串本町立橋杭小学校(岡㟢昌美校長、児童21人)で15日、コンサート「お出かけ音楽会」があり全校児童教職員がプロによる生演奏に親しむ機会を得た。
この音楽会は県と一般財団法人和歌山県文化振興財団が主催。県文化振興事業の一環で、感受性が豊かな幼少期の園児、児童、生徒へ生の音楽に触れる機会を届けて想像力や創造力、情操の育成を図り、ひいては将来の文化活動の担い手づくりを目的として県内の小学校、幼稚園・保育所(園)、特別支援学校を対象にして順次開いている。
実施は依頼制となっていて、本年度は163件の依頼があり実施の限界を見据えた選考により61施設で開く計画となっている。橋杭小は串本小との統合により次年度からくしもと小学校(仮称)となることが決まっていて、児童の思い出づくりという観点で依頼。無事に実施先の一つに選ばれ、この日開かれるに至った。
この日来校したのは連弾グループAire+(アイレプラス)の滝浪ゆかり代表、細尾和代さん、吉田紗知さんで、3人ともピアノ奏者。橋杭小は全校児童教職員で鑑賞するとして来校を歓迎し、3人は連弾や6手連弾、フルートや太鼓やトライアングル、トーンチャイムとピアノ以外の楽器も使って児童が聞き覚えのある楽曲やその変奏曲を中心にして奏でた。半ばでは澄んだ音色が響くトーンチャイムに触れる体験も。終盤では児童が踊れるという前情報を受けて滝浪代表が練習した楽曲「リビング・イン・カラー」を披露し、1年生は手拍子、4~6年生は振り付けを思い出し演奏に合わせて踊るなどして音楽を楽しんだ。
児童は「知っているアニメの曲がたくさんあって楽しかった」「いろいろな曲を弾けるのはすごいなと思った」「今日の音楽会は楽しくてわくわくした」と感想を伝えて実施に感謝した。同財団によると、この日は橋杭小とともに台風6号の影響で延期になっていた社会福祉法人杉の子会上野山こども園でもお出かけ音楽会を実施したという。
(2026年6月19日付紙面より)
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