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アジア大会の出場が決まった松實大地さん(右)とフリースタイル57㌔級で3位を獲得した佐野叶和さん=3日、新宮市の新宮高校レスリング場
松實大地さんが日本代表に
レスリングU15アジア大会

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 新宮ジュニアレスリングクラブ(中川真一代表)出身で、今春、新宮市立緑丘中学校を卒業した松實大地さん(和歌山北高1年)が、東京都で3月に開催された「JOCジュニアオリンピックカップU15全日本レスリング選手権大会」のフリースタイル52㌔級で初優勝。6月にタイで開催される「レスリングU15アジア選手権大会」への出場が決まり、「小学生からの夢がかなった。すごくうれしい。メンタル強化に努めて、アジア大会では最低でもメダルを持って帰りたい」と抱負を語った。

 アジア選手権で新宮ジュニアは、2024年に松實さんの兄、海斗さん・陸斗さん(ともに国士舘大学1年)が銅メダル、25年に廣里瑚朱さん(城南中3年)が銀メダルを獲得。今回、3年連続でアジア大会日本代表を輩出し、松實さん自身も兄たちに続く国際大会出場となる。

 同学年の選手がU17のカテゴリーに進む中、早生まれの松實さんはU15の参戦となった。試合は1回戦を30秒足らずで10―0と10点差をつけテクニカルスペリオリティーの勝利、2回戦も1分30秒でフォール勝ちを収めるなど、圧倒的な展開で決勝へ。決勝戦では得点こそ許したが、12―2のテクニカルスペリオリティーで勝利した。

 強豪の和歌山北高校で寮生活を送る松實さん。3日には、これまで練習を続けてきた新宮高校レスリング場を訪問。「相手は全員1学年下で有利な条件だったけど、その分負けられないという重圧もあった」と全日本選手権前の心境を語った。

 「思い通りの試合はできていたけど、決勝では『ここで負けたらアジアに行けない』という気持ちが勝ってしまって、足が思うように動かなくなっていた。好きな音楽を聞いて心を落ち着かせて試合に臨んだ」と大一番の前の重圧を振り返った。

 今大会では廣里さんがフリースタイル48㌔級で2位、緑丘中出身の佐野叶和さん(福島県立ふたば未来学園高1)が同57㌔級で3位を獲得。日本レスリング協会の選考次第では、2人にもアジアへの道が開かれる可能性があるという。

(2026年4月7日付紙面より)


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完成した串本カイロスロケット体操を体験し今後の普及に弾みをつける=4日、串本町文化センター
地域 カイロスの体操お披露目
今後の普及に弾みつける
串本町
 串本町が4日、町文化センターで「串本カイロスロケット体操」の完成披露イベントを実施した。会場には定員いっぱいの300人(町発表)が来場。振り付けの紹介を受けて体験し、普及への弾みをつけるなどした。

 初号機、2号機の打ち上げを経てカイロスロケットが重要な資源となりつつある中、町は子どもから高齢者まで幅広く町民がロケットに親しみを持つ一機会としてこの体操の普及を着想し、制作を進めてきた。

 元NHK体操のお兄さん・佐藤弘道さんに監修を依頼し、振り付けは県出身の元体操日本代表・田中理恵さんが担当。中川美穂さん作詞、後藤郁夫さん作編曲の楽曲を佐藤さんが歌い、田中さんが振り付けを当てて仕上げた。お披露目の前に町内の協力者へ先行紹介してプロモーションビデオも制作。満を持してこの日の完成披露へとこぎ着けた。

 制作の目的は町内の機運醸成と町民の健康増進や福祉向上。町を代表して平井治司副町長が「3号機まで成功には至っていないが、混雑やトラブルなく運営できているのは町民の皆さんが応援してくれているおかげ。4号機は必ず成功していただきたいという願いを込め、今日は歌と体操で応援していきたい」とあいさつし、ゲストとして招いた佐藤さん、田中さんに感謝した。序盤は佐藤さんと田中さんによるトークショーで、2人は穏やかなハイテンポの楽曲だが子どもからシニアまで3~4世代が一緒に、そして座位でもできる体操を目指したと自負。中盤はメイキングビデオとプロモーションビデオ(PV)を上映して制作風景を紹介し、終盤はPVの協力者らをステージへ誘い、ダンスチーム「LuckyClover」のメンバーにリードの協力を得つつ全員でこの体操を体験した。

 このイベントの背景には将来にわたりカイロスロケットを力強く応援していくという思いが込められていて、町企画課ロケット推進室によると今後は町内のこども園や小学校へ活用を希望し、近日中に映像教材などを動画投稿サイトへ上げ町公式ホームページ経由で視聴できるようにして他の世代も親しめる状況づくりを目指すという。

(2026年4月7日付紙面より)

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交通事故のない社会を目指すと確認した=6日、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店
地域 事故のない安心な社会を
交通安全運動の決起集会
新宮市
 春の全国交通安全運動の初日となる6日、新宮市交通事故をなくする市民運動推進協議会(上田勝之会長=新宮市長)は新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店で、決起集会と街頭啓発を行った。春夏秋冬の交通安全運動週間のたびに開いている。同協議会をはじめ、新宮警察署や関係団体から約50人が参加。協力して安全安心な社会の実現を目指すことを確認した。

 開会に当たり、上田会長があいさつ。今回の運動期間の重点目標を紹介した上で「交通ルールとマナーの順守を訴え、広報や啓発を行っていく。私どもの願いが多くの方に伝わり、交通事故のない安全で安心して暮らせる新宮市になるよう、ご協力をお願いします」と呼びかけた。

 続いてあいさつした米田拓司和歌山県東牟婁振興局長は「高齢者の事故が多いと聞いている。高齢者の交通安全に重点的に取り組んでいただければ。自転車の規制も厳しくなったので、その点も含めて協力をお願いできれば」と語った。

 橋本健輔新宮警察署長もあいさつした。自転車の反則通告制度が1日から始まったことに言及し「署としては安全講習や指導取り締まりを通じて、ルール順守を推進していきたい。地域や職場での機運醸成をお願いします」と述べた。

 特別ゲストで参加した、漫画家のマエオカテツヤさんによる安全講話もあった。自身の経験や家族の交通事故体験などを紹介し「(自動車は)ゆとりを持って運転を」とまとめた。

 この後、街頭啓発を実施。買い物客に啓発物資を手渡し、交通事故への注意を喚起した。

 今回の運動期間は15日(水)まで。重点目標は▽通学路・生活道路におけるこどもを始めとする歩行者の安全確保▽「ながらスマホ」の根絶や歩行者優先等の安全運転意識の向上▽自転車・特定小型原動機付自転車の交通ルールの理解・遵守(じゅんしゅ)の徹底―となっている。

(2026年4月7日付紙面より)

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