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窓口業務に励む中村心優さん=18日、北山村観光協会
北山村英語教育の成果
地元16歳が外国人対応
観光協会で存在感を発揮

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北山中
 3月に北山村立北山中学校を卒業した中村心優さん(16)が、北山村観光協会で観光筏(いかだ)下り受け付けスタッフとしてアルバイト勤務している。北山村海外語学研修で培った英語力を生かして訪日外国人の対応を行うなど、地域観光を支える一員として存在感を発揮。北山中卒業生が同協会でアルバイト勤務するのは初めてという。

 北山村は2008年から独自に外国語指導助手(ALT)を配置し、保育所の頃から英語に親しんでもらう取り組みを行っている。その集大成として10年から海外語学研修をスタートし、ホームステイなどを行ってきた。一定の条件を満たした希望者は全額村費で参加できる。

 北山村で育った中村さんは幼少から英語に親しみ、同研修で昨年、2週間ほど米国のサンディエゴにホームステイ。「行くまではリスニングが苦手だったが、帰ってから力が上がり全然違うと感じた。ありがたい環境にいて、小さい頃から(英語を)やれているのがよかったと思った」と感謝を語る。

 現在は三重県立熊野青藍高校の1年生。同協会では5月のゴールデンウイークから働いている。基本は土曜日のみだが、夏休み中はほぼ毎日、1日8時間入る。「英語の応対で経験が生きていると感じている。アジア系の人は英語がうまく話せなかったりするが、身ぶり手ぶりや翻訳アプリも使って頑張ってコミュニケーションしている」と明かす。

 将来はブライダル業界に入りたいと考えており「そこで英語が生かせたら」と話す。後輩たちへのメッセージとして「北山村の英語を学べる環境はすごくいいと思う。積極的に英語を使い、分からないことがあれば身近にALTの先生もいるので、どんどん聞くべき」と述べる。

 同協会職員の田中有香さんは「英語はあまりしゃべれないので、中村さんに助けてもらっている。単語のやりとりではなく会話ができるので、相手にもより理解もしてもらえる。将来的に入ってくれると助かる」と期待を寄せた。

 なお、北山村の筏下りは近年、海外認知度が高まり、訪日外国人の予約が年々増加。昨年度は海外からの乗船者が全体の約10%を占め、本年度はさらに増加の見込みという。

(2026年7月22日付紙面より)


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両施設で相互販売されるオリジナルグッズ
地域 姉妹館提携きっかけに
オリジナルグッズ相互販売
くじらの博物館
 太地町立くじらの博物館は18日、昨年秋に姉妹館提携を締結した「おしかホエールランド」(宮城県石巻市)のオリジナルグッズの販売を開始した。入館してすぐ左側にある特設コーナーに2色のサーモボトルや尾びれステッカーなどが並んでいる。

 両施設はともに鯨類を専門としており、2025年11月1日にあった全国鯨フォーラムを契機に姉妹館提携を締結。活動を相互に推進し、鯨類資源の持続的利用や施設の発展に手を取り合っている。

 くじらの博物館での販売に対して、おしかホエールランドでは同館のオリジナルグッズを販売。フルカラートートバッグやフェイスタオル、マグカップなどが並ぶという。

 初めての取り組みで、同館は「両施設の学芸員が監修し、それぞれの施設の特徴が盛り込まれたオリジナルグッズを通じて、来館された皆さまに姉妹館施設についてより広く知っていただけたら」と呼びかけている。

(2026年7月22日付紙面より)

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河川敷に散乱するごみを集めた=18日、新宮市新宮
地域 172人が河川清掃に汗流す
新宮市、紀宝町でクリーンキャンペーン
国交省
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花火大会
矢渕中
 新宮市と紀宝町の熊野川河川敷で18日朝、「熊野川クリーンキャンペーン」があった。右岸の新宮市側は70人、左岸の紀宝町側は102人が参加し、河川清掃に汗を流した。

 国土交通省は毎年7月を「河川愛護月間」として定め、地域住民、市民団体、関係行政機関などと連携しながら、良好な河川環境の保全・再生への取り組みを進めている。

 熊野川では、国交省近畿地方整備局紀南河川国道事務所が2004年から両市町との協働でクリーンキャンペーン(河川清掃)を展開。雨天とコロナ禍に伴う中断を経て、今回で19回目となった。

  □     □

■新宮市

 新宮市側では、新熊野大橋付近に集まった参加者を前に、上田勝之市長と同事務所の田中雄三事務所長があいさつ。「8月は花火大会もある。きれいな河川敷で観覧できるよう、よろしくお願いします」「川が汚れると海も汚れる。川を愛する気持ちで、景観維持に協力いただければ」と語った。

 この後に参加者が約600㍍上流まで歩き、散乱するごみを集めた。

  □     □

■紀宝町

 紀宝町側は、町立矢渕中学校駐車場に集合。向井美樹也町長が「世界遺産の歴史を継承し、清流を維持、管理することが私たちの務め、皆さまのお力添えを」、同事務所の松本光一郎副所長は「活動を通じて川に慣れ親しんでいただきたい」とあいさつした。

 参加者は熊野川河口大橋付近の約200㍍間でごみ拾いに励んだ。

(2026年7月22日付紙面より)

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