毎年実施しているのが同会議で、本年度は串本町が会場の巡りを受け他3市町の首長またはその代理人を迎えた。同町での実施は4年ぶり4回目となる。
当日は宮古市から中村尚道市長、下関市から大井裕子副市長、大間町から総務課の金澤秀人課長、串本町から田嶋勝正町長が出席した。田嶋町長が「私どもの市町はそれぞれ遠く離れた四端の地だが、このように一堂に会し直接顔を合わせて意見を交換できる場は貴重な機会だと思う。四端市町の絆をさらに深め、地域活性化に向けた新たな展開へとつなげる有意義な時間となることを祈念したい」と述べて、来町を歓迎した。
前半は同協議会事務局から本年度事業関係で本州四端踏破ラリーの実績(8月末で累計6174人・昨年は過去最多の659人が四端踏破を達成)と新規事業の関西圏PRや踏破者の口コミによる魅力発信を狙いとした企画「思い出投稿SNSハッシュタグキャンペーン」、次年度以降に展開する事業案6項目について説明を受け、首長やその代理人の立場で協議を重ねた。
後半は4市町それぞれに市勢・町勢報告をして質問や意見を受け、田嶋町長は防災関係で公共施設の高台移転や高速道路延伸の現況を報告し特に東日本大震災の経験がある宮古市の中村市長から意見を得るなどした。
会議後は橋杭岩や潮岬観光タワーの視察を経て望楼の芝へ赴き、3市町の首長らへ踏破証明書を交付し横断幕を掲げて記念撮影。以降、潮風の休憩所や南紀熊野ジオパークセンター、スペースポート紀伊や宇宙ふれあいホールSora―Miru(ソラミル)も視察した。
(2026年10月15日付紙面より)
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