7月に運行を開始した、JR西日本の観光長距離列車「WEST EXPRESS 銀河」の紀南コースが9月30日、最終運行を迎えた。今シーズンの乗車数は約3700人で、乗車率も昨シーズン同様に高く90%超に達した。
銀河の紀南コースは、京都・大阪から新宮が夜行、新宮から大阪・京都が昼行の特急列車で、運行は6年連続の6回目。車両は6両編成で、今回は24往復だった。
JR西日本は高い乗車率達成の要因を▽天候に恵まれ運休なし▽運行期間が夏休みと合致▽地元の観光関係者のおもてなし充実が好評▽リピーターが増加―などと分析している。乗車客の外国人割合は不明だが、車内の自由記入帳に外国語の書き込みが多いこと、会話に多言語が確認できることから、一定数がいると考えている。
最終日はJR西日本とWEST EXPRESS 銀河受入協議会(上田勝之会長=新宮市長)がJR新宮駅で、おもてなしイベントを実施した。▽上田会長▽JR西日本和歌山支社の富澤五月支社長▽北山村の泉清久村長▽和歌山県東牟婁振興局の米田拓司局長―のほか、蓬莱・佐野保育所の園児37人などが参加した。出発に際しホームで乗客に手を振り見送った。
上田会長は「今年も無事に最終日を迎えた。多くの方に乗車いただき、紀南を楽しんでいただけたことに対し、関係者に感謝したい。銀河の乗り入れはありがたい。引き合いも多いと思うが、次年度も引き続き紀南コースに来ていただけるように要望したい」と話した。
富澤支社長は「多くの方に紀南に足を運んでいただけたのは、地域や自治体の支援があったのが大きい。来年もぜひとの強い要望を頂いた。引き合いは多いが、社内で調整したい」と述べた。
(2026年10月2日付紙面より)