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2024年04月28日
1 帰省客や観光客らでにぎわう
 ゴールデンウイーク始まる  

 ゴールデンウイーク(GW)が27日からスタートした。新宮市のJR新宮駅や那智勝浦町のJR紀伊勝浦駅では、ふるさとで連休を過ごす帰省客や観光客らでにぎわった。

 今年は4月27、28、29日の3連休後に3日間の平日をはさみ、祝日の5月3日(金)の「憲法記念日」、4日(土)の「みどりの日」、5日(日)の「こどもの日」と振替休日の6日(月)まで4連休が続く。

 昨年5月8日に新型コロナウイルスが5類感染症に移行して以降、初のGW。平日の3日を休めば10連休となり、大型連休を利用して地元や観光地に向かう人たちのラッシュが本格化する。

 初日の27日、新宮駅では名古屋、大阪からの特急が到着すると、スーツケースやバッグを背負った人たちが続々と降り立った。改札口には帰省客を笑顔で迎える家族らの光景が広がった。

 紀伊勝浦駅では、名古屋発の特急南紀1号が満席となり、多くの観光客らで沸いた。

 家族3人で紀伊勝浦駅で下車した加藤ゆづさん(6)は「博物館でクジラを見るのと、イルカを触るのが楽しみ。ホテルに泊まるのも」。母親の春名さんは「家族旅行で、和歌山に来るのは初めて。那智の滝や忘帰洞、くじらの博物館を巡る予定です」と話していた。

(2024年4月28日付紙面より)

多くの人が降りた構内=27日、JR新宮駅
観光客らが次々と下車=同日、JR紀伊勝浦駅
2024年04月28日
2 連帯の力で平和と人権を
 メーデー新宮・東牟婁集会  

 連合和歌山紀州熊野地域協議会による「第95回メーデー新宮・東牟婁集会」が27日、新宮市の丹鶴体育館であった。各団体から約100人が参加し、労働者の生活と地位向上を目指してスローガン、メーデー宣言を確認し、全員で結束を強めた。

 スローガンは「連帯の力で平和と人権を守り誰もが安心して暮らせる新たなステージへ!」「被災地の復旧・復興に向けてみんなで支え合い・助け合おう!」。

 第1部の式典で、新宮東牟婁メーデー実行委員会の川嶋良之実行委員長があいさつ。ロシアによるウクライナ侵攻、北朝鮮の脅威、能登半島地震による被害など国内外の情勢を挙げ「われわれ労働組合ができることには限りがあり、全ての問題を解決できるわけではないが、共に悩み、同じ涙を流すことはできる。一人で考えず、誰かに相談しましょう。これからも労働者に一番身近な相談者として、精進することを宣言します」と述べた。能登半島地震被災地の早期復興を祈念した。

 県東牟婁振興局の鳥羽真司局長、労働事業3団体の代表者も来賓として出席し、祝辞を述べた。

 スローガンを熊野交通労働組合の田中正雄さんが提案。「私たちの連帯の力で、平和と人権が尊重され、誰もが安心して暮らすことのできる社会を、そして、一日も早い被災地の復旧・復興を実現しよう」といった、メーデー宣言を那智勝浦町職員組合の藤社祐樹さんが読み上げた。最後は「ガンバローコール」で締めくくった。

 第2部は「ゆとり・豊かさフェスティバル」を開催。巨大折り紙・落書きコーナーや、お菓子釣り、絵本読み聞かせなどを楽しんだ。Team雅龍もダンスで盛り上げた。

(2024年4月28日付紙面より)

95回目を迎えたメーデー新宮・東牟婁集会=27日、新宮市の丹鶴体育館
子どもらがフェスティバルを楽しむ
2024年04月28日
3 健やかな成長願って
 佐野会館にこいのぼり  (新宮市 )

 端午の節句に合わせて新宮市佐野の佐野会館で26日、こいのぼりが掲げられた。子どもたちの健やかな成長を願って佐野区が毎年取り組んでおり、5月中旬ごろまで飾ることにしている。

 会館の横に市くろしお児童館もあり、多くの子どもが訪れることから、空に泳ぐ昔ながらの大型のこいのぼりを楽しんでもらおうと毎年続けている。

 会館の外壁と駐車場のポールにワイヤーを通し、吹き流しと5匹のこいのぼりを取り付けた。風が吹いていない時に垂れ下がることから、車の通行に支障がないよう最長約3・5㍍のこいのぼりを選んだ。

 垣下純三区長は「昔はこの辺りでもそれぞれの家でこいのぼりが泳ぐ姿が見られたが、今は小さいものが主流になり、ほぼ見られなくなった。子どもたちに昔ながらのこいのぼりを見上げてもらえたらうれしい」と話していた。

 こいのぼりを販売する人形店によると、住環境や家族構成の変化などに伴い、自宅の庭に掲揚する商品は少なくなり、ベランダや室内に飾れるコンパクトな商品が増えているという。

(2024年4月28日付紙面より)

駐車場に5匹が揚げられた=26日、新宮市佐野の佐野会館
作業前に並べられたこいのぼり
2024年04月28日
4 入谷奏斗君、初出場で準優勝
 三重県空手道選手権大会  
2024年04月28日
5 制作やバルーン遊び  新年度初回のママサークル  (紀宝町 )
2024年04月28日
6 よろいかぶとなど展示  クマノミチの端午の節句展  (熊野市 )
2024年04月28日
7 お母さんらと一緒に笑顔で  参観日に保護者とゲーム  (うどの幼稚園 )
2024年04月28日
8 今年も高学年が田植え体験  6年生は「すじつけ」に挑戦  (神内小 )
2024年04月28日
9 忠魂碑周辺を清掃奉仕  慰霊祭前に勝浦1~6区  (那智勝浦町 )
2024年04月28日
10 街頭指導活動の推進など確認  交通指導員協議会が総会  (那智勝浦町 )
2024年04月28日
11 元気いっぱい遊び楽しむ  三輪崎小が春の遠足  (新宮市 )
2024年04月28日
12 防災への意識高める  王子ヶ浜小で火災避難訓練  (新宮市 )
2024年04月28日
13 生き物がいっぱい!  下里小学校が天満の磯へ  (那智勝浦町 )
2024年04月28日
14 豊漁と航海の安全願う  孔島・鈴島で例大祭  (新宮市三輪崎 )
2024年04月28日
15 地域の憩いの場に  大堀君子さん宅で複数の花見頃  (新宮市 )
2024年04月28日
16 純白の花、参拝者楽しませ  境内に「邪を祓う」じゃばら  (熊野速玉大社 )
2024年04月25日
17 「熊野に大学の設立を」
 旧グリーンピアで構想  (準備財団が支援者説明 )

 那智勝浦町と太地町にまたがる旧グリーンピア南紀での私立大学設立を目指す、立初(たてぞめ)創成大学設立準備財団(樋口祥子理事長)の地元支援者に対する説明会が23日、太地町地域福祉センター梛(なぎ)であった。都市部ではなくあえて「熊野」で、日本でこれまでにない「徹底的な探究・体感型」の大学を、2027(令和9)年4月に開設することを目指すと語った。

 財団のメンバーは、現役大学教員の理事とその教え子など。従来型の大学教育に問題や限界を感じていたメンバーは昨年10月から、旧グリーンピアでの設立を構想。各所で趣旨を説き、熊野三山の三社一寺の宮司や住職、株式会社キナンの会長などが協働推進者となり、その他も当地方の多くの企業が応援を表明するなど、賛同者を増やしている。説明会に参加した支援者団体「大学誘致を考える会」による署名活動も行われている。

 説明会で樋口理事長は、昨今の「学び」の変革に言及。情報は簡単にインターネットで得られ、考えることすらも人工知能(AI)で行えることから、大学は従来型ではなく探究・体感型が必要と説いた。また地域の歴史や文化、伝統など、教育にも役立つ日本の重要な資産が都市部の従来型大学では生かせていないことから、地方での大学設立が重要な意味を持つことも伝えた。

 学生数は年間144人で計画。教育はフィールドワークが主軸で、1年次は主にキャンパスで学ぶが、2年と3年では地域や海外に出向き、現地の人に学ぶことを繰り返す。ここで歴史や伝統、文化に触れ、探究や体感を深める。4年次はキャンパスに戻り、学びを生かして地域に還元する期間と考えている。

 資金調達の手法として、徳島県の神山まるごと高等専門学校の前例を参考としている。同校はふるさと納税、寄付、クラウドファンディングの三つで設立に至っている。同財団もこれに倣い、各所に協力を呼びかけている。

 樋口理事長は「熊野で皆さんと一緒に、大学をつくりたい。応援をよろしくお願いします」と求めた。住民向けの説明会の開催も考えていることを明かした。

(2024年4月25日付紙面より)

応援を呼びかける樋口祥子理事長(左)=23日、太地町地域福祉センター梛
大学設立の場所として考えている旧グリーンピア南紀
2024年04月25日
18 スタントで事故を再現
 自転車の交通安全教室  (新宮高校 )

 スタントマンが自転車交通事故を再現する、スケアード・ストレイト教育技法による自転車交通安全教室が22日、県立新宮高校(下村史郎校長、585人)であった。全学年の生徒が参加。危険性を知り、自転車の交通ルールの理解を深めた。

 JAみくまのとJA共済連和歌山が、和歌山県警察本部、新宮警察署と連携して実施した。同教育技法は、学習者に「怖さ」を与えることで、望ましくない行為を自主的に行わせないようにするもの。スタントマンが目の前で再現することで、ルールやマナーの違反が交通事故を招く危険があることを考えてもらう。

 開会に当たり、下村校長、石田守・JAみくまの代表理事組合長、宮本竜祐・新宮署交通課長があいさつ。「自転車のルールやマナーを守らなければと考えるきっかけになれば」「危険性を実感し、ルールを守り、交通事故のない安全な学校生活を送ってもらえることを願う」「自転車の運転を見直す機会にしてほしい。乗るときはヘルメットをかぶって」などと語った。

 続いて、スタントマンが自転車交通事故を再現。▽ヘッドホンで音楽を聞きながら▽携帯電話で話しながら▽酒を飲みふらつきながら▽二人乗り―などを行って、いかに危ないかを伝えた。自転車で全速で跳び箱にぶつかって、衝撃の大きさを示した。

 自転車と歩行者、自転車同士の事故も再現。見通しの悪い交差点から出てきた歩行者と自転車がぶつかったり、危険運転の自転車同士で衝突したりした。いずれの場合も、その後に行うべき正しい運転法を伝えた。「皆さんがルールを守れば、ルールが皆さんを守る」などと呼びかけた。

 生徒らは、ぶつかって投げ出されるスタントマンの様子を、固唾をのんで見守っていた。3年生で生徒会長の宮井聡子さんは「交通事故の怖さを間近で体験することはなかったので、今日はいい教訓になった。きちんと交通ルールを守っていこうと思う。貴重な体験をありがとうございました」と感謝を述べた。

 2年生の柳町彩斗さんは「自転車同士の衝突が一番びっくりした。今後は一時停止をしっかりと守ろうと思う」と話した。

(2024年4月25日付紙面より)

自転車の交通事故をスタントマンが再現=22日、県立新宮高校
事故の怖さを知りルールの大切さを実感した
2024年04月25日
19 「協力連携して活動を」
 民生児童委協議会が総会  (新宮市 )

 新宮市民生委員児童委員協議会(小内潤治会長)の総会が23日、新宮市福祉センターであった。出席44人、委任状34通で開会。昨年度の事業や決算の報告、本年度の事業や予算の提案を受け、承認可決した。

 民生委員の歌の斉唱、民生委員児童委員の信条の朗読に続き、小内会長があいさつ。能登半島地震と、関連して当地方で発生が懸念される南海トラフ巨大地震に言及。「災害発生時には地域福祉の課題も深刻化すると考えられる。民生委員の活動も、平常時から災害への備えが求められている」と話した。

 福祉課題はより複雑化・深刻化していると指摘。「住民に寄り添い、人々をつなぐ民生委員児童委員の役割は一層重要になっている。笑顔で暮らせる地域社会の構築のため、協力連携しながら活動していければ」とまとめた。

 来賓として、田岡実千年市長が祝辞。「地域でのネットワーク形成が、地域福祉を発展していく上でますます重要になる。民生委員児童委員の皆さんの協力なくては実現できない。今後もお力添えをお願いします」と呼びかけた。

 この後、議事を進行した。昨年度の事業と会計、本年度の事業と予算などを協議して認めた。

(2024年4月25日付紙面より)

本年度事業などを協議した=23日、新宮市福祉センター
あいさつする小内潤治会長
2024年04月25日
20 大きなイチゴ「おいしい」  じぃじの苺に紀南学園招待  (御浜町 )
2024年04月25日
21 誕生したウミガメなど観察  5歳児が社会見学で  (紀宝町 )
2024年04月25日
22 新たな地震対策、家屋に対応  ブルーシートの備蓄増へ  (紀宝町 )
2024年04月25日
23 さわかみ財団が道普請  大日越の登り口付近  (田辺市本宮町 )
2024年04月25日
24 無償の愛を持って支える  更生保護女性会が総会  (那智勝浦町 )
2024年04月25日
25 中核病院の将来ビジョン議論  医療センター経営強化プランを説明  (新宮市議会教育民生委 )
2024年04月25日
26 ジオパークの魅力伝える  フォトコン入賞作品展示  (那智勝浦町 )
2024年04月25日
27 ちぎり絵作り楽しむ  カルチャーサロンで教室  (新宮市「結夢」 )
2024年04月25日
28 合唱の仕方を教わる  くろしお児童館で教室  (新宮市 )
2024年04月25日
29 大株が咲きそろい華やかに  宇津木のシロバナヤマフジ  (古座川町 )
2024年04月25日
30 特集「夜の世界へようこそ」  こどもの読書週間企画開始  (串本町図書館 )
2024年04月25日
31 お悔やみ情報
  
2024年04月18日
32 今年も「愛の日バザー」
 市婦連と赤十字団が総会  (新宮市 )

 新宮市婦人団体連絡協議会と市新宮赤十字奉仕団の総会が16日、同市野田の市福祉センターであり、昨年4年ぶりに再開した「愛の日バザー」を11月に開催するなど本年度の事業計画を確認した。

 両団体は所属する会員、団員が同じため総会は同時に開会している。市婦連は家庭や社会の福祉増進を図り、明るく平和な地域社会の実現を目的に、赤十字団は赤十字の思いを通して、明るく住みやすい社会を築くことを目的に活動している。

 総会には会員・団員約30人が出席し、両団体の昨年度の事業報告、決算報告、本年度の事業計画案と予算案の各4議案を承認した。本年度は11月に「愛の日バザー」を行うほか、「人の和フェスティバル」への協力(7月)、人権学習会(11月)、「新宮元気フェスタ」への参加・協力(来年2月)、福祉施設への慰問などを予定している。

 あいさつした市婦連の劔持幸代会長は「昨年はコロナも落ち着き、4年ぶりに愛の日バザーを開催することができた。少子高齢化だが、助け合い、楽しい日が過ごせるよう今年も頑張りましょう」。赤十字団の仲富美子委員長は昨年度の活動を振り返った上で、「一人一人の善意が多くの人を救うことができる。今年も皆さんのご協力をお願いいたします」と呼びかけた。

 来賓の市健康福祉部の中上清之部長と市社会福祉協議会の大谷康央事務局長もあいさつし、日頃の活動に感謝を伝えた。

(2024年4月18日付紙面より)

約30人が出席した総会=16日、新宮市野田の市福祉センター
劔持幸代会長
仲富美子委員長
2024年04月18日
33 こいのぼり風になびく
 小口自然の家  (新宮市 )

 新宮市熊野川町の小口自然の家で、こいのぼりが掲げられた。施設前の広場の上空に黒、赤、青の大中小3匹が、風になびいている。

 同所では12日に掲げられた。今のところは3匹だが今後は数を19匹まで増やす予定という。丸石輝三支配人は「施設やキャンプ場への来客に歓迎の意味を込めて飾る。喜んでもらえたら」と話していた。

 こいのぼりの風習は、江戸時代に武家で始まった。コイは滝を登って竜になるとされていることから、立身出世の象徴と見なされており、これにあやかって男児が健やかに成長することを願って5月に掲げられる。

(2024年4月18日付紙面より)

風になびく3匹のこいのぼり=15日、新宮市熊野川町の小口自然の家
2024年04月18日
34 大きくて甘い「まりひめ」 太田小児童がいちご狩り (那智勝浦町)

 那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)の全校児童21人が17日、いちご狩りで学校近くの太田農園を訪れ、大きくて甘い「まりひめ」をおなかいっぱい堪能した。

 和歌山県オリジナル品種「まりひめ」の生産地である太田地域。毎年新1年生の歓迎も兼ね、同農園の太田美保さんが子どもたちを招いている。

 ミニバケツとハサミを持った児童たちは、次々にいちごを収穫。中には子どものこぶし大のものもあり、その場でパクッとかぶりついた。家族への土産も持ち帰った。田んぼの水路でアカハライモリやカエルを捕まえて観察する姿もあった。

 西紗代さん(1年)は「おなかいっぱい。学校は楽しい」。松下元気君(同)は「いちご狩りは初めて。甘いのやちょっとすっぱいのがあった。他のクラスの子の名前を覚えているところ」語った。学校では1年生の歓迎会もあり、全校児童で一緒に遊んだ。

 太田さんは「子どもたちが喜ぶ姿が見られてうれしい」。今年の収穫状況については「気候もあってか、シーズン序盤は花が咲きそろわなかったが、現在は回復して順調」と話していた。

(2024年4月18日付紙面より)

いちごをパクッ=17日、那智勝浦町中里
おいしそうなのを発見!
2024年04月18日
35 アケビの花が咲く  那智勝浦町湯川  
2024年04月18日
36 プレー楽しみ親睦深める  中央児とほほえみがグラウンドゴルフ交流  (新宮市 )
2024年04月18日
37 物語の世界に夢中  市立図書館でおはなし会  (新宮市 )
2024年04月18日
38 年額1万2000円分  高齢者等にタクシー券  (新宮市 )
2024年04月18日
39 なじみの募金箱に多数協力  森下喜久さんが義援金託す  (新宮市 )
2024年04月18日
40 リトルベビーの家族へ  県作成のハンドブック  (新宮・東牟婁 )
2024年04月18日
41 消費生活の相談概要  新宮・東牟婁窓口が発表  
2024年04月18日
42 会員55人が競技に臨む  第68回射撃大会を実施  (県猟友会東牟婁支部 )
2024年04月18日
43 「守り犬」の影が見頃に  一枚岩で19日前後数日間  (古座川町 )
2024年04月18日
44 20歳以上対象に意識促す  健康ポイント事業を導入  (串本町 )
2024年04月18日
45 春を告げる「本宮祭」 好天の下、活気あふれる (熊野本宮大社)
2024年04月18日
46 思いやり・ゆずり合い運転を  春の交安運動最終日に啓発  (紀宝署 )
2024年04月18日
47 薮中響姫さん、初の全国へ  女子団体は東日本大会に  (御浜卓球 )
2024年04月18日
48 地域のつなぎ役として活動を  本年度総会で重点など確認  (紀宝町民児協 )
2024年04月18日
49 お悔やみ情報
  
2024年04月07日
50 初物ミンククジラ店頭に
 第七勝丸が根室沖で捕獲  (太地町 )

 小型捕鯨船「第七勝丸」(竹内隆士船長、乗組員5人、32㌧)が今年初めて捕獲したミンククジラの競りが5日、太地町漁業協同組合の市場であった。赤肉、畝須、白皮のブロック40ケース141㌔が次々に落札され、周辺地域のスーパーへ出荷された。正午には早くも太地漁協スーパーに初物の鯨肉が並んだ。

 第七勝丸は3月上旬に太地港を出航し、しけのため北海道の釧路港に停泊。流氷が解けたこともあり、4月1日に根室海峡へ出航し、初日に全長7・9㍍、5・7㌧の大きな雌を捕獲した。

 根室海峡は流氷がもたらす豊富なプランクトンによる好漁場で、漁協の貝良文専務理事(日本小型捕鯨協会長)は「よく肥えたおいしそうなクジラ。まずは刺し身で食べてほしい。竜田揚げ、焼き肉、ハリハリ鍋もお勧め」と太鼓判。今後について「千葉県の外房捕鯨と共同操業で、今日までに7頭捕れており、幸先のいいスタート。4月半ばまでにオホーツクの漁獲枠の17頭を取り終え、太平洋枠に取りかかりたい」と語った。

(2024年4月7日付紙面より)

「よく肥えたおいしそうなクジラ」=5日、太地町漁業協同組合の市場
早速店頭に並ぶ
2024年04月07日
51 会食楽しみ別れ惜しむ
 米サ市訪問団の送別会  (新宮市 )

 米サンタクルーズ市(サ市)から新宮市への生徒訪問団のフェアウェルパーティー(送別会)が5日、新宮市福祉センターで開かれた。訪問団がホストファミリーや関係者と会食を楽しみ、別れを惜しんだ。

 サ市は新宮市の姉妹都市で、生徒の相互訪問は恒例。今回の訪問団は13歳から17歳の中高生14人と引率者3人で、3月30日に来新し、市内のホストファミリー宅に宿泊しながら、周辺観光や伝統文化の体験を行っていた。

 パーティーは県立新宮高校の琴部の演奏で開幕。訪問団の生徒らが部員の手ほどきを受け「さくらさくら」の演奏に挑戦する一幕もあった。会食では田岡実千年市長が手打ちしたうどんや、すし、和菓子などが振る舞われた。

 訪問団の生徒らは「出会いがいっぱいで楽しかった」「食べ物がおいしかった」「みんな親切だった」「新宮の全部が見られないことが残念」「景色が良かった」「上った階段が多すぎた」「着物を着ることが難しかった」「ホストファミリーと別れ難い」「新宮は居心地が良かった」などと語った。

 田岡市長は新宮市姉妹都市親善協会(岩澤卓会長)の名誉会長として「感動的な感想を聞かせてもらい面白かった。短い間でも(ホストファミリーと)絆や深い関わりができているのだなと感動した。今年は姉妹都市となって50年の節目の年。これからも素晴らしい交流を続けていきましょう。来ていただきありがとう。ホストファミリーの皆さんもありがとうございました」と述べた。

 訪問団の中高生とホストファミリーの子どもらが一緒に「翼をください」をまず日本語、続いて英語で歌った。8月に新宮市からサ市を訪問する予定の高校生の紹介もあった。

(2024年4月7日付紙面より)

新宮高校の生徒の指導で琴に挑戦=5日、新宮市福祉センター
ホストファミリーの子どもらと共に歌を歌った
2024年04月07日
52 外来種の浮草など駆除
 浮島の森で整備作業  (新宮市 )

 新宮市の天然記念物「新宮藺沢(いのさわ)浮島植物群落」(浮島の森)で4、5の両日、外来種の浮草などの駆除作業があった。

 浮島の森は、沼地に浮かぶ泥炭でできた島で、寒地・暖地の両方の植物が混生していることが特徴。植物学者の牧野富太郎氏らが天然記念物指定に尽力したことでも知られる。1927年の指定当時は島内に300本以上のスギ林があったが、周囲の宅地開発や水質悪化で植生の変化が見られるようになり、長年保全活動が続けられている。

 近年ではアマゾントチカガミやオオカナダモなどの外来種の繁殖が問題に。周囲の水路をふさぐほど増えたカサスゲの間にアマゾントチカガミの子株が入り込み、翌年の夏場に再繁殖することが繰り返されてきた。市文化振興課によれば、今回は外来種駆除とともに、今後の保全活動のためカサスゲやキショウブの一部も取り除いた。

 島内では現在、浮島の森のシンボルであるヤマドリゼンマイやオンツツジも見頃を迎えている。

(2024年4月7日付紙面より)

沼地での作業=5日、新宮市の浮島の森
オンツツジ
2024年04月07日
53 観光地写真や避難所情報  全市町がオープンデータ  (三重県 )
2024年04月07日
54 子どもと高齢者を守るために  春の全国交通安全運動出発式  
2024年04月07日
55 本紙エリアで田中さんが受章  第42回危険業務従事者叙勲  
2024年04月07日
56 梅干しが能登半島被災地に  那智谷を守る会が支援  (那智勝浦町 )
2024年04月07日
57 世界遺産登録の足跡  関連資料を多数展示  (新宮市立図書館 )
2024年04月07日
58 26人が夢への一歩  なぎ看護学校で入学式  (新宮市 )
2024年04月07日
59 着物のリメーク楽しむ  カルチャーサロンで教室  (新宮市「結夢」 )
2024年04月07日
60 新入生161人迎える  近畿大学附属新宮高校・中学校  
2024年04月07日
61 お悔やみ情報
  
2024年04月05日
62 木造住宅の耐震診断
 能登半島地震で枠拡大  (新宮市 )

 能登半島地震の発生を受けて募集枠を拡大した、新宮市の木造住宅耐震診断の2024年度の受け付けが10日(水)から始まる。費用は無料。石川県では多数の家屋倒壊が発生したこともあり、担当する防災対策課は「まずは診断を」と呼びかけている。

 新宮市では23年度、木造住宅耐震診断事業の募集枠を100件で設定。23年12月末で約80件の申請を受け付けていた。そこへ元日の能登半島地震が発生。問い合わせが急増し、残っていた約20件の枠も、受け付け終了の24年1月末までに全て埋まった。

 さらに受け付けの終了後も複数件の問い合わせがあり、必要性を感じて枠を50件拡大し、24年度は150件とすることを決めた。

 さらに、耐震診断の後で行われる改修工事に対しても、新宮市は住宅耐震改修事業補助金を用意していた。これも23年度は50件としていたが、24年度は10件を拡大して60件とした。

 防災対策課の上田紘大・防災係長は「できるだけ皆さんに(耐震診断を)受けていただきたい。無料なのでまずは診断を。改修工事も、今は費用が安く済む工法などができてきているし、補助金を使って自己負担が少なく改修できるようにもなってきている。診断で家の強さを確認していただけたら」と話した。

 木造住宅耐震診断は、2000年5月31日以前に建築(着工)した木造住宅について、無料で木造住宅耐震診断士を派

遣して行う。一戸建て住宅、長屋および共同住宅を診断する。受付期間は25年1月31日(金)まで。

 住宅耐震改修事業補助金は、耐震診断の結果を受けての検討となる。問い合わせは、新宮市防災対策課(電話0735・23・3333)まで。

(2024年4月5日付紙面より)

古い木造家屋も多く残る旧市内=3日、新宮市役所から
2024年04月05日
63 新看板設置で周知
 世界遺産登録20周年  (新宮市 )

 新宮市は1日、JR新宮駅の北西側の踏切手前にある大型観光看板の上部に、新たに「世界遺産登録20周年記念看板」を設置した。縦は0・5㍍、横は4・8㍍で、「祝 紀伊山地の霊場と参詣道 世界遺産登録20周年」とデザインされている。機運向上や市への来訪のPRにつなげたいとしている。

(2024年4月5日付紙面より)

上部に設置された新たな看板=2日、JR新宮駅の北西側の踏切手前
2024年04月05日
64 大切な命を守るため
 市内小学校に防災頭巾寄贈  (新宮市土建協同組合 )

 新宮市土建協同組合(松根康隆理事長)による防災頭巾の贈呈式が3日、新宮市役所で行われた。松根理事長、松原重充副理事長が速水盛康教育長を訪問し、市内小学校の新1年生への防災頭巾を贈った。

 同組合は2010年から市内の小学校に通う児童に向けて毎年贈呈。組合創立60周年記念の取り組みがきっかけで始まり、今年で15回目を迎えた。

 頭巾は中綿入りで緊急時は頭にかぶり、落下物から守れるようになっている。普段は学校のいすの背もたれや、集会時に体育館へと持ち込みクッションにできるなど、多種多様の使用が可能。

 贈呈された防災頭巾は、市内小学校5校の新1年生185人に配布。転入児や破損分を考慮し、児童数より多めの200個を贈った。

 松根理事長は「日頃から、工事などの関係により住民の皆さんには迷惑をかけている。子どもは国の宝。大切な命を守るため、これからも継続したい」。

 速水教育長は「長年にわたり寄贈していただき、大変ありがたい。子どもだけでなく、私たちも危機管理と徹底に改めて身が引き締まる思い。頭巾を通して防災教育の充実を図り、意識を高めていければ」と感謝していた。

(2024年4月5日付紙面より)

速水盛康教育長(左)に防災頭巾を手渡した松根康隆理事長(中央)と松原重充副理事長=3日、新宮市役所
2024年04月05日
65 紀南高校人事異動   
2024年04月05日
66 災害に備え防災備蓄品を寄贈  辻製油が企業版ふるさと納税で  (御浜町 )
2024年04月05日
67 シバザクラ咲き誇る  まなびの郷の花壇に  (紀宝町 )
2024年04月05日
68 毎年更新「生きた名簿」  避難行動要支援者の情報を共有  (御浜町 )
2024年04月05日
69 母子4割超「養育費取り決めなし」  ひとり親家庭実態調査  (和歌山県 )
2024年04月05日
70 元気生活の秘訣は「腸活」  いきいきサロン浦神西  (那智勝浦町 )
2024年04月05日
71 監査委員に辞令交付  行財政への協力呼びかけ  (新宮市 )
2024年04月05日
72 ドキドキの入園式  三輪崎保と宇久井園  
2024年04月05日
73 濱口祐自さんと仲野麻紀さん共演  音楽で人と人をつなぐ  (那智勝浦町 )
2024年04月05日
74 よちよちの 祖母と私の 影ひとつ  𠮷良佳子さんが佳作特別賞  (新宮市 )
2024年04月05日
75 デザイン追加で印象強化  観光周遊バス「まぐトル号」  (串本町 )
2024年04月05日
76 熊野古道周辺の絵画飾る  Gきのくにで記念特別展  (世界遺産登録20周年 )
2024年04月05日
77 お悔やみ情報
  
2024年04月04日
78 春を祝い平穏祈る
 新宮神社「さくら祭り」  

 熊野速玉大社(上野顯宮司)の境内にある新宮神社の例祭「さくら祭り」が3日、営まれた。大社関係者ら約20人が参列。サクラの枝を玉串として神前にささげ、春の訪れを祝った。

 新宮神社は1907(明治40)年、神社合祀(ごうし)令により、新宮町内にあった18社18柱の祭神を大社境内の金刀比羅(ことひら)宮に合祀したのが始まり。中でも最も位の高い渡御前社(わたりごぜんしゃ)の主祭神・神武天皇の例祭に合わせて、毎年4月3日に営まれている。

 通常は新宮神社の前だが、雨天のため拝殿で祭典は行われた。上野宮司が祝詞をささげ、巫女が「浦安の舞」を舞った。

 上野宮司は「自然の中にある尊いものを感じ、畏れかしこみ祭ったのが神道の発祥。日本の心は四季の移ろいと共にある。四季それぞれに祭りがあるのは幸せなこと」などと語った。

  □     □

■渡御前社でも例祭



 新宮神社と同じく神武天皇を祭る、新宮市の渡御前社(通称・神武社)でも例祭があった。境内のサクラは満開だが雨天だった。神武社保存会(田花操会長)の役員や地域住民など約30人が参列。地域の平穏などを願った。

 熊野速玉大社の末社である渡御前社は、神武天皇が八咫烏(やたがらす)に導かれ、熊野から大和へ入った時の頓宮跡という伝説がある。先述した神社合祀令で熊野速玉大社内に合祀され、社殿はなくなっていたが、1971(昭和46)年に再建された。例祭は神武天皇の崩御日とされる4月3日に、毎年営まれている。

 熊野速玉大社の神職が斎主を務め、式典を行った。雨天のため餅まきは中止となった。

 田花会長は「能登半島地震をはじめ自然災害が身近で、いつ起こるか分からない。そういうことにならないように祈った」と話した。

(2024年4月4日付紙面より)

巫女が浦安の舞を奉納した=3日、熊野速玉大社
地域の平穏などを祈った=同日、新宮市の渡御前社
2024年04月04日
79 懐メロ体操取り入れ脳トレ
 サロン「陽だまり」新行事  (古座川町 )

 古座川町高池の下部区内にある常設型サロン「集いの場陽だまり」が1日、行事「懐メロ体操、脳トレ」に取り組み始めた。基本月曜日の午後1時30分に開くとし、気軽な参加を呼びかけている。

 このサロンを運営する町社会福祉協議会見守り員主導で前年度まで脳トレの集まりを実施。その参加者から「頭だけでなくちょっとした運動で体も動かしたい」という声があり、年度替わりの節目に合わせて改善した。脳トレにつながりそうないい体操はないかと探したところ懐メロ体操が人気だと知り、取り入れることにしたという。

 初実施のこの日は11人が参加。まずは準備運動として同体操を1曲こなし▽赤白旗揚げ▽文字並べ▽都道府県クイズ―といった脳トレメニューをこなした後に4曲続けて体験した。

 今回は椅子に座ったままできる内容を紹介し、参加者は聴き覚えがある曲の体操は口ずさみながら挑戦した。見守り員の久保由美子さんは「体操についていくのが大変なときは、口ずさんでみるだけでも元気が出てくると思う。家にいるとじっとしてしまいがち。若い頃に親しんだ名曲で気を高めて体を動かす習慣を楽しく広めていきたい」と今後目指すところを語った。

 基本月曜日としているが、類似の行事や見守り員常駐状況との兼ね合いで実施しない日がある。今月は8日(月)と30日(火)に実施予定で、以降は月ごとの予定表で実施の有無を伝えるという。

 同サロンは町津波避難総合センターそば(町複合センター1階)で平日の午前10時~午後4時に開設していて、行事のほか随時脳トレーニング、見守り員や立ち寄った人同士での地域交流(茶話)ができる。利用は無料で、買い出しの延長で立ち寄る想定により希望すればオークワ古座川店―同サロン間で車両送迎もしてもらえる。問い合わせは同サロン(電話0735・67・7345)まで。

(2024年4月4日付紙面より)

新たに取り組み始めた行事「懐メロ体操、脳トレ」の様子=1日、古座川町高池
2024年04月04日
80 春の花、色鮮やかに
 下里とも子ガーデン  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町下里の「下里とも子ガーデン」(岩本カナエ代表、10人)では春の花が見頃を迎えている。1日は会員らが花の手入れをした。岩本代表は「花壇の休息所に座って花を眺めていると時間を忘れます。無料で開放しています。ぜひ見学に来て」と話す。

 円形に植えられたピンクパンサーが、無数の小さな花を付け、ネモフィラの花が淡い青色を添える。少し背の高いストロベリートーチがグリーンの半円を描くように植えられ、所々にチューリップの花が顔を出し、色のアクセントを付けている。岩本代表によると会員が自由な発想で植えたという。「これからはゴテチアの花が見頃になるね。ジニアをどこへ植えようか」。会員たちはおしゃべりを楽しみながら作業を進めていた。

 花壇は、所有者だった故・笠松朝子さんの遺志を受け継ぎ、地域の人たちがボランティアで維持してきた。四季折々の花が楽しめ、町内外からの来場者も多い。昨年3月には待望の休憩所が完成。11月には「全国花のまちづくりコンクール」団体部門で入選し、努力賞の表彰を受けた。

 会員の一人は「作業の中で花作りのいろいろなことが学べました。花が好きな人は訪れてみて」と話していた。

(2024年4月4日付紙面より)

カラフルな春の花を楽しめる下里とも子ガーデン=1日、那智勝浦町下里
2024年04月04日
81 古座川指定区間外も公表  河川洪水浸水想定区域図  (和歌山県 )
2024年04月04日
82 岩壁のくぼみに白花咲く  一枚岩に根付くセッコク  (古座川町 )
2024年04月04日
83 春磯にいる生き物紹介  水族館で期間限定展示  (串本海中公園 )
2024年04月04日
84 昭和歌謡みんなで歌おれ  太田の郷で歌声喫茶  (那智勝浦町 )
2024年04月04日
85 稼働率や入館者数は  丹鶴ホールの利用状況  (新宮市 )
2024年04月04日
86 16人が協力しごみ拾う  たばこ商業組合紀南支部が清掃活動  (新宮市 )
2024年04月04日
87 環境保全や文化の側面から  オオカミみゅーじあむ開館  (田辺市本宮町 )
2024年04月04日
88 今年は豊作の予感!  竹の子ウオッチングスタート  (那智勝浦町 )
2024年04月04日
89 春の陽気に湖畔を散策  勝浦千歳連合会がゆかし潟で  
2024年04月04日
90 夜桜見物客が多数  新宮市の丹鶴城公園  
2024年04月04日
91 喜んで集まってくる園に  天満保育園に新入児8人  (那智勝浦町 )
2024年04月04日
92 サ市訪問団が浴衣とお茶  萩原きもの総合学院で体験  (新宮市 )
2024年04月04日
93 桜花見とプレー楽しむ  グラウンドゴルフ大会  (紀宝町 )
2024年04月04日
94 新しい友達52人迎える  町立保育所で入所式  (紀宝町 )
2024年04月04日
95 時間延ばし飲食可に  図書館がリニューアル  (木本高校 )
2024年04月04日
96 東紀州こどもの園の開所式  地域初の児童養護施設  (熊野市 )
2024年04月04日
97 癒やしと交流の場に  神内の花壇へ春夏の花  (紀宝町 )
2024年04月03日
98 一挙蔵出し!寄贈品展
 開館55周年記念企画始まる  (太地町立くじらの博物館 )

 太地町立くじらの博物館(稲森大樹館長)が2日、開館55周年を迎え、記念企画展「一挙蔵出し!寄贈品展―くじらの博物館を支える資料たち―」が始まった。会期は来年4月1日(火)まで。

 博物館1階に、町内外から寄贈された貴重な品々84点を展示。第31次南氷洋捕鯨で撮影されたとされる8㍉フィルム映像や、解体用包丁、鯨類雄性生殖器の剝製など、うち26点が初出しだ。

 中江環副館長は「『故人が大切にしていたものだから』『思い出の博物館だから』など、一つ一つに寄贈された方の思いや博物館にたどり着くまでの物語がある。収蔵品を充実させるため、ウエートが大きいのが寄贈品であり、『チームくじらの博物館』の一員として当館を支えていただき、本当にありがたい」と感謝。貴重な資料がオークションやフリマサイトに流出している現状を受け「価値ある資料を適切に保存し、後世に残すため、手放す際には博物館への寄贈や寄託も考えてほしい」と呼びかけていた。

  □     □

■飼育動物供養



 この日、飼育員ら30人が、飼育中に死んだ動物たちの供養祭を営み、命を預かる者としての自覚を新たにした。

 同館では現在、コビレゴンドウやオキゴンドウ、ハナゴンドウなどの鯨類9種類31頭の他、魚類52種225匹、無脊椎動物36種435匹を飼育。

 供養祭では、順心寺の関雄峰住職の読経の中、飼育員や職員たちが焼香し、静かに手を合わせた。

 稲森館長は「この日を迎えられたのも、飼育動物あってのこと。その命と向き合う時間となった」。開館55周年に際し「4月1日には国際鯨類施設がオープン。『くじらの学術研究都市』を目指す中で博物館にも多様な社会的役割が求められている。研究者たちと協力して調査研究を行い、飼育動物たちが長生きし、新しい命を育んでいけるよう努めたい」と語った。

(2024年4月3日付紙面より)

寄贈品について解説する中江環副館長=2日、太地町立くじらの博物館
供養碑に手を合わせる飼育員ら
2024年04月03日
99 外国客船が新宮港へ
 熊野三山など観光満喫  

 バハマ船籍の外国客船シルバー・ムーン(総トン数4万700㌧、全長212・8㍍、シルバーシー・クルーズ)が3月31日朝、新宮港を訪れた。初寄港となる。多数が下船してバスやタクシーに分乗、当地方の観光を満喫した。同日夕方には出港した。

 ジャパネットたかたが行うジャパネットクルーズが企画した「シルバームーンで優雅に巡る 陽春の日本絶景ツアー」で訪れた。東京を出発し、新宮、徳島、釜山(韓国)、長崎、鹿児島、奄美大島、伊勢志摩を巡って戻るツアーで、約250人が乗船、うち約9割が日本人という。

 新宮港の岸壁では、平安衣装と雅楽演奏による出迎えや、地元特産品の販売、新宮市による歓迎セレモニーが行われた。バス7台とタクシー約20台が待機しており、乗船客らは分乗して熊野三山や鬼ヶ城(熊野市)などを巡った。

 歓迎セレモニーでは、田岡実千年市長があいさつ。「熊野は、大自然を背景に神道と仏教が融合した熊野信仰の聖地として繁栄し、今なお多くの人々を魅了しています。本日は世界遺産である熊野を楽しんでいただければ」と語った。

 同船のチャブダル・ゲオルギエフ船長もあいさつ。「日本ではいろいろな港に寄港し、日本人からのおもてなしをいろいろと受けています。新宮でも温かいおもてなしをありがとうございます」と述べた。

(2024年4月3日付紙面より)

初めて寄港したシルバー・ムーン=3月31日、新宮港
平安衣装と雅楽演奏で出迎えた
2024年04月03日
100 統合小の校名候補を発表
 開校準備の思いを乗せて  (串本町教委 )

 串本町教育委員会が3月29日、2026年4月開校予定の統合小学校名候補を「くしもと小学校」としたことを町公式ホームページ上で発表した。町議会で開校に伴う条例改正が承認された時点で正式決定になるという。

 目下、串本小と橋杭小の後継校として開校を目指す統合校。建設用地は町立くしもとこども園の道向かいに確保済みで、現在は実施計画がほぼ完成した段階だという。

 文部科学省「新しい時代の学びの環境整備先導的開発事業」の適用を受け、22年度に学校、家庭、地域の意見を取り入れつつ「つながる」をテーマにし地域との共用や防災機能も意識した基本構想を策定。校舎は木造平屋建ての分棟とし学童保育所や体育館が付帯するフラットな構成とするなど大枠が定まり、以降基本設計、次いで実施設計の策定が進んだ。

 昨年9月には関係2校の保護者らを対象にして統合小学校建設説明会を実施。校名や校歌・校章を定める上で最良の成果を得るため、基本設計の情報を共有した。先行して12月1日から今年1月15日までの間で校名案を公募。応募84件、重複分を整理し43案が集まり、以降は統合小学校建設検討委員会で▽くしもと▽串本▽なんたん▽さんごの杜―の4案、保護者ら地域代表も参加する小学校統合準備委員会でくしもとの1案まで絞り込まれ、2月21日の町教委定例会で校名候補として承認した。

 この承認は3月5日、町議会第1回定例会本会議で田嶋勝正町長が施政方針の一端として先行報告し、「子どもたちが親しみを持ち、地域からも愛される場所になってほしいという思いが込められた校名」と伝えた。追って町教委が「皆様からの新しい学校への期待と願いをしっかり受け止め、開校への準備を進める」と思いを乗せ、発表した。

 校名案募集に当たり「子どもたちと地域住民、教職員がともに育つ新しい時代の学校にふさわしい学校名」とテーマを付した町教委。坂本善光教育長は現在の2校に縛られず幅広い世代になじむ学校名、と定まった校名候補を受け止めている。

 校歌・校章についてはこれから作成手法の検討を始める段階。着工は町議会が工事請負契約案を承認した後で、第2回(6月)定例会への上程を見据えて進めるという。

(2024年4月3日付紙面より)

2024年04月03日
101 ぽかぽか陽気に読書タイム  図書館でテーマ展示  (熊野市 )
2024年04月03日
102 多彩なメロディーで楽しませる  吹奏楽部が定期演奏会  (木本高校 )
2024年04月03日
103 多数の名所で花見盛り  春らんまん、サクラ満開  (紀宝町 )
2024年04月03日
104 那智勝浦町は11倍に  新宮市9倍、他市町も増  (23年の外国人宿泊客数 )
2024年04月03日
105 定額減税への理解深める  給与支払者を対象に説明会  (新宮市 )
2024年04月03日
106 健康長寿の実現願う  生きがい教室の開講式  (新宮市老連 )
2024年04月03日
107 ムロウテンナンショウ  那智勝浦町の県道45号  
2024年04月03日
108 こころブギウギ絵手紙展  27日まで、喫茶きよもん  (那智勝浦町 )
2024年04月03日
109 新しい園生活がスタート  マリア保、新木保で入園式  (新宮市 )
2024年04月03日
110 「甘くて最高!」  中央児で「わたあめプレゼント」  (新宮市 )
2024年04月03日
111 楽しく交流を図る  緑丘中生徒とサ市訪問団が交流  (新宮市 )
2024年04月03日
112 車窓に向けて白花を開く  一雨でシャガ咲き始める  (古座川町 )
2024年04月03日
113 咲き進む花の下で体操体験  一枚岩前でリラックス教室  (古座川町 )
2024年04月03日
114 第1回定例会一般質問(終)  古座川町議会  
2024年04月03日
115 水域にちなんだ16点披露  水族館で「黒洋画会展」  (串本海中公園 )
2024年04月03日
116 テーブル囲みサクラ観賞  下里神社でお花見  (那智勝浦町 )
2024年04月03日
117 ドキドキの初登園  わかば保育園で入園式  (那智勝浦町 )
2024年04月03日
118 お悔やみ情報