緑丘中学校・
城南中学校統合検討委員会(板谷貴史委員長、19人)の会議が1日、新宮市役所別館であった。委員14人が参加。当局より両校が統合して来年4月に誕生する「
新宮中学校」の校章デザインが決定したことなどの報告を受け、意見を交わした。
委員会は両校統合に関する協議のため、校長や育友会などの関係者で組織し、当局に意見を伝えていた。校章デザインは先に決定していたが、委員会へのお披露目はこの日が初めてだった。
新校章は両校の校章と市章を組み合わせ再構成したもの。「千穂ヶ峰」をイメージした三角形を背景とし、「王子ヶ浜」を波で表現した。
熊野速玉大社の御神木である梛(なぎ)の葉もあしらった。
「
新宮中」の文字は柔らかく現代的なフォントを使用。和歌山県立
新宮高校との差別化を図るため「中」の文字を強調している。色はスクールカラーの朱色をメインに、佐藤春夫の詩にある「空青し 山青し 海青し」から連想した青色を配した。
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■通学路の安全で意見
他にも当局からさまざまな報告があり、委員が意見を伝えた。交通面に対して「(統合で)王子や蓬莱から生徒が集まる。車が危ない、対策を。学校の周りも狭い」と訴えた。当局は、ハード面の対策は難易度が高いとし「ソフト面を検討して対応したい」と応じた。
中東情勢で塗料が品薄との報道があることから、統合に向けて進行中の
緑丘中校舎改修工事について「状況は」と確認。当局は「今のところ予定通り。一部資材で調達が難しい物が出ているが、入荷のめどは立っており、工期は問題ないとのこと」と明かした。
校舎に外部侵入を見張る防犯カメラを設置予定と聞き「通学路にも付けてほしい。夜間のライトもほしい」と求めた。
統合後の
城南中の跡地利用について「何か報告できることは」と質問。当局は「庁内で検討を進めているが、報告できる段階ではないと聞いている。もう少しお待ちを」と述べた。
(2026年6月3日付紙面より)