串本町が4日、町文化センターで「串本カイロスロケット体操」の完成披露イベントを実施した。会場には定員いっぱいの300人(町発表)が来場。振り付けの紹介を受けて体験し、普及への弾みをつけるなどした。
初号機、2号機の打ち上げを経てカイロスロケットが重要な資源となりつつある中、町は子どもから高齢者まで幅広く町民がロケットに親しみを持つ一機会としてこの体操の普及を着想し、制作を進めてきた。
元NHK体操のお兄さん・佐藤弘道さんに監修を依頼し、振り付けは県出身の元体操日本代表・田中理恵さんが担当。中川美穂さん作詞、後藤郁夫さん作編曲の楽曲を佐藤さんが歌い、田中さんが振り付けを当てて仕上げた。お披露目の前に町内の協力者へ先行紹介してプロモーションビデオも制作。満を持してこの日の完成披露へとこぎ着けた。
制作の目的は町内の機運醸成と町民の健康増進や福祉向上。町を代表して平井治司副町長が「3号機まで成功には至っていないが、混雑やトラブルなく運営できているのは町民の皆さんが応援してくれているおかげ。4号機は必ず成功していただきたいという願いを込め、今日は歌と体操で応援していきたい」とあいさつし、ゲストとして招いた佐藤さん、田中さんに感謝した。序盤は佐藤さんと田中さんによるトークショーで、2人は穏やかなハイテンポの楽曲だが子どもからシニアまで3~4世代が一緒に、そして座位でもできる体操を目指したと自負。中盤はメイキングビデオとプロモーションビデオ(PV)を上映して制作風景を紹介し、終盤はPVの協力者らをステージへ誘い、ダンスチーム「LuckyClover」のメンバーにリードの協力を得つつ全員でこの体操を体験した。
このイベントの背景には将来にわたりカイロスロケットを力強く応援していくという思いが込められていて、町企画課ロケット推進室によると今後は町内のこども園や小学校へ活用を希望し、近日中に映像教材などを動画投稿サイトへ上げ町公式ホームページ経由で視聴できるようにして他の世代も親しめる状況づくりを目指すという。
(2026年4月7日付紙面より)
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