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知事感謝状を受け取った大江清一さん=3日、那智勝浦町中里の大江さんの自宅で
区長連合会長として尽力
大江清一さんに知事感謝状
那智勝浦町
 和歌山県は現在、2026年度退任自治会長に対する知事感謝状の贈呈を実施している。東牟婁振興局管内では8人が対象。3日は那智勝浦町中里の元町区長連合会長で元中里区長の大江清一さん(78)らを訪ね、感謝状を手渡して長年の地域振興への尽力をねぎらった。

 大江さんは町区長連合会長を2018(平成30)年5月30日から21(令和3)年5月28日まで、中里区長を12(平成24)年1月1日から24(令和6)年4月1日まで務めた。現在は「湯川田原間道路建設促進協議会」と「NPO太田の郷」で会長を務めており、地域活性化に尽力している。

 元新宮市職員で、1973(昭和48)年から2010(平成22)年まで勤めた。紀伊半島水害の1年後に中里区長になり、地域の復興に奔走した。水害で多くの農家が耕作を放棄した中、大江さんはセイタカアワダチソウの生い茂る休耕田を復活させ、現在は4・5町の田んぼを持ち、米作りに励んでいるという。

 東牟婁振興局地域づくり部の小西秀彰副部長と馬場淳也さんが大江さんを訪ね、宮﨑泉県知事からの感謝状を手渡した。

 宮﨑知事とも面識のある大江さんは、今年6月に日本上陸した台風で大雨が降った際、宮﨑知事から心配の電話をもらったというエピソードを紹介。「気にかけてくれてありがたかった」と語った。

 小西副部長が「地域のためにご尽力いただいた」と感謝状を贈ると、大江さんは「妻や家族にもずいぶん迷惑をかけた」と謙遜した。

(2026年9月9日付紙面より)



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苅屋企世子会長(右端)より手ほどきを受け実践=6日、新宮市の蜂伏会館
地域 児童が生け花を学ぶ
伝統文化の教室始まる
新宮市
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三輪崎小
 華道家元池坊 和の心「珠蒼(しゅそう)の会」の主催による「新宮市こどもいけばな教室」と、ききょう会の主催による「新宮市こどもきもの教室」が6日、新宮市の蜂伏会館で始まった。どちらも文化庁伝統文化親子教室事業として毎年実施しており、今回は5回の稽古と発表会を予定。子どもらが講師に教わり、懸命に取り組んだ。

 この日のいけばな教室は、多数の児童が参加。同会の苅屋企世子会長が講師を務めた。児童の机には花器と剣山とはさみが置かれ、花材は▽リンドウ▽ガーベラ▽セダム▽デンファレ▽モンステラ―が用意されていた。苅屋さんは、生け花は約550年の歴史があることを紹介。「今日はしっかりと学んで」と呼びかけた。

 児童らは「水切り」をはじめとした生け花の基本を教わった後、早速実践。全体の配置やバランスを考えながら茎の余分な部分を切り、剣山に挿した。苅屋さんは各机を回り、より良い生け方を助言。児童らは参考に、自分だけの作品作りに励んでいた。

 三輪崎小4年の奥香琳さんは「生け花は初めて。配置などがちょっと難しかったけど楽しかった。けっこういいと思えるのができた。家の玄関に飾りたい」と話した。

 なお、完成した全作品はインターネット花展に応募するため、会員が撮影。その後に剣山から外し、各自が持ち帰った。

(2026年9月9日付紙面より)

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食生活改善推進員の養成講座=7日、新宮市こども家庭センター
地域 食に関する知識深める
食生活改善推進員養成講座
新宮市
 新宮市食生活改善推進協議会は7日、推進員の養成講座を市こども家庭センターで開いた。コロナ禍で長く見送られていたため、数年ぶりの開催で、新しく3人が会員と共に受講し、食に関する知識を深めた。

 同会は地域における食生活改善の実践活動を組織的に推進し、住民の健康増進のために寄与することを目的としたボランティア団体。養成講座を修了した推進員で構成しており、今は23人が活動している。

 あいさつした巽幸代会長は「皆さん、お忙しい中、受講していただき、ありがとうございます。みんなで楽しく頑張っていきたいと思います」と伝えた。子育て推進課母子保健係長の櫻井康啓さんは第3次新宮市健康づくり計画「一笑健康しんぐう」を紹介し、食を通した健康づくり活動への協力を呼びかけた。

 この日は第1回で、全8回程度の開催を予定している。このうち4回以上を受講すると、推進員として活動することができる。

 栄養士の榎本ゆり子さんが講師を務め、食中毒についてや、製品の安全性を確保する衛生管理の手法「HACCP(ハサップ)」をテーマに講話した。食中毒の分類や発生事件数、患者数、感染経路などを解説。予防するための効果的な対策は菌などを付けないこと、増やさないこと、やっつけることで、手洗いや、食品の中心部までの十分な加熱、調理器具の清潔を保つことなどを徹底するよう呼びかけた。

 ノロウイルスは食品中ではなく、人の腸管内で増殖するとし、感染した人が十分に手洗いせずに調理して食品を汚染したり、ウイルスを取り込んだ二枚貝を十分に加熱せずに食べたり、感染した人の嘔吐(おうと)物や便の処理が適切でないことで空気中に舞い上がったりして感染することを説明した。

 ノロウイルス感染症から回復しても1~2週間から1カ月は便からウイルスを排出し続けることがあるとし「感染を広げないため、下痢や嘔吐をしている時は絶対に調理しないことが大事」と伝えた。適切な嘔吐物の処理方法についても実演しながら紹介した。

(2026年9月9日付紙面より)

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