串本町古座にある古座神社(石田保宮司)の例大祭が26日に宵宮、27日に本祭を迎えた。古座区(片山諭区長)が主奉仕して信仰を注ぎ、神楽「浦安の舞」や「御舟謠(みふねうた)」の奉奏、獅子神楽の奉納もありにぎわいを見せた。
同神社は現在、旧暦8月15日に近い日曜日を本祭日と位置付けて例大祭を執り行っていて、宵宮から本祭にかけて神事とともに前述した奉奏や奉納が行われている。
26日は午後7時から宵宮祭が執り行われ、祝詞の奏上に続き一人が体調を崩して断念したものの沖彩楓さんと寺岡菫さん(共に古座小4年)が練習した神楽「浦安の舞」を奉奏。代表参列一同で玉串をささげた後に御舟謠保存会「河内(こうち)会」(浅利隆志会長)が「出し」「皇帝」の2曲を奉奏した。
境内では宮上りをした古座青年会(和泉大介会長)と古座獅子会(平井治司会長)が本殿、河内神社、樫野の網代(あじろ)へ向け獅子神楽を奉納した。
27日は午前10時から大前の儀を執行。神楽「浦安の舞」の奉奏を交えて祭神への礼を尽くし、神事後は社務所内で獅子神楽が奉納された。
例大祭に連動して25日は和歌山東漁業協同組合古座支所(杉本武雄支所長)が午後7時から境内社・住吉神社の例祭に奉仕。27日は後に古座青年会と古座獅子会が九龍島(くろしま)神社の例祭(遥拝〈ようはい〉神事)に奉仕し、これら例祭でも獅子神楽が奉納された。本殿へ上がる参道は急勾配で石段も不安定なため今年も開放せず、鈴門からの遥拝にとどめた。
(2026年9月29日付紙面より)
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