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防災の講演に耳を傾け意識を高めた=15日、新宮市の丹鶴体育館
講演通して知識深める
丹鶴公民分館が防災訓練
新宮市


 新宮市の丹鶴公民分館(西孝分館長)の主催による、丹鶴地区防災訓練が15日、丹鶴体育館であった。約100人が参加。市職員による防災の出前講座で知識を深めたほか、消火器の取り扱いを体験した。

 開会に当たり、西分館長があいさつ。「当地方では近年、水害はあるが地震は長い期間起こっていない。地震への意識が薄れかけてきている。今日は防災の基本を学び、家の備えもこの機会に見直してほしい」と呼びかけた。

 上田勝之市長もあいさつした。「災害はいつ起こるか分からない。意識を高め減災に努め、命を守る行動を」と語った。

 市防災対策の丸山義満さんが「南海トラフ巨地震への対応」を演題に講演した。東海・東南海・南海地震とその3連動地震、南海トラフ巨地震の違いを説明した上で、南海トラフ巨地震について「想定外を想定したもの。確率は1000年に1度程度で、歴史上起こったことはない」と述べた。

 「30年以内に南海トラフ巨地震が起こると思っている人もいる」と指摘。「必ずしもそうではない。地震は正しく知って正しく恐れることが重要。必要以上に大きく考えて諦めるのはよくない」と伝えた。

 ハザードマップの見方を解説した。大津波警報について「(放送で)対象地域を読み上げている時間がない。ハザードマップで確認して事前把握を」と求めた。5段階の避難情報を示し「高齢者等避難か避難指示で避難を」と力を込めた。

 講演の終了後は、市消防団丹鶴分団の指導による消火器取り扱いの体験もあった。参加者が訓練用の水消火器を使って的に向かい放水、万一の火災に備えた。

(2026年3月17日付紙面より)


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近大新宮吹奏楽部と合奏する梶原徹也さん=15日、熊野速玉大社
学校 ブルーハーツの元ドラム
近大新宮吹奏楽部と演奏
熊野速玉大社
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熊野速玉大社
 元ザ・ブルーハーツのドラマーの梶原徹也さん(62)と近大新宮吹奏楽部(大植心晴部長)による奉納演奏が15日、熊野速玉大社(上野顯宮司)であった。同バンドの往年の名曲などを合奏し、多くのファンや参拝者を沸かせた。

 両者の同大社での奉納演奏は3回目となる。同部は中高生17人が参加した。正式参拝の後、拝殿前で演奏した。まずは同部単独での人気アニメ主題歌で開幕。続いて梶原さんが登場し、迫力のドラムソロを披露した。

 この後、同部の定番であるスイング・ジャズの名曲や、同バンドの大ヒット曲「TRAIN―TRAIN」「情熱の薔薇」を合奏。観客は口ずさみ拍手喝采し、アンコールも飛び出した。

 梶原さんは「(同部の)子どもらは短い時間で練習してくれ、昨日のリハの時点で涙が出そうだった。こういう機会を持てて支援をいただき、ありがとう、感謝します」と話した。

 高2の大植部長は「ブルーハーツはあまり聞いたことがなかったけど、関わりができて聞くようになった。普段はこういう機会は少ないので、部員も楽しみにしていた。プロの演奏は自分らにはない迫力と熱を感じて、いい機会になった」と語った。

(2026年3月17日付紙面より)

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津波を知らせるサイレンを聞き住民らが避難した=15日、新宮市の三輪崎八幡神社
地域 サイレン合図に住民一斉
三輪崎区が津波避難訓練
新宮市
 新宮市の三輪崎区は15日、津波を想定した避難訓練を実施した。約250人が参加、サイレンを合図に地区内6カ所の一時避難場所へと急いだ。

 地区内のみサイレンを鳴らし、住民が自宅から避難した。▽三輪崎小学校▽光洋中学校▽三輪崎墓地▽三輪崎八幡神社熊野荒坂津神社▽夏山組従業員寮―のいずれか、近い場所へと急いだ。

 各会場では、地区の役員や市消防団三輪崎分団が協力し、道中の安全確認や点呼を行った。三輪崎八幡神社には約60人が避難した。役員は三輪崎会館に設けた本部に避難者数を連絡。参加者には携帯トイレや防寒・防風のアルミシート、非常食、ハザードマップなどを手渡した。

 この後に三輪崎会館で、市消防本部による心肺蘇生法と自動体外式除細動器(AED)使用法の講習、市消防団三輪崎分団によるミニ消火栓を使った放水訓練を行った。会場では防災備蓄品や避難所資機材も展示した。

 仲西博光区長は、津波の際は家族であっても各自てんでんばらばらに逃げるべきとの教えを表す「津波てんでんこ」に言及。「高齢者の歩調に合わせて歩き避難する姿があったが、本来は子どもらは先に。各自が自分の命は自分で守る意識を持ってほしい」と語った。

 また、災害時は避難路沿いのブロック塀や老朽家屋の倒壊も考えられることから「このような機会にそれら恐れがある場所も確認しておいてほしい」と述べた。

(2026年3月17日付紙面より)

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