近畿大学附属新宮高校メディア部(中村幸幹部長)が製作した、那智勝浦町をPRする動画「なちかつ物語」がこのほど「第8回全国動画クリエイト甲子園」(旧YouTube甲子園)の「地域コラボ部門」で初入選した。動画作りに携わった部員が25日、堀順一郎町長を表敬訪問し、結果を報告した。
動画クリエイト甲子園は、全国の中高生が学校や地域、社会の魅力を動画で表現する舞台として開催。地域コラボ、学校コラボ、企業コラボの3部門で動画を募った。メディア部が入選した地域コラボ部門には178件の応募があり、58件が1次審査を通過。「なちかつ物語」は最終審査まで進出し、金・銀・銅賞、特別賞の次に当たる入選作品に選ばれた。
「なちかつ物語」は通学途中の南条優月さん(2年)が偶然、小阪の棚田で「マグロの神」に遭遇。「海に帰してほしい」と頼まれ、世界遺産・那智の滝や熊野古道・大門坂、にぎわい市場、旧浦神小学校のロケット発射見学場などを全力疾走。最後は勝浦の海に帰してあげるという内容。
動画は2年生部員6人で製作した。南条さんが主演を務め、中村部長、井戸沙也加さん、今町夏絆さん、斎藤はなさん、坂野里紗さんが、編集、音声、撮影など役割分担。地域活性化起業人として町と連携している平田昌史さん(株式会社NeoRealX)からアドバイスを受けて完成させた。
初参加だった前回は1次審査を通過できなかったが、2回目にして最終審査(ファイナリスト)にあと一歩に迫った。
部員全員で相談してロケの場所を決め、さまざまな課題を乗り越え、昨年11月に1日がかりで撮影した。数時間にわたるデータを編集し、町の名所を2分30秒に凝縮させた。
入選作品に選ばれたことについて、南条さんは「頑張って走ってよかった。次回はファイナリストに残りたい」と話した。
動画を見た堀町長は、町の魅力が詰まった素晴らしい動画だと賛辞を贈り「経験を生かし、次はファイナリストに」とエールを送った。
今回の作品は、動画投稿サイト「ユーチューブ」で「なちかつ物語」で検索すると視聴できる。
(2026年3月27日付紙面より)
もっと見る
折たたむ
別窓で見る