ニュースアーカイブ|ARCHIVES
アーカイブ検索で表示されるグレーのリンクのない記事については、熊野新聞紙面をご覧ください。
ご購読のお申し込み
過去2年分の熊野新聞は、
SHIMBUN ONLiNE
でご購読頂けます。
新聞オンライン(電子新聞)
カレンダー検索:20件の記事がありました
【検索ステータス】 
2024年03月14日
1 打ち上げ直後に爆発
 民間小型ロケット「カイロス」  

 民間小型ロケット「カイロス」初号機が13日午前11時1分12秒、浦神半島にある射場「スペースポート紀伊」から打ち上がったが、直後に爆発した。約52分後に衛星を所定の軌道へ投入する予定だったが、飛行中断する措置が取られた。運用するスペースワン株式会社が調査を進めている。

 機体の全長は約18㍍。世界情勢に伴う部品調達難を乗り越え、当初予定から2年越しで9日に打ち上げを試みたが海上警戒区域の安全確保が図りきれず断念。スペースワンは機体自体に問題はないとし、13日の同時刻を再設定して打ち上げに臨んだ。

 カウントダウンが進み、定刻通り打ち上がったが、数秒後に機体が爆発。大きな煙を上げ、ばらばらになった破片が落下した。

 串本町の公式見学場では、山の尾根から白い煙が上がった。和歌山市から訪れた男性は、残念な様子で見守ったものの「新しいことには失敗がつきもの。これから上がるようになったら、また見に来たい。くじけずに頑張ってほしい」とエールを送った。

 ロケットと一体になって町づくりを進めてきた串本町の田嶋勝正町長は「今日の日を楽しみにしていたので、本当に残念。町としても必ずバックアップしながら、一日も早く打ち上がるよう協力していきたい。スペースワン、ロケットに関係した皆さんに、ご苦労さまと申し上げたい。結果は残念な流れになったが、必ずやこの状況は打開できると思う」とコメントした。

(2024年3月14日付紙面より)

小型ロケット「カイロス」初号機が打ち上げ直後に爆発した=13日午前11時1分、那智勝浦町浦神(スペースポート紀伊周辺地域協議会提供)
「スペースポート紀伊」から打ち上げられたロケット「カイロス」。この直後に爆発、炎上した=13日午前11時1分、串本町(スペースポート紀伊周辺地域協議会提供)
ロケット「カイロス」が爆発し、炎と煙が上がる発射場周辺=13日午前11時2分、串本町(スペースポート紀伊周辺地域協議会提供)
2024年03月14日
2 解体ショーで楽しい時間
 かいてきライフハピネス  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町朝日の地域密着型通所介護施設「かいてきライフハピネス」で11日、マグロの解体ショーがあった。元料理人の引本操さん(74)と勘代英和さん(66)が見事な包丁さばきで利用者や一般参加者らを魅了した。

 同施設は民家を改修して昨年9月にオープン。「笑顔が多いデイサービス」をモットーに、利用者が住み慣れた地域で過ごせるよう入浴や外出支援の他、さまざまなイベントを催している。

 マグロ解体ショーも利用者たちに喜んでもらおうと企画。施設管理者の橘哲司さんが知人2人に依頼し実現した。勝浦地方卸売市場に水揚げされた全長1・2㍍、重さ23・6㌔の新鮮なビンチョウマグロを、同町天満の片原魚店から購入した。

 引本さんと勘代さんは利用者らを前に、鮮やかな包丁さばきで部位ごとに下ろしていった。橘さんがマグロの種類や特徴をクイズ形式で解説した。

 すしと刺し身が振る舞われ「おいしいね」「新鮮な魚は違うわ」などと会話しながら味わった。

 利用者の和田裕夫さん(84)は「おいしかったです。普段、マグロを口にすることはあっても、解体の様子を見ることがないので楽しい時間だった」と笑顔を見せた。

 橘さんは「利用者の皆さんに喜んでもらってよかった。解体してくれた2人をはじめ、多くの人たちの協力に感謝している。今後もいろんな催しを企画し、穏やかな日々を過ごしていければ」と話していた。

(2024年3月14日付紙面より)

ビンチョウマグロを解体する引本操さん(左)と勘代英和さん=11日、那智勝浦町朝日の地域密着型通所介護施設「かいてきライフハピネス」
みんなで会話をしながら味わった
2024年03月14日
3 フラ、エイサー太鼓楽しむ
 丹鶴地区ふれあい交流会  (新宮市 )

 新宮市の「丹鶴ホール」で10日、「丹鶴地区ふれあい交流会」があり、来場した地区住民らがステージ発表を楽しみ、住民同士の交流を深めた。

 丹鶴地区福祉委員会と丹鶴地区民生委員児童委員協議会、丹鶴公民分館が主催。1人暮らしの高齢者をはじめ、支援を必要とする人の日頃の見守り活動や地域のつながりを強めようと開催しており、今回で8回目。

 ステージでは、熊野地方を中心に活動するフラグループ「Hula HAPUNA(フラ・ハプナ)」がフラダンスを披露。ハワイアン衣装を身に着けて踊り、会場を盛り上げた。

 沖縄空手舞踊&エイサー太鼓愛好会「シャルレモリモトファミリーズ」は、エイサー太鼓などを繰り広げた。

(2024年3月14日付紙面より)

フラ・ハプナがフラダンスを披露=10日、新宮市の丹鶴ホール
シャルレモリモトファミリーズの舞台
ふれあい交流会を楽しむ来場者
2024年03月14日
4 点字の打ち方を学ぶ 元気キッズで体験教室 (紀宝町)

 紀宝町学校支援本部「元気キッズ」による「点字体験教室」が9日、町生涯学習センターまなびの郷であった。町内の小学生と保護者が参加し、点字で文字の打ち方を学んだ。

 点字は視覚障害者が、指で文字を読んだり、書いたりするために使う文字。盛り上がった点の組み合わせで文字や記号を表すもの。

 元気キッズが講師を募集したところ、町内在住の竹内良子さん(78)が「自分でできることをボラティアでしたい」と応募した。

 和歌山盲学校の点字図書館に寄付する本の点訳ボランティアに携わっていたという竹内さんは、点字盤と点筆の使い方を教えた。参加者は練習をした後、紙に五十音のあ行、か行、自分の好きな名前などを打っていった。

 視覚に障害のある土井敏孝さん(70)も参加。「津市の県立盲学校に小学校から20歳ごろまで通った。点字を学び、御浜町志原でマッサージの仕事をしていた」と話し、最近は音声や点字で操作できる「ブレイルメモ」で読書を楽しんでいるという。

 子どもたちが作った点字を読み、こつを教えるなどして交流も図った。元気キッズの辻至本部長は「皆さん、楽しんで点字を学んでくれた。今後、機会があれば再度開いてみたい」と話していた。

(2024年3月14日付紙面より)

点字を学ぶ子どもたち=9日、紀宝町のまなびの郷
2024年03月14日
5 町全体の歓迎に感謝
 佛教大学卓球部が合宿開始  (那智勝浦町 )
2024年03月14日
6 鈴木・山本組が優勝
 第38回勝浦バドミントン大会  
2024年03月14日
7 良きライバル、良き仲間として
 新宮、熊野両ラグビーの「卒業試合」  
2024年03月14日
8 中上の交友関係伝える  市立図書館で企画展示  (新宮市 )
2024年03月14日
9 発達段階の作業療法入門  大阪公立大の立山清美准教授  (近大新宮 )
2024年03月14日
10 夜間の交通手段確保など  第1回定例会に28議案  (太地町議会 )
2024年03月14日
11 谷川ひまりさんが最優秀賞  読書感想画中央コンクール県審査  (近大新宮 )
2024年03月14日
12 体験や買い物を満喫  KUMANOリトリート  (那智勝浦町 )
2024年03月14日
13 ドキドキ!ジャングル滑り台  天満保育園に新たな遊具  (那智勝浦町 )
2024年03月14日
14 愛好者172人が競い合う グラウンドゴルフ「チャンピオン大会」 (串本町)
2024年03月14日
15 監修者交えて内覧ツアー  運用する事業者ら迎えて  (USPジャパン )
2024年03月14日
16 潮騒コーラスと合唱楽しむ  かわりない会がミニコンサート  (紀宝町 )
2024年03月14日
17 買い物客でにぎわう  恒例の紀の宝みなと市  (紀宝町 )
2024年03月14日
18 上野交差点に右折信号を  紀宝町議会一般質問②  
2024年03月14日
19 各種の催しを楽しむ  加寿地蔵尊「桜まつり」  (那智勝浦町 )
2024年03月14日
20 お悔やみ情報