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2021年05月30日
1 海邊俊行理事長を再任 新宮地方建設業協同組合が総会 

 新宮地方建設業協同組合(海邊俊行理事長、組合員83)は28日、新宮市緑ヶ丘の同組合で第62回通常総会を開いた。昨年度収支決算・事業実施報告や本年度収支予算・事業計画などを承認。役員改選では海邊理事長を含め、全員を再任した。

 新型コロナウイルス感染拡大予防対策を講じつつ可能な限り規模を縮小し開催。物故者に対する黙とうがささげられた後、海邊理事長が開会に当たりあいさつした。

 国土強靱(きょうじん)化緊急対策が昨年で終わり、本年度からは加速化対策の名の下に約15兆円が閣議決定されたと述べ「この地域でも今後5年間、安定した工事量が望める。これもひとえに二階俊博先生、そして県建設部の方々のお力添えのおかげ」と感謝。

 紀伊半島一周高速道路が全線事業化されたことにも触れ「安定した工事量が望める中においても予算獲得のために要望や陳情をしていきたい。これまでの活動が実を結んで今の工事量があり、金額が安定したと思っている。これからも活動を続けていければ」とさらなる協力を呼び掛けた。

 本年度は▽建設工事量の確保、拡大の促進▽施工平準化の推進▽公共工事適正積算および適正工期の確保▽労働災害防止対策推進の強化▽中小企業に対する育成強化対策の推進▽建設業界秩序の確立および暴力団等の徹底排除▽災害発生時における備蓄品等の補充▽各種資格取得、知識向上のための講習会などの地元開催―の8点を重点事項に運営活動を実施していく。

 また、新宮分会の安全指導員として長年にわたり尽力したとして、庵野了嗣さんと中上和年さんに対し、労働災害防止協会和歌山県支部から感謝状と記念品が贈られた。

(2021年5月30日付紙面より)

新宮地方建設業協同組合の総会の様子=28日、新宮市緑ヶ丘
海邊俊行理事長
2021年05月30日
2 新会長に串俊男さん 区長連合会総会 (那智勝浦町)

 那智勝浦町区長連合会(会長・大江清一中里区長)は28日、同町の体育文化会館で総会を開き、本年度の行事計画案、予算案などの上程議案全てを承認した。役員改選では、橋ノ川区長の串俊男さんが新会長に選任された。

 区長連合会は町内の55区で組織。区長相互の親睦を図り、町当局との連携を密にし、区民の福祉増進のために組織する。これまでには町花火大会実行委員会、南の国の雪まつりなどのイベントなどにも協力している。

 昨年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から総会は開かず、書面決議のみとなった。2020年度は高速道路要望活動、近畿自動車道紀勢線すさみ・那智勝浦間早期整備要望活動などを展開した。

 大江会長は「町内にはさまざまな組織・団体がある。各分野で活性化のために取り組んでいるが、いずれの分野でも各区長が多いに関係してくる」。

 16年から太田地区が一丸となって運営する交流センターの活動報告を行い、「私たちの役目は行政とのパイプ役。行政と連携を密にして住民の声を届けて、福祉増進などに寄与していきたい」とあいさつした。

 堀順一郎町長は「コロナの終息のためにもワクチン接種が有効な手段。接種を推進するとともに6月の町議会では経済対策を提案していく。今年は東日本大震災、紀伊半島大水害から10年の年。防災減災の意識の向上に努めていきたい。各区長さまにはさまざまな形でご尽力を賜りたい」。

 同町議会の荒尾典男議長も区長の尽力に感謝する祝辞を述べた。

 令和3年度永年勤続区長の表彰では10年勤続が3人、5年勤続7人の計10人が対象となった。この日出席した5人に堀町長から表彰状および感謝状が贈呈された。

 表彰者を代表して竹下喜万(よしかず)庄区長は「今後も区の発展や町の発展のために微力ながら、貢献していきたい」とあいさつした。

 串新会長は「国内は超少子高齢化社会。かつての地域共同体の考えとはまいりません。区は必要な組織で持続可能な制度なのか。難しい場合はルールを見直してはいかがでしょうか。皆さまのお知恵を拝借して『自分ごととして』『お互いさま』などをシェアできる地域社会の『在りよう』を考える機会になれば」と話した。

(2021年5月30日付紙面より)

永年勤続区長に表彰状や感謝状が贈られた=28日、那智勝浦町の体育文化会館
串俊男さん
2021年05月30日
3 川舟製作技術を後世に
 協力隊の北原さんが記録に残す  (紀宝町 )

 熊野川流域で唯一の川舟製作技術を後世に残そうと、紀宝町の地域おこし協力隊・北原潤希(じゅんき)さん(28)が作業工程を記録する取り組みを進めている。

 協力隊に着任した2月以降、同町北桧杖の「熊野川体感塾」(谷上嘉一塾長)を拠点に、川舟「三反帆(さんだんぼ)」の遊覧体験の提供など、観光業務に取り組んできた。

 そんな中、2隻の川舟製作依頼があり、川舟大工でもある谷上さん(79)の製作に立ち会うことになった。設計図はあるものの、細かな工程は谷上さんの頭の中だけ。「今の自分には手伝えるだけの技量がなく、今後、関われるようになったら活用したい」との思いから、記録作りに乗り出した。

 スマホで写真と動画を撮影し、材料を削る行程から部材の仕分け、船底部分や側面を作る作業、乗船者が座るベンチなど細部にわたり技術を記録した。

 川舟を作ってみたいと思う人の参考になればと、谷上さんら3人の大工の会話をヒントにシキやミヨシ、カジキなどの用語を分かりやすく表現することも心掛けた。6月末の完成を目指している。

 「船底はスギの赤身部分だけを使い、3枚をつなぎ合わせる。それを台座に乗せ、炭であぶって曲線をつくる。完成した川舟に乗ると見ることができない部分だが、知識と経験が必要な作業。谷上さんは川舟と木材の特徴、加工方法を知り尽くしている」。

 船頭になるため、小型船舶操縦免許を取得。現在は熊野川で操縦の練習に励んでいる北原さん。パソコンでデータを作成しつつ「自分で作った川舟に乗れればいいですが、そこに至るには多くの努力が必要になる。道具の使い方を身に付ける必要もあり、舟大工より船頭を目指す方が先ですね」と笑みをこぼした。

(2021年5月30日付紙面より)

川舟製作技術のデータ化に取り組む北原潤希さん(右奥)=紀宝町北桧杖
作業工程をパソコンに入力
2021年05月30日
4 広島・森浦投手(新宮市出身)がプロ初勝利
 2番手で登板、好救援  

 新宮市出身でプロ野球広島東洋カープの森浦大輔投手(22)が28日、ZOZOマリンスタジアム(千葉市)で行われたロッテとの交流戦でマウンドに上がり、1回1/3を無失点に抑え、登板14試合目で初勝利を挙げた。

 森浦投手はキャンプ中から実戦で連続無失点の成績を収めて開幕1軍をつかみ取った。3月27日のマツダスタジアム(広島市)での開幕2戦目に当たる対中日戦では、広島3点リードの七回表に2番手としてプロ初登板を果たし、1回を無失点に抑えて初ホールドを記録した。

 その後も中継ぎとしてチームの勝利に貢献し、これまで5ホールドを挙げていた。

 この日の試合では、広島が2点リードの五回裏、2死二塁の場面で2番手としてマウンドへ。先頭の5番・角中勝也選手の7球目にバットを折るストレートで遊ゴロに打ち取ってピンチをしのぐと、六回には6番・岡大海選手を右飛、7番・エチェバリア選手には四球を与えたが、8番・藤岡裕大選手から129㌔のスライダーで空振り三振を奪うと同時に、一塁走者の盗塁を阻止した。その後は、後続の投手がつなぎ10―8で試合終了。チームの勝利に貢献した。

 試合後のヒーローインタビューで森浦投手は「初勝利することができてうれしい。粘り強く投げることを心掛け、先頭打者を抑えて流れに乗れました。今後はチームを勝利に導けるような投手になっていきたい」と力強く語った。

 仕事のため、試合を見ていなかったという父・孝二さんは「登板するたびにドキドキしていましたが、初勝利を聞いてうれしく思います。ひとえにチームをはじめ関係者、ファンの皆さまなど、多くの方々に支えていただいたおかげ。これからも、けがをしないように気を配り、チームの役に立てるよう頑張ってほしい」。

 母・由紀さんは「いつも緊張しながら見ていましたが、思い出の日になって喜んでいます。改めて多くの方々に見守られ、応援していただいていることを実感してありがたく思います。コロナ禍で心配な面がありますが、体に気を付けて感謝の気持ちを忘れず、チームの勝利に貢献してくれれば」と話していた。

(2021年5月30日付紙面より)

2021年05月30日
5 中野恵太さんが優勝
 総合スポーツ大会グラウンドゴルフ  (ゆうゆうクラブ )
2021年05月30日
6 落下物から身を守ろう  新宮高校で防災LHR  (新宮市 )
2021年05月30日
7 「害虫駆除に効果アリ!」  丹鶴福祉委員がホウ酸団子作り  (新宮市 )
2021年05月30日
8 全力で競技に取り組む  熊野川小・中と三津ノ保が合同運動会  (新宮市熊野川町 )
2021年05月30日
9 高台の二次避難所へ逃げる  本年度最初の避難訓練  (神内小 )
2021年05月30日
10 みんなで遊んだよ!  「春の遠足」で楽しい思い出  (うどの幼 )
2021年05月30日
11 応援旗で盛り上げる  公立中学校で体育大会  (新宮市・那智勝浦町 )
2021年05月27日
12 待望の道路、無事完成目指し
 長井古座道路改良工事安全祈願祭  (那智勝浦町 )

 今年3月から着工となった那智勝浦町と串本町を結ぶ長井古座線(仮称八郎山トンネル)の道路改良工事の完成を目指して「淺川・堀特定建設工事共同企業体」は25日、同町中里の工事現場付近で安全祈願祭を営んだ。和歌山県や湯川・田原間道路建設促進協議会の関係者、堀順一郎町長ら約30人が出席し、道路の無事完成を祈った。

 工事は掘削後、じん性や耐力の向上を図るコンクリート巻き立て工法を行い、側溝設置や舗装が主な工程。トンネルの延長は711㍍で、工期は来年5月22日(日)まで。

 また、トンネルの名称は完成するまでに地元住民らと協議し決定するという。

 祈願祭では下里神社の山本貞夫宮司が神事を執り行い、祝詞を奏上した。玉串を奉てん後は工事関係者が加わり、清祓(きよめはらい)の儀が行われた。

 山本宮司は「新型コロナウイルスの終息と安全に工事が完了することを祈願させていただきました」。

 工事を行う「淺川・堀特定建設工事共同企業体」の作業所長を務める青木正和さんは「地元区長はじめ皆さまに事務所を設置する時からお世話になっている。無事故で竣工できるように寄与したい」と話した。

 上田原区長で同協議会の杉本百生副会長は「道路建設のために近隣市町が要望してくれた。東牟婁郡内においても中心地に近い場所になる。完成すれば便利になる」。

 串俊男副会長は「長年にわたり多くの皆さまにご尽力いただいた結果が現れてきた。感謝している」と喜びの表情を浮かべた。

 中里区長も務める大江清一会長は「平成16年から協議会が発足され、歴代のメンバーの方々が要望してきた待望の道路。県にも感謝している。本当にありがたいこと」と語った。

(2021年5月27日付紙面より)

湯川・田原間道路建設促進協議会の大江清一会長が工事の無事を祈った=25日、那智勝浦町中里
工事関係者と山本貞夫宮司が工事現場付近をはらい清めた
2021年05月27日
13 地域の「お宝」生かして
 生活支援コーディネーター実践研修会  (新宮市 )

 新宮市福祉センターで25日、第1回生活支援コーディネーター実践研修会が開かれた。NPO法人全国コミュニティライフサポートセンターの池田昌弘理事長がオンラインで講話し、福祉委員や民生委員、地域活動のリーダー、市社会福祉協議会の職員ら17人が全国の地域支え合い活動の事例を学んだ。

 和歌山県主催で、各市町村をオンラインでつないで実施。例年は市社協職員のみで参加しているが、本年度は地域活動の中心となっている人々も招いて開催した。

 池田さんは高齢者の生活支援・介護予防の基盤整備を目的とした2015年の生活支援コーディネーター(地域支え合い推進員)の配置経緯を振り返り、「介護施設への入所を機に人間関係を断捨離してしまうという話を聞く。介護保険サービスを含む個別支援の強化は、日々互いに気に掛け合う友人や知人とのつながりを切る孤立化支援になってしまう可能性があるのでは」と問題提起。

 「気心の知れた友人との小さなお茶会や畑作業の休憩中のおしゃべり、ご飯のお裾分け、ごみ出しの手伝いなどの住民同士のつながりは地域の『お宝』。登録されたサロンの数や参加人数だけに目を向けるのではなく、生活の中に無数にある『通いの場』を生かしてほしい」と述べた。

 今後の地域活動について「コロナ禍中、感染症対策をしながら自主的に始まっていたご近所さん同士の気に掛け合いを切ってしまうのではなく、それを継続してもらうような働き掛けをすることが大事なのでは」と呼び掛けていた。

(2021年5月27日付紙面より)

オンライン研修会の様子=25日、新宮市福祉センター
2021年05月27日
14 入所者と職員の接種始める
 竹村司管理者の応援を得て  (串本福祉会 )

 串本町二色に本部を置く社会福祉法人串本福祉会(和田利文理事長)が24日、入所高齢者への新型コロナワクチン接種を始めた。同町の考慮により翌25日から接種済みの医療職以外の職員への同接種も開始。実施に当たってはくしもと町立病院の竹村司・病院事業管理者の応援を得ていて、施設長を務める和田𠮷男理事は「本当に助かる」と感謝している。

 これら接種は、同法人医療職を軸にして町から新型コロナワクチンの配分を受け実施。入所高齢者は接種チームが各施設へ赴き職員は法人本部に設けた会場へ集まってそれぞれ接種する体制を取っていて、いずれもグループ分けし段階的に進めるとしている。

 職員対象の接種は竹村管理者、入所高齢者対象の接種は法人嘱託医の東芳史院長(潮岬病院)と鎌田俊彦医師、辻内和司医師、矢本秀樹医師が接種前の問診を担当し、法人看護師が接種をするという。応援を申し出た竹村管理者は「集団免疫をつける意味で接種は短期間で一気に進めることが大事。町内は医療従事者が少なくこの状況に対し病院の管理者だからといって何もしないのは絶対にあり得ないので、(協力を)やろうかと思った」と思いを語り、問診を一手に引き受けている。

 和田理事は「うちの先生(=医師)は全員非常勤の嘱託医で、限られた時間の中で普段の診察をしてもらいながらなのでそんなに(接種の)数はこなせない。スピード感が大事な中で(対象となる)この大人数をどうしようかと悩み、町長に相談し竹村先生に医師の応援をお願いさせていただいた」と応援を得るに至った経緯を語る。

 この応援で入所高齢者の後と位置づけていた職員対象の接種を同発でできる体制が整った。職員対象の接種が進む状況については「ワクチンは高い予防効果があると言われているが、打ったからと言って100%(感染しない)ではない。職員には気を緩めることなくこれまでしてきた感染防止策を守っていただきたいと思う」と話した。

(2021年5月27日付紙面より)

新型コロナワクチンの接種を受ける串本福祉会の職員=25日、串本町二色
問診を引き受けて職員対象の接種を後押しする竹村司・病院事業管理者(左)
2021年05月27日
15 母校への熱い思い届ける
 120周年記念事業へ寄付  (新宮高校 )

 新宮高校硬式野球部OB会の井上信也会長、ラグビー部OB会の横田敏郎顧問、サッカー部OB有志を代表して伊藤算志さんが25日、新宮市神倉の同校を訪れ、母校の創立120周年記念事業への寄付金を西哉素史・新宮高校創立120周年記念事業実行委員長へ託した。

 井上会長は「これまでの歴史を振り返ると、諸先輩方や在校生、そして地域の皆さんと共に創立120周年を迎えることを大変うれしく思う」。横田顧問は「新宮高校でラグビー部OBが大勢お世話になってきた。今後もますます発展されることを願っている」。伊藤さんは「創立120周年、誠におめでとうございます。サッカー部も来年で創立100周年。OBも一丸となって頑張っていく」とそれぞれ言葉を贈った。

 西実行委員長は「大変ありがたい。在校生のため、今後の生徒たちのために生かしていく」。東啓史校長は「本校で培った縦のつながり、横のつながりを生かし、母校への熱い気持ちを示してくれることは、在校生にとっても大変励みになる」と感謝を述べた。

 寄付金は生徒ホール(食堂)や同窓会室のリフォーム、11月に予定している記念式典の費用に充てられる。実行委員会は現在、記念事業に関わる寄付を募っており、問い合わせは新宮高校(電話0735・22・8101)まで。

  □     □

■生徒ホールにシンボルツリーを



 生徒有志による「生徒ホールリニューアルプロジェクト」の進藤友華代表(3年)、竹中萌唯さん(同)、加藤迅君(同)は、同日夜に同校で行われた120周年記念事業実行委員会の会合で、4月から取り組んできた生徒ホールのリフォームデザインのプレゼンテーションをした。

 熊野の自然や校訓「質実剛健」を着想の基盤に、山と海、ナギの木のデザインを取り入れ、素朴でたくましい新宮高校生を表現するために既存の柱をシンボルツリーに改装することなど提案。

 進藤代表は「在校生のニーズを大切に、新宮高校の歴史と文化への考察に取り組んできた。少しでも私たちのデザインが実現されればうれしいです」と話していた。

(2021年5月27日付紙面より)

左から東啓史校長、横田敏郎顧問、伊藤算志さん、井上信也会長、西哉素史実行委員長=25日、新宮市の県立新宮高校
2021年05月27日
16 木下さん、和泉さんが優勝 那智勝浦町体協グラウンドゴルフ夏季大会 
2021年05月27日
17 3選手が近畿大会へ
 和歌山県空手道選手権大会  (剛柔流空手道志彰会 )
2021年05月27日
18 駆逐用煙火で鳥獣害対策  追い払い花火の講習会  (新宮市 )
2021年05月27日
19 1位に杉本光朗さん  写連新宮支部5月例会  
2021年05月27日
20 鈴島で「チゴガニダンス」  新宮市  
2021年05月27日
21 大きなイチゴ見つけた!  くろしお児童館が木ノ川で  (新宮市 )
2021年05月27日
22 「また来ます」のために  観光客らクロマグロ解体見物  (那智勝浦町 )
2021年05月27日
23 産卵しやすい場所に  下里小がクリーン作戦  (那智勝浦町 )
2021年05月27日
24 速水さん、中上さんに厚労大臣表彰  新宮市役所で伝達  (和歌山県 )
2021年05月27日
25 町長の先行接種、事前説明を  子育て世帯へ児童1人5万円  (御浜町議会全協 )
2021年05月27日
26 ササユリ、甘い香り漂わせ  山の斜面で風に揺れる  (紀宝町 )
2021年05月27日
27 アマゴ稚魚1万匹を放流  資源増強期し管内流域へ  (七川漁協 )
2021年05月22日
28 ネギ1.4㌧を収穫
 持続可能な新機軸の構築に向け  (新宮市 )

 新宮市木ノ川の道阪耕一さんが所有する畑で18日、青ネギの収穫作業が行われた。道阪さん、井上訓さんをはじめ6人が作業に汗を流した。収穫したネギは和歌山県紀の川市にある、サクセム株式会社(中里輝茂代表取締役社長、本社=大阪府熊取町)の工場に送られる。

 道阪さんら、通称「ネギ組」がネギの栽培を始めたのは昨年11月。高齢化や後継者不足などの問題から耕作放棄地や休耕田も増え続けている現状打破の一助に、また「持続可能な農業」の実現化に向け、約15㌃の畑に苗を定植した。

 サクセム㈱は、中国産が販売数の多くを占めるカットネギ市場において、国産カットネギ市場を構築しようと、自社農場で青ネギの栽培を開始したのが2016年。以降、県内全域で地元農家、JAなどの協力のもと、青ネギの委託栽培とカット用青ネギの出荷を行っている。

 「ネギ組」の取り組みは、同社と縁のあった井上さんが、道阪さんと共に国内におけるカットネギの需要に着目したことに起因する。ネギは手間も掛からない上に年間を通して寒暖差が小さい木ノ川や佐野、蜂伏周辺の紀南地方の気候に適している。休耕田の利活用にも可能で、サクセム㈱を通した販路も確保できている―。「ネギを通して地元に誇りを持つ子どもたちが増えてくれる未来を創ることができたら」との思いから、道阪さんと井上さんはネギ栽培に乗り出した。いつの日か生産したネギをカットするプラント工場の建設も視野に入れているという。

 この日、収穫したのは実にコンテナ100箱分で収穫量は約1・4㌧。予想以上の収穫量でコンテナ数が足りなくなり、畑の約4分の3を残して作業を来週に持ち越した。根元を残すことで約3カ月後に再度収穫できることから、1シーズン7㌧超の収穫を見込んでいる。

 道阪さんは「初めてにしては上出来」と太鼓判を押す。今後は別の畑で、苗ではなく種から育てる方法や食品廃棄物リサイクルの堆肥利用も試したいと展望を語り「自分たちがやっているのはモデルを示す試み。失敗もモデルとして必要。後に続く人たちのためにさまざまなデータを用意できれば」と話していた。

 「ネギ組」の、ふるさと・新宮の将来を見据えた「ネギ=イノベーション(新機軸)」の取り組みは、まだ始まったばかりだ。

(2021年5月22日付紙面より)

収穫したネギを前に笑顔=18日、新宮市木ノ川
収穫作業の様子
2021年05月22日
29 利便性や徴収率向上へ
 スマホで町税など納付  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町は今年4月から、スマートフォンの決済アプリによる町税や水道料金などの支払いシステムを導入している。町民は納付書のバーコードを読み取ることで、いつでもどこにいても納付が可能となった。

 この支払いシステムは手段が増えることによる利便性や徴収率の向上を目的に導入された。新型コロナウイルス感染拡大の観点からも屋外に出ず、納付書があれば自宅などで支払えることがメリットとされている。

 納付できるのは▽町県民税(普通徴収)▽固定資産税▽軽自動車税(種別割)▽国民健康保険税▽水道料金▽汚水処理施設使用料▽下水道使用料―に限られる。

 支払いが可能なアプリは「Pay Pay(ペイペイ)」、「LINE Pay(ラインペイ)」、「PayB(ペイビー)」、「支払秘書」の四つ。各自、スマートフォンでダウンロードする必要があり、各アプリのホームページでダウンロードや利用方法が説明されている。

 同町税務課によると、納付書のバーコードが読み取れない場合や、納期限や取扱期限が超過した納付書、納付額が30万円を超える場合はバーコードの印字がないため利用できないとしている。領収書は発行されない。

 また、軽自動車税(種別割)は口座振替による納付と同様、納期限内にスマートフォン用決済アプリで納付した場合、納期限後に証明書が発送される(令和3年度の納期限は31日)。

 軽自動車税(種別割)納税証明書(継続検査用)が急ぎで必要な場合は、同町役場窓口や納付書裏面記載の金融機関やコンビニエンスストアでの納付を勧めている。

 税務課の担当職員は「開始から約2カ月だが、問い合わせや利用もある。お手持ちのスマートフォンがあれば、いつでもどこにいてもお支払いができるので便利で、アプリによってポイントの付与も違う。チャージ忘れや重複納付には注意いただき、ご利用ください。支払い方法が増えることで町としても徴収率の向上につながれば幸いです」と話している。

 問い合わせなどは同町役場税務課(電話0735・52・1094)まで。

(2021年5月22日付紙面より)

2021年05月22日
30 出水期の災害に警戒を
 高台整備や通学路などで対策進む  (紀宝町 )

 東海地方では例年より21日、昨年より25日早く梅雨入りした。21日は梅雨前線の影響で広い範囲で雨脚が強まり、東紀州地域には大雨、強風などの注意報が発表され、朝の通学時間帯に激しい雨が降った。

 津地方気象台によると、梅雨入りは1951年の統計開始以来過去2番目の早さとなった。梅雨時期から台風や集中豪雨が多い10月までの出水期は大雨による災害に警戒が必要となる。

 紀宝町内では各地区で水害への対策が進んでおり、津本地区自主防災会(谷口昌宏会長)は今月、用水路に面した通学路にポールコーンを設置した。

 昨年9月25日の集中豪雨で1時間に100㍉を超える猛烈な雨が降った際に用水路が氾濫。道路との境目が区別できない危険な状態になっていた。

 自主防災会では児童・生徒に「通学路の危険な場所」を聞いたところ、9月の集中豪雨で危険を感じたと返答があった。その内容を町と小中学校に提出し、町の支援を受けてポールコーンの設置が実現した。

 2011年9月の紀伊半島大水害では、河川の氾濫が相次ぎ、甚大な被害をもたらした。熊野川支川の相野谷川では堤防越水が発生し、高岡地区の輪中堤が倒壊して全17世帯が水没した。

 水害から住民の命を守るため、大水害で浸水被害があった鮒田地区に高台一時避難場所が完成した。高岡地区でも整備が進み、いずれも国土交通省近畿地方整備局紀南河川国道事務所が着手。高岡地区には輪中堤内の海抜14㍍地点に広さ567平方㍍、階段を上った先の海抜20㍍に340平方㍍の避難場所が間もなく完成するという。

(2021年5月22日付紙面より)

児童生徒の要望で通学路に設置されたポールコーン=21日、紀宝町大里
高岡地区に整備されている高台一時避難場所
2021年05月22日
31 EV等シェアの実証実験
 古座MORIの協力得て  (串本町 )

 スマートモビリティシステムの提供を基幹事業とするIT企業「Zenmov株式会社」(ゼンモブ、田中清生代表)=東京都=が19日、串本町域でカーシェアリング構想「ゼロ旅カーシェア(仮称)」の実証実験を始めた。同町中湊に拠点を置く株式会社古座MORI(坂本直弥代表取締役)の協力による取り組み。10日間にわたりゼンモブの電気自動車(EV)を町域で運用し、運行実績や意見を還元するという。

 ゼンモブは2019年に事業を始めた新進気鋭の企業で、現在は主にフィリピンの交通事情改善にアプローチする形で取り組んでいる。将来的には得たノウハウを日本国内で発揮することも思い描いていて、その一端で動き出しているのが脱炭素社会への貢献を見据えた同構想。EVや燃料電池自動車(FCV)を二酸化炭素排出権のオフセット制度を付した形でカーシェアリングし、二酸化炭素排出実質ゼロの運用を観光用途で実現する事業形態の確立を目指している。

 すでに社内実証を進めているが実際の観光地で社外の人に対しどのようなニーズや課題があるかを先進的に探るため、田中代表とかねてつながりがあり会社自体もすさみ町スーパーシティ構想で連携する関係にある古座MORIの坂本代表取締役と共に初の社外実証へと踏み出した。

 用いる試験車両(BMW i3)は域内運用を前提にした車種。インターネット活用によるシステムの管理下にあり、運行実績は自動でサーバーに集積され坂本代表取締役は利用時の良しあしなどで意見を寄せるという。同車両を届けたゼンモブの関田俊文さんや伊藤優さんは、電子キーで管理するなど同車両独特の取り扱い方法を伝えて運用を求めた。

 利便性の探究や二酸化炭素の実質的排出ゼロ達成の条件の見極めが、今回の実験の狙い。坂本代表取締役は「古座MORIとしてもゼンモブさんのようにこちらの環境でトライアルしていただき、南紀を盛り上げていただきながら他の規模でも広がるような成功例をつくっていきたい」と意欲を示しつつ同車両を預かった。

(2021年5月22日付紙面より)

ゼンモブの試験車両を預かる古座MORIの坂本直弥代表取締役(右)=19日、串本町くじ野川
2021年05月22日
32 「地域猫」始めてみませんか  NPO法人ワンニャン会  
2021年05月22日
33 「足が軽くなった!」  サロンで介護予防体操  (新宮市 )
2021年05月22日
34 雨の中サツマイモの苗植え  熊野川中2年が畑作り  (新宮市 )
2021年05月22日
35 親子で楽しいひととき  すくすくワークショップ  (那智勝浦町 )
2021年05月22日
36 麦の脱穀雨に泣く  児童が宇久井ビジターで  (宇久井小 )
2021年05月22日
37 会員らの力作125点  イオン新宮店で「書道展」  (新宮市 )
2021年05月22日
38 オレンジ商品券を発送  地域経済活性化へ全町民に  (御浜町 )
2021年05月22日
39 赤く色づくナツグミの実  新宮市王子町  
2021年05月22日
40 お悔やみ情報
  
2021年05月20日
41 全国で最も速いペース
 ウェブ会議でワクチンなど焦点  (全県市町村長会議 )

 和歌山県は18日、令和3年度全県市町村長会議を開いた。新型コロナウイルス感染症拡大予防のため昨年に引き続きウェブ開催となった会議では、本年度新政策や各部局からの伝達があったほか、新型コロナ感染症などについて意見交換を行った。

 開会に当たり、仁坂吉伸知事があいさつを述べ、県内感染動向の推移や第4波の感染状況、京阪神の変異株感染割合などを説明。「和歌山県の人口当たりの死者数が少ないのは全員入院できている状況にあるから」などと述べた。

 県民に対しては▽不要不急の外出自粛要請(~今月31日)▽飲食店の時短要請(同)▽飲食時の基本的な感染症対策の徹底▽軽微な症状でもただちにクリニック受診▽病院・福祉サービスは施設内感染に注意―を呼び掛けていると述べ、新規のコロナ支援としてデジタル化補助金創設や離職者の再就職支援などを挙げ、現在第4波の影響調査を実施中であり調査結果を踏まえ施策を検討していくとした。

 県によるとコロナワクチンは、6月7日の週、14日の週の配分で、新宮市では15箱(配分率81・1%)、那智勝浦町10箱(同90・1%)、太地町3箱(同118%)、古座川町3箱(同112・3%)、串本町12箱(94・9%)、北山村1箱(同251・3%)となる。また、高齢者などへの1回目の接種率は9・47%(次点高知県、8・43%)で、全国で最も速いペースとなっているという。

 各市町村長が現状や対応策などについて報告する中、新宮市の田岡実千年市長は「現在、県内で感染者が発生した場合、患者の住所地については保健所単位の公表となっている。市民はどの市町村で発生したのか分からず、市としても県からの報告以上のことはお答えできないため、市民の間でいろいろな臆測を呼んでしまい、逆に不安があおられるような状況になってしまっている」と説明。

 隣接する三重県では市町村単位での公表となっているとし、同じ生活圏にある三重県と同様の公表方法を望む声が多いと報告しつつ検討を求めた。

 また、現在和歌山市内の飲食店を対象に実施している「営業時間短縮要請協力金」について、要請範囲を県内全域に拡大し、要請に応じた飲食店に対する協力金についても支給の対象に加えるよう要望した。

 対し、仁坂知事は「(公表の仕方について)知りたいという動機はいろいろあるが、感染を防ぐために必要なことをすることが重要。差別や批判などにつながる恐れもある」。

 協力金に対して「大変な目に遭っている業種はたくさんある。カバーできるように考えていきたい」と理解を求めた。

 那智勝浦町の堀順一郎町長は「現在、体育文化会館でワクチンの集団接種を実施しているが、同所は国民文化祭の会場にもなっている」と述べ、早めのワクチン供給などを要望。

 太地町の漁野洋伸副町長は、コロナが落ち着いた後の県内の教育旅行の推進を呼び掛け、北山村の山口賢二村長は「東牟婁は県庁に遠い。テレビ会議の普及を」と求めた。

 串本町の田嶋勝正町長は新宮警察署と串本警察署の統合などに対して「十分な議論を」と強く要望した。

(2021年5月20日付紙面より)

オンラインを通して市の現状を報告する田岡実千年市長=18日、新宮市役所
昨年に引き続きウェブ開催となった会議の様子
2021年05月20日
42 無事成長願い管内清流へ
 アマゴとモクズガニ放流  (古座川漁協 )

 古座川漁業協同組合(大屋敏治組合長)が18日、アマゴとモクズガニの放流に取り組んだ。

 管内流域で認めている漁に伴い減衰する資源の回復や増強を図るのが目的で、本年度はアマゴ2万匹(佐本川と三尾川(みとがわ)で各5000匹、小川で1万匹)、モクズガニ1万匹を放つ方向で準備を進めてきた。

 仕入れ先は日高川漁協で、アマゴは体長数㌢、モクズガニは甲長4㍉前後の大きさ。放流場所は古座川支流域の中で清浄度に秀でるところとし、アマゴについては集まった役員が各自持参したクーラーボックスなどで輸送トラックから小分けして引き受け、軽トラックなど小さい車両で条件にかなう場所まで運んで分散放流した。モクズガニは役員2人が預かり、適所へ放ったという。

 いずれも種苗で、漁にかかる大きさに育つまで3年ほどかかる見込み。その頃の資源確保に結び付くよう無事成長を願い、アユよりもさらに管内の奥へ入る必要がある放流に励んでいた。

 同漁協管内におけるアマゴ漁の漁期は3月1日~9月30日、モクズガニ漁は9月1日~12月31日で、いずれも行うときには同漁協への遊漁料の納入が必要となる。詳細は同漁協公式ホームページを参照。問い合わせは同漁協(電話0735・72・3800、平日午前10時~午後4時)まで。

(2021年5月20日付紙面より)

管内の清流にアマゴを放流する古座川漁協の役員=18日、古座川町三尾川
放流したモクズガニ。漁にかかる大きさに育つまで3年ほどかかるという
2021年05月20日
43 町の魅力や暮らしを紹介
 「移住応援ガイドブック」を作成  (紀宝町 )

 紀宝町は、県外から町内への移住を促進しようと、町の暮らしや魅力、支援制度などを紹介した「移住応援ガイドブック」=写真=を作成した。これまでのデザインや内容を一新し、移住者のインタビューを基に自然豊かな生活環境をPRしている。

 ガイドブックは、A4サイズ20㌻のフルカラーで構成。移住者家族やウミガメ、七里御浜海岸、稲刈りなどの写真が表紙を飾る。1、2㌻には町の概要や地図、名所、人口、世帯数、月別平均気温、降水量などのほか、ミカンやマイヤーレモン、なれずし、飛雪米などの特産品、主なイベントを掲載した。

 6㌻にわたるインタビューコーナーもあり「移住前に思い描いていた、予想通りの田舎生活を送ることができています」「落ち着いた生活を送ることができます」など3組の移住者が町の魅力を語っている。

 移住を後押しする空き家バンク事業、空き家リノベーション(改修)支援事業、お試し住宅制度、定住促進のための町有地分譲、就労体験事業、結婚新生活支援補助金などの支援制度も紹介した。

 5000部を作成し、県外からの来訪者が多い町内の道の駅や観光施設などで配布している。

 町によると、町外から空き家バンクなど支援制度を活用した移住者は2015年度が32人、16年度14人、17年度29人、18年度7人、19年度26人、20年度18人に上る。町の地域おこし協力隊を退任した人のうち3人が定住しているという。

 ガイドブックや移住に関する問い合わせは、役場企画調整課(電話0735・33・0334)まで。

(2021年5月20日付紙面より)


2021年05月20日
44 「大きくなあれ!」
 新木保で芋と野菜の苗植え  (新宮市 )

 新宮市の保育所型認定こども園「新木保育園」(斎藤広志園長、園児75人)で18日、サツマイモと夏野菜4種類の苗植えがあった。3~5歳児53人が園の畑に苗を植え、「大きくなあれ、大きくなあれ!」とおまじないをかけた。

 恒例の取り組みで、例年は千穂第二地区民生委員児童委員協議会のサポートを得て実施しているが、本年度は新型コロナウイルスの影響で園児のみで行った。

 保育士は園児に向け「サツマイモは秋に収穫できて、体を温めてくれる。夏野菜にも大切な栄養が入っている。葉っぱが太陽の光を浴びられるように、優しく土をかけて」と呼び掛けた。

 園児たちは畝にサツマイモの苗100本と自分たちでタネをまいたトウモロコシの他、トマトやナス、キュウリの苗を植えた。くるくる巻いたキュウリのつるを眺めたり、ダンゴムシなど土の中の生き物に触れ合ったりして楽しい時間を過ごした。

 収穫した野菜は給食の食材になり、秋にはサツマイモパーティーも開く予定にしている。

(2021年5月20日付紙面より)

畝にサツマイモの苗を植える=18日、新宮市の保育所型認定こども園「新木保育園」
自分で種をまいたトウモロコシの苗
2021年05月20日
45 雨にひるまず試合やり抜く  川口で公民館長杯ゲートボール大会  (古座川町 )
2021年05月20日
46 練習や予行など準備重ねる 春の運動会や体育祭に向け (串本町・古座川町)
2021年05月20日
47 思いやりの心持つ社会に  本年度初の手話入門講座  (那智勝浦町 )
2021年05月20日
48 オンライン通して総会  県商工会議所青年部連合会  
2021年05月20日
49 海ごみゼロウイークにエントリー  かつうら渚の会  (那智勝浦町 )
2021年05月20日
50 ヤマボウシ見頃  相賀の高田川沿い  
2021年05月20日
51 本の魅力を知って  南大居保で絵本読み聞かせ  (那智勝浦町 )
2021年05月20日
52 キーワードは「Relay」  生徒ホール改装プロジェクト  (新宮高校 )
2021年05月20日
53 熊野市・南牟婁郡は合区で1減に  次期県議選から定数減少  (三重県 )
2021年05月20日
54 今年もサツマイモ栽培に挑戦  2年生が寺尾さんのアドバイス受け  (相野谷中 )
2021年05月20日
55 お悔やみ情報
  
2021年05月13日
56 今年こそはサツマイモ収穫を
 熊野川中で畑作りスタート  (新宮市 )

 新宮市立熊野川中学校(松本潤校長)の畑で11日、2年生14人がサツマイモの苗植えに向けた畝作りと雑草対策のマルチ(黒のビニールシート)掛けをした。地域住民で組織する「チームくまのがわ」のメンバー5人も協力し、農作業を通じて交流した。

 畑作りは南地恭太教諭の発案で昨年4月に始まり、チームくまのがわの協力を得ながら4㍍×10㍍の区画を開墾。サツマイモを育てていたが、イノシシの被害に遭って収穫はかなわなかった。

 今年は獣害対策を強化するため、チームメンバーが新たに電気柵を設置。生徒と教職員も「今年こそは自分たちの手でさつまいも交流会を開き、普段お世話になっている地域の方々を招いて感謝を伝えたい」と意気込んでいる。

 生徒たちが慣れない様子でくわを振るい、手も使いながら4本の畝を作った。初めて農作業を体験する生徒もおり「畝って何?」「なぜビニールシートを掛けるの?」とそれぞれに学びを深めた。

 松本友惺君は「チームくまのがわの皆さんは、いつもこんなに大変な作業を手伝ってくれているんだと分かり、ありがたいなと思った。さつまいも交流会では、おいしい芋を食べてもらいたい」。

 チームメンバーの木村康史さんは「子どもたちと交流すると、地域住民側にとっても若さをもらえていいこと。今年は生徒も多く、楽しそうに作業をしていた。いい畝ができたのでは」と収穫に期待を寄せた。

(2021年5月13日付紙面より)

くわを手に畝を作る生徒たち=11日、新宮市立熊野川中学校
完成した畝にマルチをかぶせる
2021年05月13日
57 「現在の延長線上に未来がある」
 2年生が職業観学ぶ  (矢渕中 )

 紀宝町立矢渕中学校(竹原巧校長)の2年生73人は11日、職業学習の事前授業に取り組み、同町井田で洋菓子店「パティスリーアフレイル」を営むパティシエの橋本優さんから職業観について学んだ。

 これまで2年生は3日間の日程で「職場体験学習」に取り組んできたが、昨年度からは新型コロナウイルスの影響で、職業観を聞く職業学習に切り替えた。

 橋本さんは兵庫県神戸市出身。神戸のレーブドゥシェフで17年間勤め、ケーキの本場フランスでの研修やコンテストにも参加し、2015年8月にアフレイルを開業した。

 「小学生の頃から趣味でケーキを作っていた。21歳からケーキ店で働き、39歳で起業した。最初の3~4年頑張ったおかげで今がある」と振り返った。

 「働くことは誰かの役に立つこと。自分は何が好きか、何が得意か、それでお金が得られるのか考えることが重要になる」と自身の職業観を伝えた。

 「現在(いま)の延長線上に未来がある」「情熱は不可能を可能にする」。ケーキ職人から教わった言葉を紹介し「中学生の夢は無限に広がっている。未来をつぶさないよう、今自分が何をすべきか考え、社会で戦える力を身に付けて」と呼び掛けた。

 2年生は6月上旬に職業学習に取り組み、地域で働く人に仕事のやりがいや苦労などをインタビューする予定だという。

(2021年5月13日付紙面より)

事前学習で職業講話を聞く2年生=11日、紀宝町立矢渕中学校
自身の職業観を伝える橋本優さん
2021年05月13日
58 65~74歳の接種券送付延期
 新型コロナウイルスワクチン  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町はこのほど、65~74歳までの町民の新型コロナウイルスワクチンの接種券送付を6月以降に延期することを発表した。国からのワクチン配分に遅れが生じ、接種回数の確保が難しくなったことが要因だという。町によると、「広報なちかつうら5月号」で65~74歳までの接種券送付を5月初旬としていたが、前述の理由から延期することとなったという。

 町ではすでに75歳以上の高齢者の集団接種を先月から始めており、2回目の集団接種は10日から実施している。

 榎本直子福祉課長は「65~74歳までの皆さまへの接種券配布が遅れてしまい申し訳ございません。できるだけ早く送付せていただきます。また、75歳以上の方の病院による個別接種もスムーズに進めていきたい」。

 堀順一郎町長は「ワクチン接種が日常生活を取り戻すための第一歩。届き次第すぐに対応できるよう態勢を整えている。町内で現在、感染者が出ていないのも町民の皆さまのおかげ。感謝しています」と話した。

  □     □

■ワクチンに対する相談



 同町は町民が抱えるワクチンへの疑問や不安の解消などを目的に「新型コロナウイルスワクチン接種相談窓口」を3月、役場内に設置した。

 福祉課によると、「ワクチンはいつ打てるのか」「ワクチン接種によるアレルギーや副反応は大丈夫なのか」などの問い合わせが多いという。

 担当職員は「ワクチン接種について不安や疑問があれば電話やご来庁の際にお気軽にご相談ください」と話している。ワクチン接種相談窓口は(電話0735・29・6137)。

 なお、個別接種に対応する町内の医療機関への予約方法は各医院へ直接、電話で行う。個別接種による町内の医療機関は別表の通り。

(2021年5月13日付紙面より)

2回目のワクチン集団接種が行われている=11日、那智勝浦町の体育文化会館

2021年05月13日
59 熊野市でクラスター発生
 食事会に参加した10人が感染  

 熊野市内で11日、8人が新型コロナウイルスに感染したことが確認された。県は、このうちの7人を含む20~50代の男女10人の陽性をクラスター(感染者集団)と発表した。

 県によると、熊野市内で3日に開かれた飲酒を伴う食事会に男女18人が参加。数人が6日にのどの痛みなどを訴え、検査したところ陽性が判明した。18人のうち16人の検査が済み、県外2人と熊野市、御浜町8人の計10人の感染が確認された。現在の症状はいずれも無症状や軽症~中等症だという。

 県は県外感染者を除く8人の濃厚接触者計43人と接触者計30人について調査を進めている。県外感染者の濃厚接触者で50代男性の陽性も確認された。

 これを受け、熊野市の河上敢二市長は11日、市民に向けて次のメッセージを発した。

  □     □

 感染者の皆さま方には、心からお見舞い申し上げますとともに一日も早い回復をお祈りいたしております。市といたしましては、三重県や関係機関と協力・連携しながら感染拡大を防ぐための対策に努めてまいります。

 感染は誰にでも起こり得るもので、どれだけ気を付けても完全に防げるものではないものだとご理解ください。ご自身やご家族が感染したと思って行動を考え、感染された方やそのご家族などへの差別や偏見につながる行為、誹謗(ひぼう)中傷は絶対に行わないでください。また、根拠が不明な情報やうわさに惑わされることのない冷静な対応をお願いします。

 市民の皆さまには、市内での感染拡大を防ぐためにも、生活の維持に必要な場合を除き、日中を含め、外出や移動を避けていただくとともに、屋外であっても身体的距離を確保し、マスクの着用、手洗い、定期的な換気を行うなど、これまでも繰り返しお願いしてきた一人一人ができる基本的な感染症対策のさらなる徹底をお願いします。

(2021年5月13日付紙面より)

2021年05月13日
60 今年も中止決まる  伝統行事「丸山千枚田の虫おくり」  (熊野市 )
2021年05月13日
61 ヤギの赤ちゃん「かわいい」  1年生が生活科授業で  (神内小 )
2021年05月13日
62 ジャガイモの収穫楽しむ  うどの幼、鵜殿保の園児が  (紀宝町 )
2021年05月13日
63 村の発展じゃばらに託す  民営化から1年経過し  (じゃばらいず北山 )
2021年05月13日
64 国立公園の景観を楽しんで  上野展望台を防腐剤塗装  (宇久井ビジターセンター )
2021年05月13日
65 テラスで手作り足湯楽しむ  グランドール紀の風  (新宮市 )
2021年05月13日
66 暗闇にヒメボタル舞う  潮岬にある潮騒の森で  (串本町 )
2021年05月13日
67 2年連続で中止の判断  クリーンアップ大作戦  (南紀串本観光協会 )
2021年05月13日
68 コロナで第32回も中止に  実行委が意向を交えて報告  (JBTK )
2021年05月13日
69 害虫駆除に効果的  蓬莱福祉委員がホウ酸団子作り  (新宮市 )
2021年05月11日
70 人口少ないのが利点となった 希望者全員にワクチン接種 (北山村)

 人口約430人の北山村で10日、村内の希望者を対象とした新型コロナウイルスのワクチン接種が始まった。希望者全員に2回接種して余ったワクチンは、近隣自治体の対象者に接種するなどの対応が取られる予定。

 同村にワクチンが届いたのは今月2日。和歌山県から1箱(195バイアル、975回分)が配分された。総人口432人(4月1日現在)の村内における16歳以上の接種対象者は382人で、うち約8割となる318人が接種を希望した。

 希望者全員に2回接種しても約170人分のワクチンが余る計算で、県内では希望者全員にワクチンが行き渡ったレアケースとなった。村役場住民福祉課の川辺美和課長は「余剰分は新宮保健所の指示の下、有効活用していただきたい」と話している。

 1回目は15日(土)にかけて、2回目の接種は31日(月)~6月2日(水)を予定しており、初日となったこの日、国保北山村診療所では山口賢二村長を皮切りに70~80代を中心とした57人が接種を受けた。

 「村民の不安解消につながれば」と接種第一号を買って出た山口村長。接種後、「個人差もあると思うが痛みは感じなかった」と感想を口にし、「人口が少ないことは日常の悩みだが、ワクチン接種に関しては利点につながった。希望者全員に行き渡るのはありがたいこと」。

 接種希望者が対象者の約8割にとどまったことについては「少し気になる」とし、「引き続きコロナ予防対策に力を注ぎたい」と話していた。

(2021年5月11日付紙面より)

北山村では山口賢二村長が被接種者第1号に=10日、国保北山村診療所
2021年05月11日
71 串本町で2年ぶり公式戦
 和歌山FB―神戸三田Bs戦  (さわかみ関西独立リーグ )

 串本町サンゴ台にある総合運動公園(サン・ナンタンランド)野球場で9日、さわかみ関西独立リーグ2021公式戦「和歌山ファイティングバーズ(FB)―神戸三田ブレイバーズ戦(Bs)」があった。今回は和歌山FBがファン感謝デーに位置付けて入場無料とし、感染症予防対策を経て集まった観客の注目を浴びながら熱戦を繰り広げた。

 同リーグは、メジャー12球団が属する日本野球連盟とは別系統のプロ野球団体の一つで、今季は田辺市を拠点にして活動する和歌山FBなど4球団が参画し4月から公式戦を積み重ねている。

 この日は和歌山FBがサテライト的に捉えている同球場を公式戦の舞台とし、田所洋二球団代表によると観戦を通してコロナ禍に直面する地域を元気づけたいという思いも込めてファン感謝デーに位置付け、通常1000円の入場料を無料にして観戦を呼び掛けた。同球場での同リーグ公式戦実施は2019年5月以来2年ぶりだという。

 当日は同町出身の演歌歌手・小芝陽子さんを迎えて国歌独唱、同町スポーツ少年団本部長の瀧野智惠子さんと和歌山FB公認応援団長を務めるタレント・リトル清原さんを迎えて始球式など、地域との接点も培いながら神戸三田Bsの先攻で試合を始めた。

 和歌山FBは現在首位、神戸三田Bsは同2位で今季内を推移中。2強の対戦は一回裏で和歌山FBが1点を先制し、以降は両者得点を重ねて追いつ追われつとなり九回裏で和歌山FBが1点を追加してスコア3―3となり延長戦へもつれこんだ。規定の十一回裏まで延長したが両者得点は得られず、3時間20分にわたる攻防の末に引き分ける結果となった。

 両チームの対戦成績は1勝1敗1引き分けとなっている。和歌山FBの次の公式戦(第11戦・対06BULLS戦)は20日(木)正午に実施予定。試合情報は和歌山FB公式ホームページを参照。

(2021年5月11日付紙面より)

公式戦「和歌山FB―神戸三田Bs戦」の様子=9日、串本町サンゴ台の総合運動公園
国歌独唱に臨む演歌歌手・小芝陽子さん
始球式に臨む串本町スポーツ少年団本部長の瀧野智惠子さん
2021年05月11日
72 集団接種会場追加
 10日から個別接種予約も開始  (新宮市 )

 新宮市佐野の佐野体育館で9日、高齢者を対象にした新型コロナウイルスワクチンの集団接種があった。市内2会場目となる同所での接種には、定員360人に対し1374人の申し込みがあり、接種ボーダーラインは81歳以上となった。

 10日からは3会場目となる熊野川総合開発センター〈1回目5月23日(日)〉での集団接種の申し込み予約が開始されたが、定員を超えた場合は交通事情などの地域性を考慮し、熊野川・高田地域住民が優先となる。

 当初予定では定員を180人としていたが、ワクチン供給の見通しが立ってきたことから定員を240人に変更。4回目の会場となる市役所別館〈1回目6月6日(日)〉も360人から420人に変更された。高齢者施設の入所者(希望者数約600人)については先月26日から接種が始まっており、6月半ばに2回の接種が完了する見込み。

 市ではこれまで4回線だったコールセンターを6回線に増線。引き続き市新型コロナワクチン接種推進室(電話0735・22・5070)でも予約を受け付けている。

 同推進室の山下泰司室長は「市の高齢者全員分のワクチンが国から供給されることが確定している。接種後も引き続き、マスク着用や手指消毒、ソーシャルディスタンスの確保など、感染防止対策にご協力をお願いします」と呼び掛けている。

  □     □

■集団接種、2会場を追加



 新宮市は、▽市役所別館〈1回目6月5日(土)〉▽佐野体育館〈1回目6月20日(日)〉―の2会場を新たに追加した。定員はいずれも420人で、予約申し込みは今月24日(月)から。定員を超えた場合は年齢の高い順から予約を決定する。

  □     □

■個別接種も予約開始



 高齢者対象の個別接種の予約も10日から始まった。接種開始は31日(月)から。順次開始となるため、日程は医療機関により異なる。予約は各医療機関に直接申し込む。接種が受けられる医療機関は別表の通り。

 なお、市立医療センターは新型コロナウイルス感染症患者の受け入れ医療機関となっており、医療崩壊につながる院内感染の拡大を防止するため入院患者への面会禁止措置を講じており、かかりつけ患者の個別接種の実施はできない状況となっている。

(2021年5月11日付紙面より)

佐野体育館での集団接種の様子=9日、新宮市佐野

2021年05月11日
73 「来年こそは通常通りに」
 猿田彦・三宝荒神社で例祭  (新宮市 )

 新宮市の神倉神社境内にある猿田彦神社・神倉三宝荒(さんぼうこう)神社で8日、例祭が営まれた。昨年に引き続き今年も新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、餅まきは中止となった。

 神事には同社敬仰会の松本良さんと榎本友子さん、熊野速玉大社の上野顯宮司ら15人ほどが参列した。同大社の西村圭市権禰宜(ごんねぎ)が祝詞を奏上し、巫女(みこ)が「浦安の舞」を奉納。参列者たちが玉串をささげた。

 西村権禰宜が例祭の斎行について同会や関係者らに感謝を述べ、「コロナ禍になってからは、これまでの当たり前の生活がどれほどありがたいものだったかと感じる。先が見えない状況だが、一日も早くマスクを着けずにお祭りできる日を祈っております」と話した。

 上野宮司は参列者らに神社の歴史を説明し、「敬仰会の役員が少ない中、松本さまと榎本さまには一生懸命に尽力を頂いている。皆さまにもご協力をお願いしたい」とあいさつ。

 松本さんは「コロナ禍において人や神様とのつながりの大切さに改めて気付いた。来年こそは通常通りの例祭が実施できることを願っている。皆さまどうぞ、お健やかに過ごしてください」と語った。

 その後、配布された整理券を持った参拝者や地域住民に餅が配られた。

 神倉山には明治時代まで「天狗(てんぐ)様」として親しまれた猿田彦命(さるたひこのみこと)の神社があった。火産霊神(ほむすびのかみ)と誉田別命(ほんだわけのみこと)を祭る三宝荒神社は立里(高野山)にあり、願望成就・商売繁盛の御神徳が高い。速玉大社は、氏子有志の協力で1981(昭和56)年に両社の社殿、鳥居、参道などを整備した。毎年5月8日に例祭を営んでいる。

(2021年5月11日付紙面より)

猿田彦・三宝荒神社で例祭が営まれた=8日、新宮市の神倉神社
2021年05月11日
74 近大新宮、準決勝で敗退
 智弁和歌山が優勝  (春季近畿高校野球和歌山県予選 )
2021年05月11日
75 魚道つたい上流目指す  滝の拝でアユの滝越え  (古座川町 )
2021年05月11日
76 福祉委員に委嘱状  蓬莱地区で34人  (新宮市 )
2021年05月11日
77 神倉山にギンリョウソウ  湿った林下にひっそり  (新宮市 )
2021年05月11日
78 礼儀やお茶のたて方学ぶ  浮島児童館で茶道教室  (新宮市 )
2021年05月11日
79 「イチゴすっごく甘い」  木の川認定こども園  
2021年05月11日
80 御浜町で感染を確認  大畑覚町長がメッセージ  
2021年05月11日
81 心を込めて丁寧に  丸山千枚田オーナー立て札を製作  (木本、紀南両高書道部 )
2021年05月11日
82 夏を前にホウ酸団子作る  鵜殿のサロン、牡丹とさつき  (紀宝町 )
2021年05月11日
83 新たなごみの分別に協力を  ごみ収集カレンダーに掲載  (紀宝町 )
2021年05月11日
84 お悔やみ情報
  
2021年05月07日
85 英霊の冥福祈り平和を誓う
 勝浦護国神社で例祭  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町勝浦の勝浦八幡神社(髙橋正樹宮司)境内にある勝浦護国神社で3日、第66回例祭が営まれた。新型コロナウイルス感染拡大防止対策に取り組んだ上で午前9時から忠魂碑前で式典を、10時から同神社で式典と奉納行事を実施した。遺族や来賓が258柱の英霊に冥福を祈り白菊をささげ、平和と安寧を願った。

 護国神社は日露戦争以降の大戦に出兵、また消防団員として尊い命を国にささげた人たちを神霊として祭っている。例祭は1955(昭和30)年に始まり、現在も勝浦6区で結成される同神社奉賛会(会長・前地俊秀第5区長、勝浦地区民連合会長)、遺族会(井本武雄会長)、髙橋宮司の奉仕により、絶やすことなく営まれている。

 神社での式典では舟謡(ふなうた)勝謡会(中村誓会長)会員らの歌声に合わせ、参列者が国家を斉唱。髙橋宮司が戦没者の英霊や殉職者ら258人の名前を読み上げ、祝詞を奏上した。

 堀順一郎町長は「尊霊には先の大戦において、祖国の興隆と同胞の安泰を願いつつ、尊い命をささげられた。また、消防殉職者は郷土を思う不屈の消防精神の下、尊い犠牲となられたことは、誠に痛惜の念に耐えない。私たちは戦火に、防災に散った尊い258柱のみ霊に見守られ、コロナ禍にあっても、平和で明るく住みよい那智勝浦町を力強く築いていくことを、謹んでここにお誓い申し上げます」と慰霊の言葉を述べた。

 舟謡勝謡会が舟謡を奉納し参列者が白菊を順に献花。式典後は勝浦獅子神楽保存会(沖和也会長)が神楽を奉納した。

 前地会長は、「平和の礎になられた258柱に感謝し献花をささげ、滞りなく例祭を執り行うことができた。また、前日の会場設営や雨天の中の忠魂碑の清掃に協力していただきありがとうございました」とあいさつした。

 なお、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、社務所での直会(なおらい)は中止した。

(2021年5月7日付紙面より)

勝浦獅子神楽保存会が獅子舞を奉納した=3日、那智勝浦町の勝浦八幡神社内の勝浦護国神社
英霊に感謝し冥福を祈りながら白菊をささげた
2021年05月07日
86 技術会見据えて成果を発揮
 出場希望隊員対象に選考会  (串本町消防本部 )

 串本町消防本部(寺島正彦消防長)が6日、同町消防防災センターで県消防救助技術会(以下県大会)への出場を希望する隊員を対象にした選考会を開いた。今回も▽ほふく救出▽引揚救助▽はしご登はん―の3部門を実施し、審査員が本部独自基準に基づいて評価し同本部代表隊員の選考に臨んだ。

 この技術会は、消防救助の基本要素に資する体力や精神力、技術力を培い、他の模範となる隊員を育てる目的で年1回、全国消防救助技術大会(以下全国大会)や消防救助技術東近畿地区指導会(以下東近畿大会)の県予選を兼ねて実施。同本部によると前年度は新型コロナウイルスに伴う社会情勢により中止となったが、本年度は現状で規模を縮小し2年ぶりに全国大会が実施される方向にあるという。

 出場を目指す隊員は過去の大会実績を持つ先輩に指導を求めつつ2月上旬から自主練習を始め、3月以降は休日返上で訓練に打ち込んでいる。その成果を持って臨んだのがこの選考会で、寺島消防長から激励を受けて順次試技に臨んだ。

 本年度の出場希望の内訳は▽ほふく救出6組13人▽引揚救助2組11人▽はしご登はん2人―で、前二つは交代隊員や重複隊員を含む。審査は独自の基準時間を設けた上で、安全性・確実性・所要時間の総合評価で実施。代表選考は最大でほふく救出2組、引揚救助1組、はしご登はん1人を決める予定で、同日中に伝えるとしている。

 同本部には2017年にほふく救出で優勝し9年ぶりに全国大会、引揚救助で優勝し3年連続で東近畿大会にそれぞれ進出した実績が宿る。その指導を受けて臨む県大会は6月1日(火)に県消防学校で実施予定。寺島消防長は「消防職員として必要な技術や資質、そしてチームワークを取りまとめて行うのが救助大会の目的。それに向けて非番や公休を返上して訓練した結果が披露できたと思う。選抜されたメンバーが県代表となり東近畿や全国へ行ってくれることを期待している」とコメントし、この挑戦が隊員の日々向上に好適に働く今後も願った。

(2021年5月7日付紙面より)

3人一組でほふく救出の試技に臨む隊員=6日、串本町消防防災センター
訓練棟を使い5人一丸で引揚救助の試技に臨む
はしご登はんに挑む隊員
2021年05月07日
87 手作業で田植え楽しむ
 GW中におもしろ大学と日曜学校  (紀宝町 )

 ゴールデンウイーク(GW)後半の4日に紀宝町浅里で「浅里おもしろ大学」、5日に同町大里で醫王山(いおうざん)東正寺(とうしょうじ、片野晴友住職)による「日曜学校」があった。それぞれに親子連れが参加し、田植え体験を楽しんだ。

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■浅里おもしろ大学



 浅里おもしろ大学の田植えは今年で4回目。幼児、小中学生とその家族、地区住民ら20人が田植えを楽しんだ。

 おもしろ大学は、地域住民が田植えや稲刈りを教える農学部と医療従事者が健康知識や災害医療について地域住民に講話する医学部があり、2017年に開校。旧矢渕中学校浅里分校を活用した地方創生プロジェクトで、3カ月に1回ほど開校し、田植えや稲刈りのほか、災害時医療セミナー、クリスマスパーティーなどで交流を深めてきた。

 今回は昨年8月の稲刈り以来で、感染予防を徹底した上で開催。木造平屋建ての浅里分校に集合し、開校式をした後、農事組合法人飛雪の滝百姓塾(木下起査央・代表理事)が所有する田んぼに移動した。

 晴天の下、参加者は地区住民のアドバイスを受けながら3㌃の田んぼにコシヒカリの苗を手植えした。1時間半ほどで作業を終え、子どもたちは「楽しかった」「上手にできた」と笑顔を見せ、夏の稲刈りを楽しみにしていた。

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■日曜学校



 地域の子どもたちが日曜日に同町鵜殿の東正寺に集う日曜学校。毎年、5月に田植え体験を開いており、今年は親子30人が参加した。

 日曜学校では坐禅会やラジオ体操などに取り組んでおり、春の行事「田植え」は2011年から開始。紀伊半島大水害の被害で12、13年は中止となったが14年から再開した。

 この日は雨が降る中、片野住職所有の田んぼに集合。子どもたちは雨具を着て田んぼに入り、コシヒカリの苗を植えていった。

 作業は30分ほどで終了し、子どもたちは「面白かった」「まだ植えたい」などと話していた。8月末~9月上旬には稲刈りを予定しているという。

(2021年5月7日付紙面より)

田植えを楽しむ家族=4日、紀宝町浅里
旧矢渕中学校浅里分校で開校式
雨具を着て苗を植える子どもたち=5日、紀宝町大里
2021年05月07日
88 スリルと渓谷美楽しむ
 観光筏下り開航  (北山村 )

 熊野川の支流・北山川で3日、筏(いかだ)に乗り急流のスリルと渓谷美を楽しむ北山村の観光筏下りが始まった。関係者らが神事を執り行った後、マスク姿で救命胴衣を身に着けた観光客ら16人を乗せた第1便が出発。乗客らは水しぶきを受けながら川下りを満喫した。

 筏下りは元筏師や村民の努力で1979年に観光筏下りとして再開し今年で42回目。特産品のかんきつ系果実「じゃばら」とともに村の基幹産業になっている。スギの丸太8本で組んだ床を七つ連結している筏は、全長約30㍍、幅約1・6㍍、重さは7㌧。手すりと席が設けられ、訓練を積んだ筏師たちが櫂(かい)で操船する。

 約5・5㌔を約70分かけて下るコースで、水量豊かな北山川の急流と渓谷の大自然、そして筏師の伝統技術を楽しむことができる人気のレジャーだ。例年なら年間約7000人ほどが体験に訪れるが、昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で開航は7月に。乗客も半分程度の3251人にとどまった。今年も引き続き、定員を減らした上で乗客にマスク着用と検温への協力を呼び掛けるなど新型コロナ対策を講じつつ実施。9月末まで運航する予定だ。

 運航責任者の山本正幸さん(54)は「今日は青天に恵まれ絶好の筏日和。早くコロナが落ち着き、安心して北山村に来ていただけるようになれば」と話していた。

 観光筏下りは1日2便。料金は大人6600円、小学生3300円。乗船対象者は10~75歳の健康、健脚な人。予約・問い合わせは北山村観光センター(電話0735・49・2324)まで。なお、今年は特別便の運航はなし。コロナ情勢により運航に変更が生じる場合がある。

(2021年5月7日付紙面より)

観光筏下りのシーズンがスタート=3日、北山村
2021年05月07日
89 中西さん、渡辺さんが優勝 新宮グラウンドゴルフ同好会「春季大会」 
2021年05月07日
90 神倉少年野球クラブが制す
 新宮RC旗学童軟式野球大会  
2021年05月07日
91 大豆イソフラボンでメス化?  近畿大学養殖研究の世界  
2021年05月07日
92 地震体験聞き体操学ぶ  いきいきサロン三四朗  (那智勝浦町 )
2021年05月07日
93 「森の貴婦人」オオヤマレンゲ  新宮市・東仙寺で咲く  
2021年05月07日
94 「大きくなれますように」  丹鶴幼でこどもの日集会  (新宮市 )
2021年05月07日
95 講師生徒12人で22点を出品  H&R串本で第17回作品展  (紀の国押し花会紀南支部 )
2021年05月07日
96 「市木のイブキ」が緑鮮やかに  御浜町  
2021年05月07日
97 かんきつ栽培に触れて  「地域産業とみかん」授業で理解深める  (紀南高校 )
2021年05月07日
98 守り神にこま犬を寄進  花の窟神社へ山本敦胤さん  (熊野市 )
2021年05月07日
99 お悔やみ情報
  
2021年05月01日
100 「高田復興のシンボルに」
 高田テニス場・若もの広場完成記念式典  (新宮市 )

 新宮市高田の市多目的軽スポーツ施設で4月29日、「高田テニス場・若もの広場」完成記念式典があった。時折雨が強く降る中、約40人が出席。田岡実千年市長、濱口太史・和歌山県議会副議長、久保智敬・市議会議長、葛藪高盛・高田区総区長、高田テニス場設立委員会の倉脇厚爾(こうじ)代表、酒井清崇・東牟婁振興局長がテープカットで施設の完成を祝った。

 1984年にオープンし、クレーコート4面とグラウンドを有していた同施設。紀伊半島大水害(2011年)で流失して以降、長らくの間使用できない状態が続いていたが、倉脇代表やテニス愛好家などがテニス場建設復興を願い、要望や陳情を重ねてきた。

 関係者らの熱意を受け、市は「高田地区の復興の証し」として2019、20年の2カ年をかけて復旧工事を実施。晴れて完成の日を迎えた。

 8面の人工芝テニスコートのうち、4面はナイターが可能。木造平屋建てのクラブハウスを有する。若もの広場、駐車場(56台分)が隣接しており、敷地面積は1万3480平方㍍。建設総事業費は2億8503万7000円で、財源内訳は過疎債2億4060万円、補助金3685万3000円、一般財源758万4000円となっている。

 式典に当たり、田岡市長は、完成の日を迎えることができたのは多くの人の熱意と協力のおかげと感謝を述べ「地元の愛好家の皆さまはもちろん、テニス大会や学生・社会人の合宿など多くの方々に利用していただきたい。施設の利用による交流人口の増加は、高田地区のにぎわいをもたらし、大きな経済効果も得られると考えている」とあいさつ。

 来賓の濱口県議会副議長は「豊かな自然環境の中で大会などの開催が期待できる立派なテニス場。復興の象徴として地域発展の一つの核となることを祈念します」と祝った。

 完成を祝し、新宮ロータリークラブ(岡知行会長)から倉庫兼物置が、建設工事に携わった(株)松原組(松原重充代表取締役)からコートブラシ16本が寄贈された。

 長年の悲願であった新しいテニスコートを前に、倉脇代表は「市長や議員、職員、応援してくださった皆さまに心から感謝。今後は大々的に大会や合宿などに利用していただける。コロナが落ち着けば県内外に宣伝して多くの人に利用してもらいたい」と話していた。

 同施設の利用時間は午前8時~午後9時。使用料金は1時間440円で、ナイター使用料金も同じく1時間440円。問い合わせは市教育委員会生涯学習課(電話0735・23・3366)まで。

(2021年5月1日付紙面より)

人口芝8面のテニスコート=新宮市高田(新宮市提供)
木造平屋建てのクラブハウス
田岡実千年市長らがテープカットで祝った=4月29日、新宮市高田の市多目的軽スポーツ施設
2021年05月01日
101 安泰とコロナ収束を祈願
 熊野那智大社で昭和祭  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)で4月29日、昭和祭が営まれた。本社と別宮の飛瀧(ひろう)神社で皇室の繁栄と国の隆昌(りゅうしょう)、国民の安泰を祈念するとともに、新型コロナウイルスの収束を願った。

 昭和天皇の誕生日である「昭和の日」は、国民の祝日として2007年に加わった。同大社ではこの日にちなみ「激動の日々を経て復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」との定義のもと、在位六十有余年のご聖徳を仰ぎ、神事を営んでいる。

 同大社や那智山青岸渡寺(髙木亮享住職)は昨年同様、新型コロナの影響で静まり返っていた。

 本殿では厳かな雰囲気の中、男成宮司が祝詞を奏上した後、巫女(みこ)による浦安の舞が奉納された。飛瀧神社では雨のため、隣接する展示室で営まれ、巫女が那智の滝舞を奉納した。

 男成宮司は「天候には恵まれなかったですが無事、神事を終えることができました。昭和天皇をしのびつつ皇室の栄えや国民の幸せなどを祈願させていただいた。昨年から続く新型コロナの問題もあるが、昭和の時代も戦争があり、私たちの先人が懸命に努力して国の発展を成し遂げた。大変ではありますが、感染症対策を徹底し、一日も早く終息を迎えるときが来ることを願っています」と話していた。

(2021年5月1日付紙面より)

巫女が浦安の舞を奉納した=4月29日、那智勝浦町の熊野那智大社
2021年05月01日
102 こいのぼり春風に吹かれ
 まなびの郷に10匹飾る  (紀宝町 )

 5月5日の「こどもの日」を前に、紀宝町生涯学習センターまなびの郷にこいのぼりが掲げられている。期間は27日(木)までで、10匹のこいのぼりが春風に吹かれ、気持ち良さそうに泳いでいる。

 未来を担う子どもたちの成長を願い、まなびの郷を拠点に活動する「まなびの郷ボランティア(千葉寛訓代表)」=通称・MANABI★ボランチ=が初めて取り組んだ。正面玄関にあるポール2本にこいのぼり各5匹と吹き流しを飾った。

 施設内のふれあいゾーンは現在、新型コロナウイルスの感染防止のため休止中で、子どもたちが集うことがない。そこで、通学や散歩などで近くを通る子どもたちに、こいのぼりを見てもらおうと企画した。

 まなびの郷は高台にあり、鵜殿運動場を利用する子どもや高齢者らも眺めているという。

 MANABI★ボランチのスタッフは「近くにお立ち寄りの際は、ぜひご覧ください」と呼び掛けている。

(2021年5月1日付紙面より)

青空の下を気持ちよさそうに泳ぐこいのぼり=4月30日、紀宝町のまなびの郷
2021年05月01日
103 レ号やエ号の記念日制定を
 230周年の節目に要望託す  (串本RC )

 串本ロータリークラブ(串本RC、矢倉甚兵衞会長)が4月29日、串本町へアメリカ商船レイディ・ワシントン号(以下レ号とする)の史実顕彰に関係する要望を託した。

 レ号は黒船来航の62年前となる1791年4月29日(グレゴリオ暦)に樫野沖へ停泊し1週間余り滞在。鎖国体制下の日本との通商はかなわなかったが、日本とアメリカが最初に交易を試みた史実として今日まで伝わるところとなっている。

 5年前、日米修交225周年記念事業の一環で僚船・グレイス号の航海日誌などを交えた史実の再検証が日米修交記念館軸であり、通商を目指す過程で当時の島民と親交を試みたことや島民が自他ともに身を案じ幕府発覚前の出航を促した経緯が鮮明になった。その内容は以降の同館の主力展示資料とされ現在、複数枚のタペストリーに日本語と英語の2カ国語で解説文を付して伝えるところとなっている。

 串本RCはかねてこの史実の顕彰に力を入れていて、JR串本駅前にレ号のブロンズ像を建立し象徴の一つとしていることで地域にもなじむところ。他方では27年来、レ号の船長であるジョン・ケンドリックの名を頂いた少年野球大会を主催し、地域の球児やその家族らに史実との接点を託す取り組みも続けている。そのような思いの延長でコロナ禍などの社会情勢により同230周年記念事業の計画がない点を惜しみ、ささやかだが今後の顕彰進展にあってほしい事柄を節目に合わせて町へ要望することにした。

 串本RCは5年前の記念事業以降、毎年の節目に近い例会の期日を4月29日にして日米修交記念館を見学するなどして顕彰の思いを高めてきた。今年も同様に取り組み、その一端に役場総務課の杉本隆晴課長を迎え、▽トルコ軍艦エルトゥールル号遭難事件の節目とレ号停泊の節目を町の記念日として制定▽記念日における関係記念館の無料開放で町内外に広く史実を知る機会を広げる▽5年または10年ごとに米国在大阪・神戸総領事を招いて記念式典を実施―の3点を要望。矢倉会長が趣旨を伝え「何とか確実に実行、発展させていただきたい」という思いや3点の延長線上に思い描く串本町長の活躍も思い描きつつ文書の形で託した。

(2021年5月1日付紙面より)

要望と思いを杉本隆晴課長(右)へ託す矢倉甚兵衞会長=4月29日、日米修交記念館
2021年05月01日
104 「未来のために考動しよう」  総会でスローガンなど決める  (新宮YEG )
2021年05月01日
105 潮風に揺れる黄色い花束  地玉の浜にイワタイゲキ  (那智勝浦町 )
2021年05月01日
106 受章者5人の喜びの声  令和3年春の叙勲  
2021年05月01日
107 「電話リレーサービス」公共インフラに  7月から開始予定  
2021年05月01日
108 獣害防止に期待  ドローンで広葉樹分布を調査  (那智勝浦町南平野 )
2021年05月01日
109 矢渕・相野谷が県大会へ 春季中学軟式野球大会 
2021年05月01日
110 雨の中、コロナ終息ら願う  貴祢谷神社で春の例大祭  (紀宝町 )
2021年05月01日
111 本州最南端に歓声が響く 春の遠足がシーズンイン (串本町)
2021年05月01日
112 お悔やみ情報