新宮市と株式会社オークワ(大桑弘嗣代表取締役社長)は28日、包括連携協定を締結した。今後はまちづくりや子育て支援、防災などで相互に連携、協力し、市民サービスの向上や地域活性化を目指す。
包括連携協定は、地域が抱えるさまざまな課題について、自治体と民間企業などが双方の強みを生かし、課題解決に向けて連携していく取り組み。オークワは新宮市創業で現在は和歌山市に本社があり、近畿や東海でスーパーマーケット事業を展開している。包括連携協定の締結は、市は今回で9件目。オークワは創業地で育ててもらった感謝から、市を1件目に選んだ。
協定内容は▽子育て支援・教育の推進▽市民福祉・健康増進▽地域の安心・安全▽地域資源および地場産品の活用促進▽まちづくりの推進▽市政の情報発信▽その他、地域の活性化および市民サービス向上―に関すること。新宮市役所であった締結式には上田勝之市長や大桑社長などが出席し、両者が署名した。
上田市長はあいさつで「これまでも災害時の生活物資供給をはじめ、防災分野で協力いただいてきた。協定はこれらを土台として、幅広い分野へと協力を広げる新たな一歩。協定を契機に地域の未来を見据え、持続可能なまちづくりに取り組みたい」と語った。
大桑社長は「協定締結は身が引き締まる思い。151店舗を展開しているが、その原点は新宮市にあり、育てていただいた感謝と思い入れがある。市から買い物支援策と地域の見守りネットワークを広げたい。地域と共に歩む使命を原点の地で胸に刻み、市の未来づくりに全力で貢献する所存」と力を込めた。
(2026年8月30日付紙面より)
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