続日本100名城に選定されている国史跡指定「新宮城」の城カードが人気を集めている。城ブームの後押しなどもあり、販売が始まった3月は110枚が売れた。
新宮市観光協会でしか購入できないとあって、カード目当ての来訪もあるなど、観光客増加に一役買っている。カードは1枚350円。表面は新宮城跡のサクラ、裏面は城の歴史や概要などを紹介している。
城カードは、続100名城を選定した日本城郭協会が「優れた文化財・史跡」「著名な歴史の舞台」「時代・地域の代表」であることを基に選定。2017年から始まり、現在、大和郡山城、小牧山城など全国各地の名城が選ばれている。
市観光協会は本年度、「観光客の滞在時間増加」を目標に掲げ、熊野速玉大社や神倉神社以外のさまざまなスポットを知ってもらうため、新宮巡りコースなどを提案。レンタルサイクルツーリズムにも引き続き力を入れ、市内を散策してもらえるよう努めている。
昨年度は市と協力して、大阪・関西万博会場やJR大阪駅などで新宮市のPR活動にも力を入れた。万博需要もあって新宮・瀞峡に121万85人の観光客が訪れ、前年度より13万1567人増加した。日帰り客が104万9150人で約13%、宿泊客が16万935人で約7%それぞれ上昇した。万博は終幕したが、本年度はさらなる増加に向けて取り組みを進めている。
(2026年4月17日付紙面より)
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