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2020年09月26日
1 高齢者のための公共交通を
 交通事故抑止目的に意見交換会  (新宮警察署 )

 秋の全国交通安全運動期間(21~30日)中の24日、新宮警察署(小畑博昭署長)で交通事故抑止を目的とした公共交通機関などとの「意見交換会」があった。新宮市、那智勝浦町、太地町、北山村、田辺市本宮町の各自治体や管内のバス・タクシー会社、同署、県警本部など21人が出席。高齢ドライバーの交通事故を抑止するために意見を出し合った。

 意見交換会は、高齢ドライバーの交通事故を抑止するため、市町村の公共交通担当者、バス・タクシー会社の担当者が、高齢者が生活しやすい公共交通について話し合う機会とするもので、初めての開催となった。

 和歌山県内では、18年連続で人身事故件数が減少しているものの、高齢ドライバーの交通事故発生率の割合は減少に至っていないという。

 開催に当たり、小畑署長は「交通事故を抑止する上で、高齢ドライバーの対策は重要な課題」とあいさつ。同署では取り組みの一環として世帯訪問によるきめ細やかな運転指導を行ったり、運転免許証の自主返納を推進したりするなどの対策を講じているとしながらも「広く、山間部も多い管内においては高齢化率も高く車のない生活は死活問題」と現状を説明。それぞれの立場において率直な意見を、と求めた。

 県警本部交通部交通企画課の加藤賢治・課長補佐は、昨年4月に東京都豊島区東池袋の交差点で、当時87歳だった男性が運転する車が暴走し親子2人が死亡した事件を振り返りつつ「運動神経や反射神経、目の衰えなど、高齢者の事故は人間の生理的な要素が関わってくるのは必須」。

 高齢ドライバーの交通事故抑止のための先進的な取り組み事例として、栃木県鹿沼市の終身無料乗車券、新潟県阿賀野市の無期限市営バス無料事業、茨城県大子町のタクシー利用助成事業などを紹介。「この機会にぜひ検討を」と呼び掛けた。

(2020年9月26日付紙面より)

バス・タクシー会社や管内各自治体の担当者ら21人が出席した=24日、新宮警察署
小畑博昭・新宮警察署長
加藤賢治・県警本部交通部交通企画課長補佐
2020年09月26日
2 会員が大狗子峠を整備
 なちかつ古道を守る会  (那智勝浦町 )

 「なちかつ古道を守る会」(太田耕二代表)は24日、那智勝浦町宇久井の熊野古道「大狗子(おおくじ)峠」周辺の補修を行った。会員11人が参加し、経年劣化や雨水などで破損した古道を直した。

 太田代表は作業の内容や担当を説明し「雨が降ってくるかもしれないので注意して頑張ってください」とあいさつした。

 会員らは地元から多くの石を持ち合い、石を運ぶ班と道を整備する2班に分かれて作業に取り組んだ。

 土が流れ落ちた部分に土を入れて木の杭を打ったり、車で運んだ石や埋まってある石を協力して敷き詰め道を整えた。また、現場近くの草刈りなどにも汗を流した。

 同会によると、この日は大狗子峠に上がる道から大狗子トンネルに降りる道までを5時間ほどかけて整備した。

 今後も各古道の整備や周辺の草刈りも計画しているという。なお、10月7日(水)に次回の活動内容を決める定例会が開催される。

(2020年9月26日付紙面より)

古道を守る会の皆さん=24日、那智勝浦町の大狗子峠
古道の整備に取り組んだ
石を運ぶ会員
2020年09月26日
3 家庭での健康づくりを支援
 「ころころ教室」始まる  (串本町 )

 串本町主催の介護予防教室「ころころ教室」が23日、町立体育館で始まった。

 この教室は、新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金を活用した独自事業第3弾の一つ「在宅高齢者運動指導支援員雇用促進事業」に相当。

 新型コロナウイルス感染症予防に伴う地域での運動機会の減少や外出自粛に伴う体力の衰えなどの不安を緩和するため、健康づくりの基礎知識となる運動・口腔(こうくう)・栄養を一通り学んで家庭で健康の維持増進を始める足掛かりを託す目的で実施へ踏み出した。

 担当部署は同町地域包括支援センター。高齢化率が45・9%に達している町域における目的達成のため、主に紀北で指導実績を重ねる株式会社シグの理学療法士・高垣弘行さんと原井祐弥さんに講師を依頼して全9回の実施計画を立て、栄養や口腔の関係では町内の人材にも指導の協力を求めるという。そのような立案を進めつつ、65歳以上でこれから運動を始めようとしている町民に事前申し込みを呼び掛けた結果、14人が受講を希望して開講するに至った。

 1回目となるこの日は受講の成果を実感する時に必要となる現在の体力の測定とその結果に対する説明が主な内容で、同教室を始めるに当たって高垣さんは「運動をするということではなく、皆さん自身が体の状態を知りどうすれば介護を予防し健康寿命を延ばせるかに重きを置いた内容になる」と意識づけた。

 以降は運動機能検査と題して▽握力測定▽TUG(早歩きコーン回り)▽タンデム立位テスト(最大30秒まで)▽下肢柔軟性テスト▽5回立ち座りテスト▽片足立位時間(最大20秒まで)―などの測定を実施し、残り時間で測定結果に基づく説明をするなどした。

 同検査は開講終盤に再度挑戦し、序盤との数値の変化で取り組みの成果を振り返る予定。次回は具体的な学びの第一歩として運動指導から取り組み始めるという。

(2020年9月26日付紙面より)

運動機能検査に取り組む受講生ら=23日、串本町立体育館
2020年09月26日
4 川舟と船頭の現状学ぶ
 生涯現役スキルアップセミナー  (新宮市熊野川町 )

 熊野川の川舟下り船頭育成事業を兼ねた「生涯現役スキルアップセミナー」が24日、新宮市熊野川町の熊野川川舟センターであった。6人が参加し、同センターの向井地一成さんから事業内容や川舟と船頭の現状などを学んだ。

 和歌山労働局の受託事業として市生涯現役促進地域連携協議会が実施。市在住の55歳以上の中高年齢者が対象で、雇用促進と生きがいづくりの場への参加支援などを目的に、本年度3回目の開催となった。

 セミナーで向井地さんは、2004(平成16)年7月に「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録されたことをきっかけに翌年の9月25日から川舟事業が開始したことを説明。「川の参詣道を再現、体感してもらうことで地域資源の有効活用、景観保全、就業機会の創出など、さまざまなメリットや活性化につながるのではないかとの思いから県、市、旧同町が共同して始まった」と述べた。

 現状については新型コロナウイルスの影響により厳しい状況にあると話し「2015年ごろから外国人が増加し、最近では年間約4000人が乗船しているが、今年は8月末の段階で170人と激減。9月に入って約150人と増加傾向にあるため10、11月と客足が伸びることを期待している」と語った。

 川舟の材質は木で主に杉材などを使用しており、全長約8㍍、幅約1・8㍍、総トン数が0・7~1㌧であることや、船頭の現状などにも触れ、参加者は向井地さんの話に耳を傾けた。

 講話後にはライフジャケットを着用した参加者が川舟に乗り込み、船頭の打越保さんや語り部の案内を聞きながら川舟下りを体験した。

(2020年9月26日付紙面より)

川舟下りを体験する参加者=24日、新宮市熊野川町田長
向井地一成さんの講話に耳を傾けた
2020年09月26日
5 爆破予告メール異常なし  本紙エリア内では1市1町1村に  
2020年09月26日
6 広報活動の一層の充実を  公式LINEを開設  (新宮市 )
2020年09月26日
7 活動振り返り懇談楽しむ  熟年クラブが映像鑑賞会  (那智勝浦町 )
2020年09月26日
8 付帯決議を可決し閉会  選定療養費引き上げに関する条例改定めぐり  (新宮市議会9月定例会 )
2020年09月26日
9 1位に西美晴さん  写連新宮支部9月例会  
2020年09月26日
10 コバギボウシ咲く  熊野川の川岸で  
2020年09月26日
11 児童が震度7を体験  勝浦小学校で減災教室  (那智勝浦町 )
2020年09月26日
12 かんりん文庫を選定  シニアボラ活動助成  (大同生命厚生事業団 )
2020年09月26日
13 親子4組が挑戦に親しむ  主催事業「自然満喫体験」  (潮岬青少年の家 )
2020年09月26日
14 新たに13事業を順次実施  新型コロナ対応予算承認  (古座川町 )
2020年09月26日
15 実践見据えて活動開始  マナビィスト企画ゼミ  (県教育委員会 )
2020年09月26日
16 多肉植物の寄せ植え楽しむ  JA伊勢三重南紀女性部  
2020年09月26日
17 運動会で一緒に遊ぼう  さくらんぼ&子育て支援セ  (紀宝町 )
2020年09月26日
18 テントサウナですっきり  飛雪の滝キャンプ場で人気  (紀宝町 )
2020年09月26日
19 タニジャコウソウの花  新宮市熊野川町  
2020年09月25日
20 「知識や経験を還元したい」
 エイジレス・ライフ事例選定  (ニュータウン熟年クラブ )

 「地域の皆さんと共にやってきたことが認められた。皆さんが健康で集えることがなにより」―。そう話すのは那智勝浦町宇久井のニュータウン熟年クラブの峰武久会長だ。同クラブは内閣府が実施する令和2年度「エイジレス・ライフ実践事例および社会参加活動事例」の紹介事例に選ばれた。選定に至るまでの経緯や抱負などを峰会長に聞いた。

  □     □

■エイジレス・ライフ実践事例・社会参加活動事例とは



 内閣府では年齢にとらわれず、自らの責任と能力において自由で生き生きとした生活を送ることを実践している高齢者の事例(エイジレス・ライフ実践事例・個人)や地域で社会参加活動を積極的に行っている高齢者のグループ(社会参加活動事例・団体)を募集。

 その中から内閣府が紹介する事例を決め、広く紹介して国民の参考とすることを趣旨としている。同クラブはグループの事例に選定された。

 各都道府県、指定都市、中核市および高齢者関連団体から推薦を行い、本年度は全国で個人46件、団体45件を決定。和歌山県での団体選考は同クラブのみで、内閣府特命担当大臣から賞状と盾が贈られた。

  □     □

■同クラブの社会参加活動内容



 内閣府の資料によると、同クラブの社会参加活動内容は「新興住宅地という地縁・血縁の面から住民同士の関わり合いが薄い地域で、老人クラブが中心となって、災害時における住民相互の連携や活性化という目的で盆踊り大会を開催し、地域住民のつながりを再構築した。また、月2回のウオーキング等の多彩な活動を実施し、地域を盛り上げており、周辺地区の老人クラブの活動指針になっている」。

 町老人クラブ連合会事務局で同町社会福祉協議会の担当職員は「大変喜ばしい。会長や会員の皆さまのご努力のたまもの。今後の継続も願っています」と話した。

  □     □

■峰武久会長の思い



 和歌山県社協が実施する各地域の活性化を図るために必要なシニアリーダーの育成講座において、峰会長は2011(平成23)年から13(平成25)年まで計28回の講習を受講した。

 エイジレス・ライフ実践者として「現役社会で培った知識や経験を社会に還元する。新しい価値観で生き生きと、人生の総仕上げをする。まずは楽しく筋力を鍛え、脳トレの実践で『健康長寿』を目指す」というスローガンを掲げているという。

 峰会長は「今回のありがたい機会を通して会員同士の絆を深めるとともに、皆さんの長年の経験と知識をお借りしながら新しい活動に取り組んでいきたい」と話した。

(2020年9月25日付紙面より)

エイジレス・ライフ社会参加活動事例に選ばれたニュータウン熟年クラブの皆さん=23日、那智勝浦町のコミュニティセンター和
2020年09月25日
21 出身者の冥福祈り思い共に
 町内8地区で戦没者慰霊祭  (串本町 )

 串本町内8地区で22日から23日にかけ、戦没者慰霊祭が順次営まれた。遺族ら関係者がコロナ禍の情勢を鑑みながら参列し、太平洋戦争時に護国の礎となった出身者の冥福を祈り恒久平和を求める思いを共にした。

 本年度は19日現在で、コロナ禍の情勢を鑑みつつ9地区が感染症予防を考慮しながら戦没者慰霊祭を営む予定。うち6地区(潮岬、出雲、有田、大島、須江、樫野)が22日、2地区(田並、江田)が23日に地内の寺で例年通りまたは遺族会役員と住職のみで法要に臨んだという。

 大島地区は22日午前11時に神護山蓮生寺(磯﨑一寛住職)で戦没者慰霊祭があり、稲田賢区長や総代ら9人に加え町を代表して福祉課の中田匠課長も参列。磯﨑住職が法要を勤める中、中田課長は田嶋勝正町長のメッセージを代読し「国民の大半が戦争の悲劇を知らない世代である今、先の大戦で学んだ多くの教訓を心に刻み平和の大切さや戦争の悲惨さを風化させず次の世代へ伝えることがわれわれの責務。串本町は現下の新型コロナウイルス感染症を乗り越え、未来の担い手となる世代のため心豊かに暮らすことができるまちづくりに尽力し、恒久平和の実現に向け不断の努力を続けることを誓う」という思いをささげた。

 残る古座地区は例年秋の後半に期日を定めていて、本年度は11月中に善照寺で戦没者慰霊祭を営む方向で日程調整中という。

(2020年9月25日付紙面より)

蓮生寺で営まれた大島地区の戦没者慰霊祭=22日、串本町大島
2020年09月25日
22 社会奉仕の一環で除草作業
 高砂会が成川小運動場で  (紀宝町 )

 紀宝町成川の老人クラブ「成川高砂会」(森新一会長)は20日、同町立成川小学校運動場で除草作業に取り組んだ。

 全国老人クラブ連合会の全国一斉「社会奉仕の日」に合わせた活動。この日は42人が参加する予定だったが、雨天のため男性会員を中心に作業した。女性会員は日を改めて活動するという。

 高砂会は毎週土曜日に同校運動場でグラウンドゴルフを楽しんでおり、感謝の気持ちを込めて早朝から草刈りを行った。

 10月には同小運動会が予定されており、作業に参加した大藤伸之校長は「休日にもかかわらず、子どもたちのために作業していただきありがたい」と話していた。

 同小の児童からは、「いつも見守ってくださってありがとうございます。これからも元気でいてください」「地域を笑顔にしてくれてありがとうございます」といった感謝のメッセージと消毒液のセットが会員に贈られた。

(2020年9月25日付紙面より)

雨の中、草刈りに取り組む男性会員=20日、紀宝町立成川小学校運動場
2020年09月25日
23 元気になるための活力に
 コロナ終息への応援メッセージ展示  (新宮市社協 )

 新宮市社会福祉協議会は23日から、市福祉センターで市内小中学校の児童らが書いた新型コロナウイルス終息への応援メッセージを展示している。

 コロナの影響でさまざまな催しの中止を余儀なくされ、地域の人たちの不安を少しでも和らげて元気になる活力になればとの思いから企画。神倉、王子ヶ浜、三輪崎、熊野川、高田小・中の各学校が協力し実現した。

 同センター内には高齢者に向けた「一人一人大切な命。私たちと一緒に健康と幸せを守りましょう」「これからも病気に気を付けて、元気に長生きしてください」「コロナに負けるな!」「元気で心も体も大切に」など、子どもたちのそれぞれの思いを記した寄せ書きが並んでいる。展示は10月末までを予定している。

 同協議会生活支援コーディネーターの福島圭さんは「先生方の賛同に心から感謝しています。時代を担う子どもたちの力は町と人に元気をくれる。メッセージを受け取ることで、高齢者の方々が『良かった』『うれしかった』『元気になった』と思ってもらえれば幸いです。今後は各地区の民生委員の皆さんに協力していただきながら声掛けと同時に、このメッセージを伝え届けていければ」と話していた。

(2020年9月25日付紙面より)

展示された児童生徒の応援メッセージ=23日、新宮市福祉センター
2020年09月25日
24 那智勝浦町に爆破予告メール  本庁舎の警備を強化  
2020年09月25日
25 今月30日をもって終了  経営持続化支援金、「経営相談・給付金窓口」  (新宮市 )
2020年09月25日
26 健康に気を付け助け合いを  城山田老人クラブが総会  (新宮市熊野川町 )
2020年09月25日
27 10月から非紹介患者初診加算料を徴収  条例改正案を可決  (新宮市議会9月定例会 )
2020年09月25日
28 キシュウギク咲く  熊野川に秋の訪れ  
2020年09月25日
29 地域の安寧や繁栄祈願  規模縮小し宇久井神社例大祭斎行  (那智勝浦町 )
2020年09月25日
30 有資格者128人参加し対戦  前年度チャンピオン大会  (串本町 )
2020年09月25日
31 家族の応援受け一生懸命  高池保育所が運動会開く  (古座川町 )
2020年09月25日
32 岩石を偏光顕微鏡で観察  センターでイベントなど  (南紀熊野ジオパーク )
2020年09月25日
33 案内人「あゆ美ちゃん」発表  町の健康づくりキャラとして  (古座川町 )
2020年09月25日
34 地滑りの調査・解析進む  浅里地区で迂回路も整備  (紀宝町 )
2020年09月25日
35 金山が県大会で初優勝  マクドナルド・トーナメント  (少年野球 )
2020年09月25日
36 薄暮の事故防止に  「トワイライトホイッスル作戦」を展開  (熊野警察署 )
2020年09月25日
37 木本、紀南両校の在り方は  紀南地域高校活性化推協  
2020年09月24日
38 「来年は盛大にしたい」
 規模縮小して宇久井神社例大祭  (那智勝浦町 )

 海上安全や豊漁、地域の繁栄などを祈願する那智勝浦町の宇久井神社(男成洋三宮司)例大祭が20日、本殿で営まれた。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から神輿(みこし)の渡御行列や御船による海上渡御などを取りやめ、規模を縮小して式典のみを斎行した。

 例大祭は毎年、多くの人々でにぎわう伝統の地域行事。例年、祭り前から獅子舞や中学生による御船の練習もあり、氏子や地域住民が協力し、渡御通路や御旅所(おたびしょ)の清掃奉仕活動に取り組んでいる。

 今年は新型コロナの影響から、祭典委員会で協議の結果、宵宮祭・本宮ともに規模を縮小した。

 当日は神職や祭典役員、党家(とうや)講など関係者のみが参列。コロナ終息や来年の例大祭への思いを胸に玉串をささげ祈願した。続いて、秋葉会(梶誠仁会長)と宇久井青年会(柴原寛会長)による勇ましい獅子神楽が奉納された。

 熊野那智大社から林美喜(よしき)権禰宜(ごんねぎ)ら神職2人が出仕。式典後の神酒拝載(しんしゅはいたい)で林権禰宜が「今年はコロナの関係で渡御祭と還御祭を省略させていただきご奉仕させていただいた。来年はより盛り上がる例大祭を斎行できるようにお祈りさせていただきました」と述べ、一同が乾杯した。

 祭典委員長の亀井二三男さんは「コロナの感染拡大から今年は祭りを中止するかを祭典委員会で協議し、宵宮や本宮にしぼって斎行させていただいた。できれば小・中学生の神輿や御船はやらせてあげたかったが、苦渋の選択で今回に至った」。

 今年の例大祭と来年については「まず無事に終えることができ、喜びを感じている。来年はコロナと付き合う中で盛大にしたい」と語った。

(2020年9月24日付紙面より)

秋葉会が獅子神楽を奉納=20日、那智勝浦町の宇久井神社
宇久井青年会も奉納した
2020年09月24日
39 指導の確立と普及目指す
 県宇宙教育研究会が発足  (串本町 )

 モデルロケット(アルファ3)などを用いた指導方法の確立と普及を目指す県宇宙教育研究会(木皮享会長)が19日、串本町潮岬にある県立潮岬青少年の家で設立総会を開いて発足した。

 国内初の民間ロケット発射場を有することとなった県域において、子どもたちがモデルロケットや水ロケットの制作と打ち上げを通して仕組みや原理への理解を深め、科学のすごさを体感する指導方法を見いだすことが同研究会の掲げる目的。

 発足時会員数は17人で、会員は教員(指導主事を含む)。本紙関係では新宮高、串本古座高、新宮市立光洋中、那智勝浦町立色川中、串本町立串本中、同大島小の教員6人が参加している。

 全国大会優勝を経て2010年と19年に世界大会「Can Sat」へ進出した実績を持つ桐蔭高の科学部顧問・藤木郁久教諭が事務局長を担当。その手腕は学校だけでなく県内の教育全般で生かすべきと推す木皮享校長が会長を担う形となっている。

 第一歩は民間ロケット発射場がある串本町から―。そのような思いで会場を選んだ設立総会ではまず会則を定めて本年度の執行部員を決め、本年度の活動内容と予算を承認した。藤木事務局長が桐蔭高科学部の活動や自身の指導者としての歩みを伝え、この研究会をJAXAの養成を受けた教員で結成するグループ「スペースティーチャー和歌山」の実績をステップアップさせて学校教育や社会教育へ広げる場にしたいことを示唆。木皮会長は18日に実施した町長表敬時に望楼の芝を大会地などで使用するため所有者の潮岬財産区と交渉する取り次ぎを求めたことなどを補足説明し、そのような活動も同研究会の一端として軌道に乗せたいとした。

 当面の活動は10月3日(土)に缶サット甲子園和歌山地方大会、18日(日)に県立白崎青少年の家で藤木事務局長による実指導を見学。12月5日(土)に県立潮岬青少年の家で現会員による子ども対象のモデルロケット体験会を開く予定。木皮会長は並行して会員の裾野を発射場のある串本町と事務の中核がある和歌山市から県域へ広げることも見据えている。

  □     □

総会の前後で資格取得研修など実施



 同研究会は総会の前後で、日本モデルロケット協会が発行するライセンスの取得を目的とした研修なども実施した。

 このライセンスは、自身で同ロケットを打ち上げるために必要な知識と技術を認めるもの。指導者の資格を持つ藤木事務局長が講師となり、新規取得を目指す会員や同伴の家族、藤木事務局長の指導を求めた米航空宇宙局(NASA)主催大会「スペースアップスチャレンジ」出場を目指すメンバー約20人が受講した。

 藤木事務局長は18日夜半に同ロケットの原理など基本知識を座学で伝えて試験をし、以降はA8―3エンジン1本で飛ぶ同ロケットキットの制作を指導しエンジンを組み込んで打ち上げるまでの経験を託して取得の門戸を開くなどした。

 会員は資格取得研修後、日本宇宙少年団の遠藤守専務理事(スペースワン株式会社最高顧問)によるリモート講演も受講するなどした。

(2020年9月24日付紙面より)

県宇宙教育研究会設立に当たりあいさつする木皮享会長=19日、県立潮岬青少年の家
藤木郁久事務局長指導の下でモデルロケットを打ち上げる会員
2020年09月24日
40 早めのライト点灯と反射材を
 秋の交通安全運動初日に啓発  (紀宝署 )

 「秋の全国交通安全運動」初日の21日、熊野市紀和町の道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」で紀宝警察署と紀宝地区交通安全協会、南牟婁郡交通安全対策協議会による広報啓発活動があった。新型コロナウイルス対策としてマスクとフェースシールドを着用し、テーブルに置いた啓発物品を持ち帰ってもらうなどして、道の駅利用者に運動の周知を図った。

 運動の重点は▽子供を始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保▽高齢運転者等の安全運転の励行▽夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止―の三つで、同署では30日(水)までの期間中、園児や児童を対象とした交通安全教室、シートベルト着用推進モデル事業所の指定などに取り組む。

 同署によると、20日現在、県内の交通事故は3万4321件(前年同期比6932件減)。人身事故は2114件(同523件減)、死亡事故は52件(同1件増)で53人(同1人増)だった。管内では総事故203件(同31件減)のうち、人身事故は16件(同3件減)で死亡事故は発生していない。

 地域交通課の横山哲也課長は「管内では9月中、人身事故の発生はなかったが、高齢者の事故が多い。車両は早めのライト点灯、歩行者は反射材の活用、明るい服装をお願いします」と話していた。

(2020年9月24日付紙面より)

交通安全運動の周知を図る啓発活動=21日、熊野市紀和町の道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」
2020年09月24日
41 コロナ終息願い厳かに
 下里神社例大祭・神事斎行  (那智勝浦町 )

 建御名方神(たけみなかたのかみ)を主祭神とする那智勝浦町の下里神社(山本貞夫宮司)で20日、秋の例大祭の神事が営まれた。同神社の総代役員6人が参列し、神様をたたえて地域の平穏無事などを願った。

 祭りは五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、商売繁盛などを願って行われ、毎年地域住民らでにぎわうが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から規模を縮小。境内で披露されている伝統の獅子舞奉納や餅まき、町を巡行する神輿(みこし)、手踊りなどの祭事は中止となった。

 厳かな雰囲気の中、山本宮司が神事を執り行い、祝詞を奏上。参列者が順番に玉串をささげていき、一日も早いコロナウイルスの終息を祈念した。

 山本宮司は「コロナの影響により大幅な縮小を余儀なくされ、残念ではありますが滞りなく営むことができました。地域の方々はじめ、全ての人がマスク着用や3密を避けるなど、それぞれができる対策に努めて終息に向けさらなる意識を強めていただきたい。来年こそは、勇壮で活気のある祭りを再び営むことができるよう願っています」と話していた。

(2020年9月24日付紙面より)

さまざまな願いを込め営まれた神事=20日、那智勝浦町の下里神社
参列者が玉串をささげた
2020年09月24日
42 下川芳美さんが優勝
 令和2年度クラブ選手権競技  (日本ダイヤモンドゴルフ倶楽部 )
2020年09月24日
43 23人が昇級
 剣道級位審査会  
2020年09月24日
44 9月定例会一般質問(終)  串本町議会  
2020年09月24日
45 災害対策やし尿処理など議論  太地町議会一般質問  
2020年09月24日
46 浮島衆院議員が訴え  県内各所で「防災月間」記念演説会  (公明党和歌山本部 )
2020年09月24日
47 認知症は進行性の病気  赤木地区でいきいきサロン  (新宮市熊野川町 )
2020年09月24日
48 カワゼンゴの花が咲く  熊野川・北山川の固有種  
2020年09月24日
49 「環境学習にもつなげたい」  渚の会がブルービーチを清掃  (那智勝浦町 )
2020年09月24日
50 色合い豊かな「ちぎり絵」  さつきサロンで作品作り  (紀宝町 )
2020年09月24日
51 安全で安心な三重目指し  熊野子ども見守り隊も参加  (キックオフ大会 )
2020年09月24日
52 紀宝トレジャーズが優勝  準優勝の有馬と県大会へ  (少年野球 )
2020年09月24日
53 お悔やみ情報
  
2020年09月09日
54 早船競漕を取りやめ 例大祭に向け事故防止協議会 (熊野速玉大社)

 熊野速玉大社(上野顯宮司)の例大祭「新宮の速玉祭(はやたまさい)」=10月15日(木)、16日(金)=に向けた事故防止協議会が7日夜、同大社双鶴殿であった。約20人の関係者らが、安全に例大祭が執り行われるよう注意事項などを話し合った。なお、今年は新型コロナウイルス感染予防の観点から、早船競漕(きょうそう)を取りやめ、一部規模を縮小し斎行する。

 例大祭は同大社の主神、熊野速玉大神(くまのはやたまのおおかみ)の御神霊が神馬(しんめ)で阿須賀神社へ渡御(とぎょ)し、熊野川河原の乙基(おとも)の御旅所(おたびしょ)へ渡る「神馬渡御式」と、熊野夫須美大神(くまのふすみのおおかみ)の御神霊が神輿(みこし)でまちを練り、神幸船(しんこうせん)で御船島を回る「神輿渡御式」からなる祭り。

 2月の御燈祭(おとうまつ)りと合わせ、「新宮の速玉祭・御燈祭り」として2016年3月、国の重要無形民俗文化財(重文)に指定された。

 上野宮司は早船競漕の取りやめについて、7月から各地区の意向を聞いていたが、いまだコロナの終息が見えない現状を鑑み取りやめに至ったと経緯を説明。「規模は縮小するが古来の習わしにのっとって執り行っていきたい」と述べた。

 今年の留意事項には▽参列の自粛を行う▽大祭供奉(ぐぶ)員を減らす▽参加者、関係者の体温検査を行う▽参加者、関係者へ手の消毒、人との距離の確保、マスク着用を呼び掛ける▽直会(なおらい)の中止―など、コロナ感染対策が盛り込まれた。

 15日の本殿大前の儀は参列を呼び掛けず神社関係者のみで営む。渡御式は参列者を例年の5分の1程度とし、神馬渡御式は同大社を出立後、登坂を通って阿須賀神社に向かい、市内を回らず同大社に戻る。神輿渡御式では神幸船神輿を使用。出立後、市内を回らずそのまま河原へ向かう。

 上野宮司は「コロナの影響で今年はさみしいお祭りになると思う。渡御することは民俗的に見ても古い風習。渡御があってこそ意味がある」と祭りへの思いを語った。

(2020年9月9日付紙面より)

例大祭に向け協議が行われた=7日夜、熊野速玉大社双鶴殿
上野顯宮司
2020年09月09日
55 家族ら迎え集大成を披露
 吹奏楽部第8回定演開く  (潮岬中 )

 串本町立潮岬中学校(水上茂秀校長)の吹奏楽部(谷下好花部長、部員13人)が5日、同校体育館で第8回定期演奏会を開き現ユニットの集大成となる演奏を響かせた。

 この定演は約7年前、部員数増を背景にし校外活動が多い串本古座高校吹奏楽部の姿勢に憧れた当時の部員が一丸発起して始めた取り組み。以来3年生部員最後の出演機会として回を重ねている。

 本年度は新型コロナウイルスとの兼ね合いで中止を考えた時期もあったが、学校が対外的な関わりを避け校内未感染である状況と社会情勢にひるまず熱心に活動する部員の姿を判断材料にし、事前の呼び掛けを校区全体ではなく生徒教職員と家族に限定する形で実施を目指してきたという。

 当日は指揮者を務める坂本健斗顧問と賛助出演のOB・OGも加えた15人組で本番を迎え、家族や教職員ら約50人が来場。水上校長はつなぐ意思と自助能力の高さが現在の部員の持ち味だと評価し「熱意に満ち、思いのこもった味わいのある演奏を期待する。来場の皆さまには温かい鑑賞をお願いしたい」とあいさつして開演に花を添えた。

 プログラムは前後半の2部構成で、計10曲を演奏。演奏以外のパフォーマンスは特になかったが、後半は青色のジーンズをはいてステージの印象を切り替える趣向を交えた。後半終了後はアンコールの声が掛かり、さらに1曲を奏でて定演を締めくくった。

 坂本顧問は「臨時休業で活動できず8月の吹奏楽コンクールも中止となって音楽は無力だと感じた時期もあったが、それでも熱心に打ち込む生徒の姿を見て指導する自分もやりがいを感じた。地域に愛される吹奏楽部としてこれからも頑張っていきたい」とあいさつして来場に感謝。

 定演を終えて谷下部長(3年)は「感染の予防もある中で開催させてくれた先生方にまず感謝したい。今回はコロナウイルスで不安を感じている人に元気を出してもらうため、みんなで楽しめる定演を目指して練習してきました。今日はその力を十分に出し切ることができ、これが皆さんの楽しみになっていたらうれしい。私たち3年生は今日で引退になるけれど、2年生、1年生はこれからもみんなで力を合わせて頑張ってほしい」と胸中を語った。

(2020年9月9日付紙面より)

現ユニットの集大成となる演奏を響かせる吹奏楽部の部員ら=5日、串本町立潮岬中学校
部員らの演奏を見守る家族ら
2020年09月09日
56 命の大切さや防災学ぶ
 龍神中生徒24人が来町  (那智勝浦町 )

 和歌山県土砂災害啓発センター(坂口隆紀所長)は4日、那智勝浦町体育文化会館と同センターで熊野地方へ体験学習に訪れた田辺市立龍神中学校の1年生24人を迎え、土砂災害についての学習を行った。2011年に発生した紀伊半島大水害の被災者で、同水害の語り部を続ける同町井関の防災士・久保榮子さんが紙芝居などを用いて水害当時の状況を伝え、生徒らは命の大切さや災害への学びを深めた。

 同校では以前より、現地に赴いての体験学習を各学年で実施している。1年生は昨年から「紀南体験学習」として、同町と串本町を訪れている。

 1泊2日で地方の文化や食の大切さ、自然を学び考える内容となっており、生徒らは3日に同町の大門坂を歩き串本町へ。天候不良のため、予定していたシュノーケリングは中止し、海中公園や南紀熊野ジオパークセンターで翌日の土砂災害について事前学習を行った。

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■土砂災害について



 坂口所長は土砂災害は命を落とす確率が高く、身近で発生している災害であると説明。土石流や地滑り、がけ崩れ、深層崩壊があるとし、事例ごとに画像や動画をスクリーンに映し出した。

 和歌山県は80%が山地であり雨が多いため、毎年土砂災害が発生していることを知ってほしいと述べた。「紀伊半島大水害時には田辺では深層崩壊や土石流が発生し、新宮市や那智勝浦町では土石流が発生した」とし、「災害時は早めの避難を」と呼び掛けた。

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■紙芝居と○×クイズ



 久保さんは自身の水害体験をまとめた紙芝居を披露。「激流に流された」「フェンスに引っ掛かり助かった」「夫を失った」「娘との再会」などの実体験を、感情を込めて読み、生徒は真剣な表情で内容に耳を傾けていた。また、近所の住民に聞き取った当時の状況を紹介し、自助や共助の大切さを説明した。

 その後、久保さんはウサギのコスチュームで登場。素早い避難の重要性を表すために「脱兎(だっと)の如(ごと)く」といわれるウサギをコスチュームにしたと話し、○×クイズを実施。「自分の命は自分で守る」「電気、水道、ガスで一番失ってはいけないのは電気である」などの防災に関する問題を出し、生徒は楽しみながら学びを深めた。

 久保さんは「早めの避難には準備が必要。そして自分の命や家族、近所の方の命も大事。どうか私の紙芝居を教訓にしていただき、命が守れるように行動してほしい」と締めくくった。

 生徒を代表し、山本浬(かいり)君が「今日は防災について早めの避難で大切な命がたくさん守れることが分かった。学校へ戻りみんなに伝えていきたいです。ありがとうございました」と感謝を述べた。

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■啓発センターで学ぶ



 久保さんらの講演後、生徒らは市野々地区にある土砂災害啓発センターに移動。実験装置を用いて砂防えん堤の効果や重要性を理解するとともに、実際の砂防えん堤の前でその仕組みや種類などの説明を受けた。

 新行靖校長は「どのような災害が起きるか分からない。中学生は家族や地域を助けることができる力を持っている。減災・防災に携わることのできるリーダーになってほしい」と語った。

(2020年9月9日付紙面より)

久保榮子さんが水害の様子を伝えた=4日、那智勝浦町体育文化会館
実験装置で土石流などを学んだ=同日、土砂災害啓発センター
2020年09月09日
57 園児がプレゼント手作り
 わかば保で敬老の日に向け  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町天満のわかば保育園(山田眞理子園長、園児81人)では現在、21日(月・祝)の「敬老の日」に向けたプレゼント制作が進んでいる。

 同園が開いている敬老会には例年100人を超える祖父母が参加し、園児の歌やダンス、触れ合い遊びで楽しい時間を過ごす。本年度は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となったため、全員でプレゼントを手作りすることになった。

 園児たちは年齢に合わせ、スタンプを押したり、花やトンボを工作したりしてメッセージカードを飾った。5歳児は紙を絵の具で染めるところからスタートし、ピンクやオレンジのコスモスの飾りを完成させた。

 同園では運動会に向けた行進や鼓笛隊の練習も始まっており、毎日元気な声が響いている。山田園長は「規模を縮小したり、入場制限を掛けたりと工夫しつつ、園児たちが楽しみにしている発表会や運動会などを開いていきたい」と話していた。

(2020年9月9日付紙面より)

コスモスの飾りを工作する5歳児=8日、那智勝浦町のわかば保育園
スタンプでカードを飾る=8月25日、那智勝浦町のわかば保育園
2020年09月09日
58 自分の命は自分で守る  井田小全児童が防災学習  (紀宝町 )
2020年09月09日
59 「元気の秘訣は食べること」  山際さんら100歳の長寿祝う  (紀宝町 )
2020年09月09日
60 当局初日に23案件を上程  古座川町議会9月定例会始まる  
2020年09月09日
61 外壁や設備に影響及ぶ  トルコ記念館で落雷  (串本町 )
2020年09月09日
62 本を知り、人を知ろう  ビブリオバトル開催に向け  (新宮・東牟婁 )
2020年09月09日
63 コロナ対策などを上程  9月定例会が開会  (那智勝浦町議会 )
2020年09月09日
64 「これからも元気でいる」  下茂光卋さんの百寿祝う  (新宮市 )
2020年09月09日
65 お悔やみ情報
  
2020年09月02日
66 4頭捕獲し幸先良いスタート
 鯨類追い込み漁が解禁  (太地町 )

 太地町で1日、イルカや小型クジラの追い込み漁が解禁され、太地いさな組合(田中清仁組合長、21人)の漁船12隻が午前5時ごろに太地漁港を出発した。初日からハナゴンドウ1頭、バンドウイルカ3頭を捕獲し、幸先良い漁のスタートを切った。

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■出港時の様子は



 国際捕鯨委員会(IWC)脱退や商業捕鯨の再開が注目されていることから、同町では反捕鯨活動家による抗議や違法行為などに対し例年、和歌山県警と海上保安庁が連携し、厳重な警備態勢を敷いている。

 この日、東の浜駐車場では反捕鯨活動家と思われる人物の姿もあったが、目立った混乱はなかった。

 現地警備を行う新宮警察署によると、「早朝の段階では活動家などの目立った動きはない。例年と同じく厳戒態勢を敷き、引き続き警備に当たる」と話していた。

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■追い込み漁では



 晴天に恵まれた初日、船団は7㍄(約12㌔)ほど沖へ向かった。出港から約4時間後の午前8時50分ごろ、ハナゴンドウとバンドウイルカの群れを発見し、同町の畠尻湾に4頭を追い込んだ。いずれも体長は約2・8㍍ほど。

 同漁協によると、捕獲された鯨類は生体のまま、同町開発公社が水族館などに販売するために買い取ったという。

 太地漁業協同組合の貝良文専務理事は「幸先の良いスタートでうれしい。海水温が高いため心配していたが、天候にも恵まれ良かった」と述べた。

 初日の操業を終えた田中組合長は「出初めで捕獲でき安心した。海保や警察の方のおかげで安心して操業ができる。台風もあるが今後も頑張っていきたい」と語った。

 なお、漁期はゴンドウクジラ類が来年4月30日、イルカ類が来年2月までとなっている。

(2020年9月2日付紙面より)

バンドウイルカなどを追い込んだ=1日、太地町の畠尻湾
早朝に出港した船団
2020年09月02日
67 新米の収穫作業に汗
 丸山千枚田で稲刈り体験始まる  (熊野市 )

 熊野市紀和町の丸山千枚田で8月29日、稲刈り体験が始まった。例年は市と市ふるさと振興公社の共催で9月上旬に「稲刈りの集い」を催し、1000人近い参加者があるが、今年は新型コロナウイルス感染予防のため、6日(日)まで期間を設けてオーナーを対象にして実施する。

 昨年は天候不順で中止となった集いだが、今シーズンの初日は「勤労者地域づくり等参画支援事業実行委員会」(吉川秀治実行委員長)が募ったメンバー約70人が午前9時30分、10時、10時30分の3班に分かれて県内各地から到着。早速鎌を手にし、マスクやフェースシールドを着用して稲刈りや刈り取った稲を束ねる作業に励んだ。千枚田で栽培するのは早場米の「あきたこまち」。「丸山千枚田保存会」(喜田俊生会長)の会員10人も早朝7時から準備作業を進め、稲刈りの手伝いやアドバイスにも努めた。喜田会長は「今年は獣害が少なく、米の出来も良いが、刈り取りが遅れている。あまり遅れると、精米したときに米が割れる」と気にしていた。

 勤労者地域づくり等参画支援事業実行委員会は県内の労働団体、労働福祉団体、経営団体で構成する団体で、勤労者の地域や家庭でのワーク・ライフ・バランスを推進するための活動を展開している。吉川実行委員長は「千枚田の田植えと稲刈りは、うちの活動の2本柱。今は自粛で我慢の夏休みですが、楽しい思い出を」と呼び掛けた。体験に参加した南熊地区労働者福祉協議会の中家嗣仁会長は「主催者の思いをしっかりと受け止め、コロナの感染予防に努め、無事に事業が終了できるように」とあいさつした。精米後に分配される新米は、参加者や県内各地の「こども食堂」に分配されるという。

 本年度のオーナー数は105組146口で655人。稲刈り体験には8月30日に13組54人、9月5日(土)14組28人、6日(日)9組32人、その他5組56人の申し込みがある。

(2020年9月2日付紙面より)

保存会の会員も参加者と汗を流す=8月29日、熊野市紀和町の丸山千枚田
2020年09月02日
68 追記事項や教育大綱を協議
 令和2年度総合教育会議  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は8月31日、町役場で教育に関する重要課題を検討するための令和2年度第1回総合教育会議を開いた。堀順一郎町長や岡田秀洋教育長、町職員、同教育委員らが出席。学校教育や生涯学習などを主とする教育委員会の事業方針を確認し、町が定める教育大綱の素案を協議した。

 総合会議は「地方教育行政の組織および運営に関する法律」の改正に伴い設置された。町長と教育委員を構成員として、基本公開で開かれている。

 堀町長は「コロナの関係で教育の周辺が影響を受けている。9月議会にはICT化のために必要なタブレット端末導入に係る予算を計上している。学校教育と生涯学習の関係、少子化などについて皆さまからご意見をいただきたい」とあいさつ。

 会議では学校教育課と生涯学習課がそれぞれの方針や事業の経過を報告した。2016年に策定された教育大綱は「ふるさとの明日を担う人づくり」を基本理念や指針として定めている。期間は本年度と来年度の2年間。

 素案では▽義務教育期間で全ての子どもたちの基礎学力習得に取り組む▽いじめ・不登校の解消を目指し、「学級集団・学習集団・仲間づくり」の育成・充実に取り組む▽「健やかな体の育成」「体力の向上」に取り組む▽安全教育の推進・充実に取り組む▽「ふるさと学習」の充実に取り組む▽人権・同和教育の推進・充実に取り組む▽ICTの効果的活用および情報モラルの指導・啓発に取り組む▽国際理解教育の充実に取り組む―などの14項目を柱にしていると説明。

 また、前述の取り組みに対して追記事項があるとし、「新しい生活様式の啓発・普及を」、ふるさと学習の資料の「活用・発信」、「あらゆる状況下でも児童生徒の学びを保障する(『個別的な学習』『遠隔学習』『リモート授業』等)環境整備と活用」などを挙げた。

 堀町長は細かな追記や変更を指摘。さらにふるさと学習の追記分と串本町田原に建設中のロケット基地「スペースポート紀伊」の小型ロケット発射を挙げ、「星空や宇宙に目を向けていくのは良いこと。宇宙に興味関心を持つ、青少年育成を。前向きに視野が広がっていると思う」と話した。

 委員は小学校の新入生の推移が11年度から20年度までの10年間で36人減となり、26年度までの小学校新入生の人数見込みが66人になることに触れ、「統合などを考える場合は地域の状況や課題、要望の把握が必要になる。多くの事柄を考えながら、どうすれば子どもたちにとってより良い環境になるかを検討していくべき」などと意見した。

(2020年9月2日付紙面より)

教育大綱などが話し合われた=8月31日、那智勝浦町役場町長室
2020年09月02日
69 愛称は「丹鶴ホール」
 新宮市文化複合施設  

 来年秋ごろの開館に向け整備が進められている新宮市文化複合施設の愛称が「丹鶴ホール」に決まった。市文化複合施設愛称選定委員会により応募総数1010件の中から選出された。8月31日に市役所で表彰式が行われ、最優秀賞に選ばれた大門立身(たつみ)さんの代理・大門順子さんと、優秀賞「たんかくホール」の下古谷光代さん、同賞「ICOLE(いこれ)」の県立新宮高校3年・奥野珠々(すず)さんに田岡実千年市長から賞状などが手渡された。

 市は、丹鶴小学校跡地で建設工事が進む同施設について「幅広い世代の市民に、施設に親しみを持ってもらえるように」と、「施設のイメージを表現した、誰もが分かりやすく親しみやすいもの」などを条件に愛称を募集。7月に文化複合施設関係者、文化活動関係団体、学校関係者、中高生らによる委員会で選定を行い、入選候補作品の権利関係調査を経てこのたびの決定・発表に至った。

 表彰式に当たり、田岡市長は「全国から1010件もの作品を応募いただきうれしい。それだけ皆さまから注目いただいている施設なのだと改めて感じた」とあいさつ。

 選定委員会では「歴史ある丹鶴という地名を残したい」「市内外問わず愛称名を聞いたときにどこにあるのか分かりやすいものがいい」といった意見が多かったことが決め手と説明し、「『ホール』という言葉には『玄関』という意味もある。丹鶴ホールという愛称を持って、施設が市民の皆さまの日々の文化活動や生涯学習における玄関となるような施設を目指したい」と述べた。

 表彰を受けた順子さんは「夫婦で一緒に考えた。丹鶴という名前を残したいと思いました」と喜びを語り「市民にとって憩いの場所として、また町おこしの起爆剤となるような施設になってほしい」と期待を込めた。

 「丹鶴ホール」は今後施設の愛称として、情報発信や各種イベントに活用していく予定。

(2020年9月2日付紙面より)

表彰を受けた(前列左から)下古谷光代さん、大門順子さん、奥野珠々さん=8月31日、新宮市役所
2020年09月02日
70 サンドブラスト体験始まる  旧矢渕中学校浅里分校で  (紀宝町 )
2020年09月02日
71 プラモデルやフィギュアずらり  紀宝町鵜殿・金野憲雅さん  (趣味日和 ~生活に、彩りを。~ )
2020年09月02日
72 絆深め残りの4カ月を  新宮青年会議所が第17回総会  
2020年09月02日
73 9月定例会が開会  一般会計補正など28議案  (新宮市議会 )
2020年09月02日
74 にぎやかな声響く  きたやま保でお楽しみ会  
2020年09月02日
75 楽しさ詰まった絵が並ぶ  きよもんで第2回弁天画会展  (那智勝浦町 )
2020年09月02日
76 自分の命を守るために  王子ヶ浜小で着衣泳  (新宮市 )
2020年09月02日
77 2海水浴場遊泳期間終了  関係者遊泳資材など撤収  (串本町 )
2020年09月02日
78 決算案含む40案件を上程  串本町議会9月定例会始まる  
2020年09月02日
79 お悔やみ情報
  
2020年09月01日
80 元気いっぱいの大絵馬完成
 飛鳥神社で丑とクジラ描く  (太地町 )

 過疎地域神社活性化推進委員会、太地町赤十字奉仕団(和田千明委員長)、太地町地域連絡協議会(法花真左美会長)は8月29日、同町の飛鳥神社(髙橋正樹宮司)で来年の干支(えと)である「丑(うし)」と「クジラ」2枚の大絵馬づくりを行った。同町在住で日本画家の土長けいさんと共に町内の4歳から11歳までの子どもたち10人が元気いっぱいの絵を描いた。大絵馬は正月に同神社と金刀比羅神社に掲げられる。

 髙橋宮司によると、大絵馬づくりは「地域活性化」「子どもたちの思い出づくり」「郷土愛の育くみ」が目的。大絵馬は縦120㌢、横150㌢のヒノキ製。同町の坂下工務店が作成した。

 この日は3密を避けるとともに、常に換気を行いマスクを着用するなど新型コロナウイルス予防を徹底した。

 髙橋宮司は「太地町を元気にするために皆さんにクジラと丑の絵馬を描いていただきたい。コロナを吹き飛ばしてください」と述べ、法花会長は「暑い中のご参加ありがとうございます。元気いっぱいに絵を描いてください」とあいさつした。

 日展や新日春展の会友である土長さんが大絵馬に下絵を施し、子どもたちはアクリル絵の具と筆で各自好きな色を塗り、絵を完成させていった。

 町立太地小学校5年の東桃子(とうこ)さんは「クジラのしっぽが細かくて難しかった。コロナのせいで催しもなくなっているのでみんなで絵が描けたのが楽しかった」と笑顔で話した。

 絵の仕上げを行った土長さんは「楽しさと元気、力強さが伝わってくる絵馬になった。子どもたちの良い思い出になってほしい」。

 和田委員長は「良い絵馬が完成した。来年は子どもたちがコロナ禍で萎縮することなく、生き生きと活動に取り組んでもらえる年になってほしい」と語った。

 髙橋宮司は「楽しそうに描いていただきうれしい。できれば毎年実施して、全ての干支の絵馬を作りたいと思う」と述べた。年末に大絵馬の除幕式を予定しているという。

(2020年9月1日付紙面より)

完成した大絵馬を前にマスクを外し記念撮影=8月29日、太地町の飛鳥神社
懸命に色塗りや絵に打ち込んだ
2020年09月01日
81 初のオンライン授業実施
 町教育研究会ICT部会  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町教育研究会ICT部会研修会が8月28日、町立市野々小学校(中西健校長、児童31人)と宇久井小学校(芝﨑勝善校長、児童155人)で開かれ、オンライン会議システム「Zoom(ズーム)」を用いた町内初のオンライン授業が行われた。

 国が推進するGIGAスクール構想への対応やへき地の小規模校同士の交流など、さまざまな視点から児童にとってより良い授業の在り方を模索することが目的。ICT部会には、町立宇久井小学校、市野々小学校、太田小学校、色川小学校、那智中学校の5校が所属し、本年度はオンラインツールを活用した遠隔授業をテーマに研究を進めている。

 この日は宇久井小学校から平瀬公士教頭が国語科の「漢字の勉強」の授業を行い、遠隔で市野々小学校の5、6年生9人が3グループに分かれて授業を受けた。児童からは「時々声が聞き取りづらいこともあったが、意外と普通に授業が受けられた」との声があった。

 教職員による研究協議では、適切な声の大きさや画面との距離の他、スピーカーや電子黒板、町内の広域Wi―Fi(ワイファイ)などハード面の整備の必要性についても議論が交わされた。

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■GIGAスクール構想

 GIGAは「Global and Innovation Gateway for All」の略。義務教育を受ける児童生徒に1人1台の学習者用パソコンと高速ネットワーク環境を整備することで、一人一人に公正に個別最適化され、資質・能力を確実に育成できる教育ICT環境を実現する構想。統合系校務支援システムの導入で、教員の働き方改革につなげる狙いもある。

(2020年9月1日付紙面より)

遠隔で授業を受ける5、6年生=8月28日、那智勝浦町立市野々小学校
平瀬公士教頭(右)が遠隔授業を行う(同町立宇久井小学校提供)
2020年09月01日
82 センター拠点でツアーなど
 認定6周年記念行事終盤  (南紀熊野ジオパーク )

 串本町潮岬にある南紀熊野ジオパークセンターとその周辺で8月29日、ツアー「マグマを作ってみよう実験で謎を解き明かします『本州最南端潮岬の謎に白黒つける』」があり親子2組4人が実感を得ながら大地の成り立ちの一端に触れるなどした。

 このツアーは、日本ジオパーク認定6周年記念イベント「行ってみて 知ってみて 南紀熊野」の一環。同パークの推進協議会とガイドの会が両主催でツアーやワークショップを複数計画し、22日~31日の間で順次実施して同パークと接点を持ち理解を深める機会を提供した。

 期間終盤での実施となったツアー「マグマを作ってみよう実験で謎を解き明かします『本州最南端潮岬の謎に白黒つける』」は同センターを拠点にして火成岩やその大地の成り立ちに触れる内容で、同パークガイドの芝﨑浩子さんと伊藤幸子さんが担当。前半は本州最南端・クレ崎付近の浜にある石などを観察し、後半はセンター内で岩石に熱を加えるとマグマになることなどを確かめた。

 実験では潮岬で多く見られる火成岩の一種・玄武岩の砂と市販の珪砂(けいしゃ)を、融点降下剤(炭酸ナトリウムとホウ砂を使用)を混ぜた状態で加熱。もともとは岩だった砂が溶岩になることを確かめた後、冷め方の違いで岩のでき方が違ってくることなども観察した。

 本紙エリア内から参加した子どもは、実験結果への驚きに加えて石にいろんな種類があることに興味を示していた。29日は当日受け付けのワークショップ「絵本の読み聞かせ」もあり、同センターによると居合わせた家族連れが館内見学の一端で利用したという。

(2020年9月1日付紙面より)

本州最南端・クレ崎付近の浜にある石などを観察=8月29日、串本町潮岬
火成岩由来の砂を加熱して変化を観察
2020年09月01日
83 不思議な感触でかわいい
 中央児童館で「スライムをつくろう!!」  (新宮市 )

 新宮市野田の中央児童館で8月29日、「スライムをつくろう!!」があった。同館に登録している小学1~5年生18人が参加し、色とりどりのスライムを作った。

 子どもたちは職員から注意事項と説明を受けると作業を開始。容器に洗濯のりを入れて赤、青、黄、緑の食用色素を選び着色した後、重曹とコンタクトレンズ洗浄液を加えてかき混ぜていくと不思議な感触のスライムが完成した。手に取った子どもたちからは「何かかわいい」「気持ちいい」などの声が上がり、にぎわった。

 奥田颯大(そら)君(8)は「ネバネバしていて何とも言えない感覚。スライム作りは久しぶりだったので楽しかった」。栗本玲菜さん(10)は「前に作った時よりも上手にできて良かったです。感触が気持ちよくて簡単なので、また作ってみたい」と話していた。

(2020年9月1日付紙面より)

スライム作りに取り組む子どもたち=8月29日、新宮市野田の中央児童館
2020年09月01日
84 リレーは木本、御浜が優勝  中学校陸上記録会  (熊野市・南牟婁郡 )
2020年09月01日
85 自然公園で清掃活動に汗流す  鵜殿女性の会が作業  (紀宝町 )
2020年09月01日
86 口腔内の状況を把握  歯と口の無料健康診断  (紀宝町 )
2020年09月01日
87 野生のサルにご注意  まちなかで目撃情報  (新宮市 )
2020年09月01日
88 山道にコマツナギの花  那智勝浦町小阪  
2020年09月01日
89 「自然汚す不法投棄やめて」  長野川に大量の家庭ごみ  (那智勝浦町 )
2020年09月01日
90 感染症対策し催し楽しむ  梛で「であいミニ夏祭り」  (太地町 )
2020年09月01日
91 来館者の体温瞬時に測定  文化セにサーマルカメラ  (串本町 )
2020年09月01日
92 町民参加でロケット振興  今秋から事業展開に着手  (串本町 )
2020年09月01日
93 お悔やみ情報