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菓子まきでは子どもらが歓声を上げて手を伸ばした=29日、新宮市の高田グリーンランド雲取温泉
「さくらまつり」大盛況
高田グリーンランドで催し
隣接園地での花見姿も

 各種ステージや飲食出店などの催し「さくらまつり」が29日、新宮市の高田グリーンランド(GL)雲取温泉であった。さくらの会(林知恵利代表)の主催でこの時期の恒例、3回目を数える。市内外より親子連れなど多数が来場、ダンスの披露や軽食、菓子・餅まきなどを楽しんだ。

 昨年までは高田GL雲取温泉の指定管理者である株式会社さくらコーポレーションが主催していたが、代表を同じくする同会に代わった。ステージイベントのほか、謎を解くと抽選で人気ゲーム機が当たる小学生限定イベント、射的やヨーヨー釣りなども用意されていた。来場者には雲取温泉の無料券がプレゼントされた。飲食は唐揚げや焼きそば、おでんなどが出品されていた。

 開会に当たり、林代表があいさつ。「雨が少し心配だったが天気にも恵まれ、サクラ(の本格開花)ももう少しだが、さくらまつりにふさわしい日となった。企業やボランティアに支えられて運営している。子どもらに楽しんでもらえる企画も用意している。今日は最後まで楽しんで」と呼びかけた。

 上田勝之市長もあいさつした。「私も高田の手前の相賀の出身で、高田地区がにぎわうのをうれしく思う。今日は市内や近隣地域から集まった多くの人が、高田を知ってもらえたら。雲取温泉や滝巡りなどもある。多くの人が訪れていただければ」などと述べた。

 ステージイベントは、和太鼓やコーラス、フラやヒップホップのダンス、日本舞踊、よさこいなどが披露された。飲食は多くが家族や友人と談笑しつつ味わっていた。抽選で人気ゲーム機を当てた子どもは喜び歓声を上げた。温泉無料券プレゼントは行列ができていた。

 最後は子ども限定の菓子まき、大人も交えての餅まきで締めくくった。誰もが手を伸ばして笑顔を見せた。

 なお、会場に隣接する園地「薬草薬木園」はサクラが2分咲き程度になっていた。2月にベンチが寄贈されたこともあり、花見をしながら昼食を取る来場者が多く見られた。

(2026年3月31日付紙面より)


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花盛りを迎え見物を集める一枚岩前のソメイヨシノ=28日、古座川町相瀬
地域 一枚岩前ほぼ満開に達す
ソメイヨシノの開花進む
古座川町
 古座川本流域に根付くサクラ「ソメイヨシノ」が開花時期を迎え、その観賞がにわかなにぎわいを見せている。

 町内ではカワヅザクラ、クマノザクラ、雅桜に続いて開花時期を迎えるソメイヨシノ。県南部唯一の日本さくら名所100選選定地・七川ダム湖畔を筆頭に複数のスポットがあり、開花時期には町内外から花見客が集まるところとなっている。

 週末の28日は相瀬にある国指定天然記念物・一枚岩前が三分咲き~散り始め、株の過半数が満開に達し、既設の駐車場が断続的に満車となる勢いで見物を集めた。この日は夜半に古座川ライトアップウイークエンドも実施され、有志コンサートも呼び水となり夜桜の鑑賞も集めた。

 少し上流にある蔵土(くろづ)多目的広場の桜並木は咲き始め~七分咲き、さらに上流の三尾川(みとがわ)や七川ダム下流は咲き始め~五分咲き、大御所の七川ダム湖畔は上流域で咲き進んでいたものの、ちょうちんが飾られ古座川桜フェア会場がある国道371号佐田警察官駐在所前~桜の広場間は一部の株を除いておおむねちらほら咲き~三分咲き。この区間にある旧夏目商店を事業所とする七川ふるさとづくり協議会の下山隆正会長らはどうしてこの場所だけ遅れているのかが分からないと首をかしげつつ、予想より開花が進んでいないが予定通り飲食提供をして訪れた花見客の歓迎に励んだ。

 三尾川より上流域は、古座川桜フェアの最終となる次の週末まで開花時期が続く状況が期待される状況となっている。

(2026年3月31日付紙面より)

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講話を聞いて認知症への理解を深めた=28日、那智勝浦町の太田小学校体育館
地域 認知症講話や江戸芸楽しむ
太田地区老連が記念講演
那智勝浦町
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連合会
太田小
 那智勝浦町の太田地区老人クラブ連合会(石橋徹一会長)は28日、太田小学校体育館で「第4回太田地区老人クラブ記念講演」を開催。けんゆうクリニック(串本町)所長で脳神経外科医の中村善也さんが「認知症の予防について」をテーマに、症状や予防法などを語った。

 開始に当たって、石橋会長があいさつ。老人クラブは健康・友愛・福祉の3本柱を基に活動しているが、どこのクラブも高齢化によって会員数が減少し、規模縮小を余儀なくされている現状に危機感。「町全体の高齢化率は44・3%ですが、太田地区では5年前から人口が千人を下回り、今では51・2%が高齢者。私たちの目標は、元気で長生きであること。認知症は高齢者の5人に1人がなるといわれており、予防が大切」と話した。

 講演では、中村所長が認知症の症状について、日常生活に支障を来すほどの記憶力や思考力の低下などが該当すると説明した。

 認知症は、脳神経の働きが低下して起こる「中核症状」と、中核症状によって引き起こされる「周辺症状」の二つにタイプ分けされる。特に、中核症状には認知症の代表的な「記憶障害」(物事を覚えること自体ができなくなる)、「実行機能障害」(作業の同時進行が難しくなる)といった症状が該当する。認知症の中で最も多いのが「アルツハイマー型」と呼ばれる、脳が萎縮する症状で、多くの場合が「物忘れ」から自覚するという。

 認知症を予防するためのポイントとして、中村所長は▽栄養バランスの良い食生活▽適度な運動▽喫煙、飲酒を控える▽生活習慣病(糖尿病、高血圧、肥満など)の予防、早期発見・治療▽柔和な人間関係づくり―などを提示。「効果的なのは散歩。歌いながらや走っている車のナンバーの足し算をしながら歩くと頭の体操にもなる」と語った。

 講演後は「江戸芸かっぽれ芳紀会」や民謡サークル「三味線ちどり会」が踊りを披露し、会場を盛り上げた。

(2026年3月31日付紙面より)

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