シーズン終盤に活気 (勝浦地方卸売市場 )
はえ縄漁による生鮮マグロの水揚げ量日本一を誇る那智勝浦町築地の勝浦地方卸売市場に19日朝、最大251㌔を含むクロマグロ28本が水揚げされた。シーズン終盤、巨大なクロマグロがずらりと並ぶ光景に市場が活気づいた。
うち21本は、高知県のマグロ漁船「益丸」が釣り上げたもので、漁港関係者に「マグロ漁師で知らない者はいない」と言わしめる。松島基晴船頭(53)は「今年は2、3月がさっぱりで、やっとという感じ。3本釣った時点で一度戻ろうかとも思ったが、もう1回ねばったらいっぺんに18本。こんなことは初めて」と喜びを語る。
前日に最大233㌔を含む7本のクロマグロを揚げた日の出丸(宮崎県)の島田実船頭(52)は「でかいマグロが泳いでいるのを見るのはやっぱりうれしい。益丸が釣ってくれたことで、次の楽しみが増えた」と話していた。
和歌山県漁連勝浦市場の太田直久市場長はマグロの計測に追われながら「魚体もいい大きさで、うれしい限り。150~200㌔台は高値が付きやすい。マグロ船に感謝しています」と語った。シーズンは5月のゴールデンウイークあたりまで。
(2024年4月20日付紙面より)
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設置を記念してセレモニー (太地町 )
太地町は18日、町公民館でご当地ポスト設置セレモニーを開いた。漁野洋伸副町長や日本郵便株式会社近畿支社郵便・物流オペレーション部の松本光功集配担当部長、紀南地区連絡会の南方慎一朗統括局長らが出席し、ザトウクジラをモチーフにした青色のポストの除幕を行った。
町は地域を支え、寄り添って地方創生に取り組む郵便局の活動に賛同。連携して地域振興や観光資源化、町おこしを目的に寄付をする形で設置している。2021年には「包括的連携に関する協定」を締結している。今年は平見公園横に取り付けられ、町内では町立くじらの博物館、道の駅「たいじ」、JR太地駅、役場庁舎に次いで5基目となった。
制作は、1基目から手がけている地元メンバーで組織するグループ「ホエールアートミュージアム」の山門基秀さん、前芝真人さん、石田一勝さんらが担当。鯨類の中でも最も優雅で人気の高いザトウクジラをキャラクターに、「クジラの町、太地町」にふさわしく、「クジラと海」をイメージした。完成には約2カ月を要した。
セレモニーでは、松本集配担当部長が「ご当地ポストが町民の皆さんが手紙を出すきっかけになってくれれば」。南方統括局長が「地域の価値を高めるため、積極的に今後も引き続き取り組んでいきたい」とあいさつ。
漁野副町長は日本郵便近畿支社や太地郵便局などの尽力に感謝し「今後とも強力なタッグを組んで、地域活性化つなげていきたい」と述べた。
式典後は平見公園横に移動し、設置作業を開始。旧ポストは長年の役目を終え、撤去された。
(2024年4月20日付紙面より)
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新宮・新翔の統合高校 (9月の決定を目指す )
ともに和歌山県立の新宮高校(下村史郎校長)と新翔高校(宮井貴浩校長)の再編整備(統合)後の新校名について協議する作業部会「再編整備に係る校名等検討部会」が18日、新宮高校であった。委員18人が出席、6月に両校のホームページ内とはがきで公募を行うことなどを決めた。9月末までの最終決定を目指す。
2026年度に予定する両校の統合に向けて検討が必要となる、新たな校名や校章、校歌、制服などは、六つの作業部会で協議することになっており、新校名の作業部会はその一つとなる。両校の学校運営協議会や教職員、地域代表者の18人で組織している。
新校名の最終決定権者は県教育委員会となる。両校の合同の学校運営協議会「両校学校運営協議会委員による再編整備協議会」が新校名の候補を絞り込み、県教委に提案する。この日の作業部会は、同協議会に候補としてもらう新校名案をどのように募るかを話し合った。
新校名が決まらないと校章や校歌など、多くの協議が進まないことから、9月末をめどに最終決定してもらうとの方針が示された。これを念頭に公募は6月となった。1人1票が原則で、「新宮」「新翔」のどちらかを選べるほか、「それ以外の新校名」を望む場合は記入でき、いずれの場合も選んだ理由と氏名を記入するとした。
はがきの場合も条件は同じで、両校のどちらか宛てに送付となった。公募に居住地の制限は設けず、また統合後の同校に進学することが予想される小中学校生にも事前周知すると決めた。
集まった案は7月に、新校名の作業部会で整理し、合同の学校運営協議会に絞り込みを託す予定となった。同協議会が県教委に提案する候補数は定まっておらず、複数の可能性もある。
(2024年4月20日付紙面より)
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2024年度スクラッチ杯 (那智勝浦ゴルフ倶楽部 )
新宮信金理事長杯 (ソフトテニス )
【第71回】春野菜でデトックス
すっかり春の気候になりました。桜も散り始めて、どんどん暖かくなりますね。春といえば、「ふきのとう」「つくし」「たけのこ」「うど」「せり」などあくが強くて、苦味のある野菜が多いです。「春の皿には苦味を盛れ」といわれますが、この苦味やあくは、とても体にいいんです。
春野菜は、寒さが厳しい時期に、じっと栄養を蓄え続けて、苦味成分をじっくりとため込んでいきます。やっと暖かくなり芽を出した時に、動物や害虫に食べられるのを防ぐために苦くなるといわれています。この苦味成分は「植物性アルカロイド」や「ポリフェノール」に由来するもので、新陳代謝を促し、強い抗酸化作用があります。さらに、活性酸素を抑えるので、細胞の若返りも促進し、精神的なストレス改善にも効果が期待できます。熊が「ふきのとう」を食べてデトックスしているという説もあるくらい、春の苦味は体にいいんです。
私はこの苦味やあくが多い、クセの強い野菜が大好きですが、やっぱり娘には人気がありません。子どもたちの味覚は、とても敏感なので、なかなか食べてくれないということもありますよね。幼少期のお子さんであれば、「一口だけ食べてみて」と促して、一口食べて「苦い!」となって吐き出してしまっても、それも立派な食育です。春の食べ物は苦いんだと知ることや、それを大人はおいしそうに食べるのを見るだけでも、将来の食意識は変わってきます。でも、少し大きくなると、食べてもらいたいですよね。
苦味を軽減する調理法は、いくつかあるのですが、私のお勧めを三つご紹介します。一つ目は豚肉と合わせることです。豚肉の脂は、春野菜の独特の苦味を軽減してくれます。豚肉は、脂が多いバラ肉を使うのがお勧めです。一緒に炒めるのもいいと思いますし、薄切りのバラ肉で巻いて、照り焼きにしたりするのもお勧めです。二つ目は、チーズと合わせることです。フライパンにオリーブオイルなどをしき、軽くソテーした春野菜に、ピザ用チーズをかけてふたをして溶けたら完成。とっても簡単ですよね。たっぷりのチーズと一緒になら子どもも食べてくれることが多いです。クリームソースと合わせてグラタンにするのも良いと思います。三つ目は、油で揚げることです! 春野菜は天ぷらにするのが定番ですよね。油で揚げることで苦味は軽減されます。天ぷらもいいですが、フライもお勧めです。フライにしてマヨネーズやソースをつけて食べれば、子どもたちも喜ぶごちそうになります。
苦味の強い春野菜ですが、デトックス作用があり、とても体には良いので、いろいろ工夫して、今しか味わえない春の味覚を楽しんでみてください!
(2024年4月20日付紙面より)
市婦連と赤十字団が総会 (新宮市 )
新宮市婦人団体連絡協議会と市新宮赤十字奉仕団の総会が16日、同市野田の市福祉センターであり、昨年4年ぶりに再開した「愛の日バザー」を11月に開催するなど本年度の事業計画を確認した。
両団体は所属する会員、団員が同じため総会は同時に開会している。市婦連は家庭や社会の福祉増進を図り、明るく平和な地域社会の実現を目的に、赤十字団は赤十字の思いを通して、明るく住みやすい社会を築くことを目的に活動している。
総会には会員・団員約30人が出席し、両団体の昨年度の事業報告、決算報告、本年度の事業計画案と予算案の各4議案を承認した。本年度は11月に「愛の日バザー」を行うほか、「人の和フェスティバル」への協力(7月)、人権学習会(11月)、「新宮元気フェスタ」への参加・協力(来年2月)、福祉施設への慰問などを予定している。
あいさつした市婦連の劔持幸代会長は「昨年はコロナも落ち着き、4年ぶりに愛の日バザーを開催することができた。少子高齢化だが、助け合い、楽しい日が過ごせるよう今年も頑張りましょう」。赤十字団の仲富美子委員長は昨年度の活動を振り返った上で、「一人一人の善意が多くの人を救うことができる。今年も皆さんのご協力をお願いいたします」と呼びかけた。
来賓の市健康福祉部の中上清之部長と市社会福祉協議会の大谷康央事務局長もあいさつし、日頃の活動に感謝を伝えた。
(2024年4月18日付紙面より)
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小口自然の家 (新宮市 )
新宮市熊野川町の小口自然の家で、こいのぼりが掲げられた。施設前の広場の上空に黒、赤、青の大中小3匹が、風になびいている。
同所では12日に掲げられた。今のところは3匹だが今後は数を19匹まで増やす予定という。丸石輝三支配人は「施設やキャンプ場への来客に歓迎の意味を込めて飾る。喜んでもらえたら」と話していた。
こいのぼりの風習は、江戸時代に武家で始まった。コイは滝を登って竜になるとされていることから、立身出世の象徴と見なされており、これにあやかって男児が健やかに成長することを願って5月に掲げられる。
(2024年4月18日付紙面より)
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那智勝浦町立太田小学校(上地巳奈子校長)の全校児童21人が17日、いちご狩りで学校近くの太田農園を訪れ、大きくて甘い「まりひめ」をおなかいっぱい堪能した。
和歌山県オリジナル品種「まりひめ」の生産地である太田地域。毎年新1年生の歓迎も兼ね、同農園の太田美保さんが子どもたちを招いている。
ミニバケツとハサミを持った児童たちは、次々にいちごを収穫。中には子どものこぶし大のものもあり、その場でパクッとかぶりついた。家族への土産も持ち帰った。田んぼの水路でアカハライモリやカエルを捕まえて観察する姿もあった。
西紗代さん(1年)は「おなかいっぱい。学校は楽しい」。松下元気君(同)は「いちご狩りは初めて。甘いのやちょっとすっぱいのがあった。他のクラスの子の名前を覚えているところ」語った。学校では1年生の歓迎会もあり、全校児童で一緒に遊んだ。
太田さんは「子どもたちが喜ぶ姿が見られてうれしい」。今年の収穫状況については「気候もあってか、シーズン序盤は花が咲きそろわなかったが、現在は回復して順調」と話していた。
(2024年4月18日付紙面より)
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田辺市本宮町の熊野本宮大社(九鬼家隆宮司)の例大祭「本宮祭」が13日、始まった。神を宿すとされる稚児が主人公の神事「湯登(ゆのぼり)神事」(県無形民俗文化財)では、稚児の神聖な体が地面に着かないよう父親らが肩車をして練り歩き、温泉で身を清めるなどして子どもの健やかな成長を願った。
熊野の春の訪れを告げる同大社の例大祭は、主祭神の家津美御子大神(けつみみこのおおかみ)(スサノオノミコト)の故事に倣う、一年の豊穣(ほうじょう)を願う祭典。毎年、地元住民や多くの観光客が参加・参列し、春の同町を盛大に彩る。15日(月)までの3日間をかけて行われる。
今年は、「紀伊山地の霊場と参詣道」の世界遺産登録20周年記念も兼ねる。コロナ禍以前の規模で行うのはもちろん、15日の渡御祭での本神輿(みこし)(一般神輿)、桜神輿(女性神輿)には、男女で計6人の外国人も参加するなど、国際色豊かに。また台風被害で昨年は通行できなかった潜水橋も復旧しており、渡御の順路も従来通りに戻り行われる。
湯登神事に参加した子どもは1~4歳の8人。斎行に当たり九鬼宮司は「子どもらは湯の峯で潔斎し、額に大の字を書く。これは熊野大神の申し子であることを表し、神の扱いを受ける」などと説明した。
好天の下、神の依代である稚児たちは、ウマ役の父親などと共に本殿前で拝礼。九鬼宮司らを先頭に参道を下った。
湯の峯温泉では温泉につかり身を清めた後、温泉粥(かゆ)などを食べた。狩衣(かりぎぬ)や烏帽子(えぼし)で正装し、稚児の額に神の証しとして朱色の口紅で大の字を書き入れて準備を整えた。
地元の本宮町から賀久君(2)と参加した鈴木悠太さん(34)は「自分も昔、稚児で参加したが、温泉に入ったなぐらいしか覚えてないな」と回想。賀久君について「今のところすくすくと育っている。今後も元気に育つことを願いたい」と話した。
なお、前日祭として12日には本殿前広場で、水森かおりさんによる歌唱奉納も行われた。
(2024年4月14日付紙面より)
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大勝浦で「弁天祭」 (那智勝浦町 )
那智勝浦町の大勝浦地区にある弁天島で11日、例大祭「弁天祭」が営まれた。勝浦弁天島保存会(猪飼伸、猪飼宏両代表)の他、地域の崇敬者らが磯を渡って参列し、商売繁盛や航海安全、芸能上達などを祈願。餅まきなどで大いににぎわった。
弁天島はお蛇浦にある離れ小島で、赤い鳥居と祠(ほこら)の美しい景観から、古くから「勝浦三景」の一つに数えられている。一年で最も潮が引く旧暦3月3日に毎年祭りを斎行している。
勝浦八幡神社の髙橋正樹宮司が斎主を務め、祝詞を奏上。同保存会役員らが玉串をささげた。餅まきでは大きな歓声が上がり、国内外の観光客らが足を止め「これも何かのご縁」と参拝に訪れる姿もあった。
猪飼宏代表は「多くの方に集まっていただきありがたい。祭り前には鳥居を塗り直した。今後もできる限りの整備をし、継承していきたい」と語った。
髙橋宮司によれば、弁天島はかつて宇賀弁財天をまつる神仏習合の地だったが、いつからかその使いである白蛇をまつるようになった。現在では「白蛇弁天」の名で親しまれている。
(2024年4月14日付紙面より)
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韓国総領事が表敬訪問 (新宮市 )
駐大阪大韓民国総領事館の金亨駿(キム・ヒョンジュン)総領事などが12日、田岡実千年市長への表敬訪問で新宮市役所を訪れた。懇談の中で互いに観光交流に言及、明るい夢を思い描いた。
金総領事と知り合った新宮市選出の濱口太史・和歌山県議会議長が「ぜひ県南部にも一度、足を運んでほしい」と呼びかけ実現した。濱口議長の案内で、表敬訪問の前に新宮城跡(丹鶴城公園)を見学したほか、めはりずしの昼食を取ったという。
表敬訪問は金総領事のほか、任京勳(イム・ギョンフン)副総領事、南炫汀(ナム・ヒョンジョン)専門官などが参加した。中本浩精・県議会副議長も同行した。田岡市長は、今年は「紀伊山地の霊場と参詣道」が世界遺産登録20周年であること、徐福の研究の関係で韓国の済州島などともつながりがあること、新宮港に入港するクルーズ船が韓国の釜山にも寄港したりしていることなどを説明。「機会があれば熊野古道も歩いていただければ」と語った。
金総領事は、韓国と熊野白浜リゾート空港をつなぐ国際チャーター便が運航していることに言及。「これが早く定期便になれば。観光客が来るよう、できるだけ協力したい」と述べた。釜山の出身であることも明かした。「太平洋も見られたし、来てよかった」とほほ笑んだ。
田岡市長は「韓国と白浜をつなぐ定期便があれば(観光振興にとって)ありがたい」と期待を寄せた。「釜山とも交流できることを願っています」と伝えた。
領事館の一行はこの後、徐福公園や太地町の国際鯨類施設を見学するほか、13日は那智山も訪れる予定と話していた。
(2024年4月14日付紙面より)
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地域に根差した番組に (新宮市、6月の放送開始目指す )
新宮市に初のコミュニティーFM放送局「FM新宮」が開局されることになった。地域密着型の生放送番組を企画しており、6月ごろの放送開始を目指している。
長く地域の話題を伝えてきた和歌山放送新宮支局の単独放送が昨年3月に終了。リスナーの一人だった有限会社フリーク(新宮市神倉)代表取締役の床浦勝昭さんが「地元から発信でき、災害時にも役立つラジオ放送が必要」と考え、開局を目指すことになった。
コミュニティーFMは総務省の免許が必要で、電波が届く放送対象区域は半径5~15㌔となる。一般社団法人日本コミュニティ放送協会によると、コミュニティー放送局は昨年12月1日現在で、全国に341事業者があり、和歌山県内には和歌山市と田辺市、白浜町、橋本市に四つの会員局がある。フリークによると、新宮市内での開局は初めて。
国道42号沿いにある同社店舗の一部を改修し、スタジオを開設。今は必要な機材をそろえており、今後はアンテナ整備などを行う。
番組は毎週月~金曜日の午後1時~3時に生放送を予定。「地域の情報や話題をより細かく、分かりやすい放送を心がけ、聞いていて元気になれるような番組」を目指すという。
ラジオ担当の社員・北道江利さんは、社の研修として3月に宮城県名取市を訪れた。東日本大震災時にラジオが重宝したという被災者の生の声を聞き、「新宮にもラジオは絶対に必要」と実感した。「市の防災と連携して、災害時にも役立つラジオ放送をしたい」と見据える。
たくさんの市民に「しゃべりに来てほしい」と考えており、「今はスマートフォンでも手軽にラジオが聞けるし、若い世代にも近くなった。地域を元気にできるような番組を届けたい」と話していた。
放送開始時には改めて詳しい内容を発表する予定にしている。
(2024年4月11日付紙面より)
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みさき陸上スポ少がマラソン大会 (新宮市 )
みさき陸上競技スポーツ少年団(加藤清代代表)は6日、新宮市の佐野川沿いで「佐野さくらマラソン」を開いた。同少年団に所属する選手や地域の子どもたち約30人が、見頃の桜並木の川沿いコースを走り、楽しいひとときを過ごした。
マラソンを通して爽快感を味わってもらおうと昨年から実施。佐野おやじの会(中村優会長)が協力し、近畿大学附属新宮高校・中学校の吹奏楽部がゲスト出演した。
コースは川を挟んだ対面道路を使用した1周約600㍍。子どもたちは吹奏楽部の演奏に励まされながら、それぞれの体力に合わせて元気よく周回した。
マラソン後には、吹奏楽部によるミニコンサートが開演し「アイドル」「シング・シング・シング」を演奏。アンコールでは「情熱の薔薇(ばら)」を披露し、会場は盛り上がった。
走り終えた要律樹君(7)は「少し疲れたけど、楽しかった。音楽の演奏も上手で、聞き入っていた。また参加したい」と笑顔を見せた。
加藤代表は「昨年に続いて、大勢の人が積極的に参加してくれてよかったです。吹奏楽部の皆さんや先生方の協力もあり、感謝している。子どもたちの健康を願い、今後も継続して催していければ」と話していた。
(2024年4月11日付紙面より)
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熊野那智大社の境内で
那智勝浦町の熊野那智大社(男成洋三宮司)境内にある県天然記念物の「秀衡桜(ひでひらざくら)」が現在、五分咲きを迎えている=写真。9日には、国内外から訪れた多くの参詣者が、春空に映える真っ白な花に目を細めていた。
高さ約15㍍、幹の周囲2㍍。奥州藤原氏第3代当主・藤原秀衡が夫人と共に熊野詣でをした折、奥州から持ってきたと伝わるヤマザクラの名木。春がすみを思わせる真っ白な花から「白山桜」の別名もある。ヤマザクラの中でも遅咲きで、満開は今週末ごろ。
熊野那智大社は14日(日)、桜花祭を営む。桜に自然の恵みへの感謝を託し、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る祭事。午前9時から大社、午前10時からは別宮・飛瀧(ひろう)神社で祭典があり、桜花のかんざしを挿した巫女が浦安の舞を奉納する。
(2024年4月11日付紙面より)
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4月から3市町でスタート (新宮・東牟婁 )
がん患者へのアピアランス(外見)ケア支援事業が1日から、新宮市、那智勝浦町、串本町で一斉にスタートした。治療に伴う外見の変化を補完する医療用補整具の購入を助成し、苦痛やストレスを軽減することで、社会参加を促進することが目的だ。
がん治療では、抗がん剤をはじめとする薬物療法の副作用で脱毛や肌の変色、爪の変形、外科手術による傷などの外見の変化が起こることがある。医療の進歩により、通院治療しながら仕事や子育てなどの社会生活を送る患者が増加していることを背景に、ケアへのニーズが高まっている。政府が昨年3月に策定した第4期がん対策推進基本計画にもアピアランスケアが盛り込まれ、拠点病院を中心とした相談支援・情報提供体制の整備などが求められている。
これを受け、和歌山県では昨年4月から、ウィッグなどの一部の医療用補整具の購入費を助成する市町村に、助成額の一部または全額を負担する「県がん患者アピアランスケア支援事業」を開始。当地方でも3市町が加わった。太地町や古座川町、北山村も「今後検討する」としている。
3市町の助成内容はおおむね県の基準と同じ。▽医療用ウィッグ〈全頭用〉(上限2万円)▽乳房補整下着(同1万円)▽人工乳房・人工乳頭(左右各2万円)―の対象経費の2分の1または上限額のいずれか低い額を助成する。
新宮市の窓口は地域保健課(電話0735・23・3358)、那智勝浦町は福祉課(電話0735・52・2934)、串本町は保健センター(電話0735・62・6206)。
日本人の2人に1人が生涯のうちにがんにかかり、3人に1人が亡くなっている現在、和歌山県の死亡原因も1979年以降、がんが1位となっている。新宮・東牟婁地方の各市町村では、早期発見・早期治療のためがん検診を実施しており、活用を呼びかけている。
(2024年4月9日付紙面より)
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新宮仏教会「花まつり」
新宮仏教会(佐々木実結会長=専光寺住職)は8日午前、新宮市千穂の宗応寺(石原知実住職)で、釈迦(しゃか)の誕生を祝う降誕会(こうたんえ・ごうたんえ=花まつり)法要を営んだ。会に加盟する住職や副住職、12人が参加。読経した後、釈迦立像に甘茶をかけた。
「花まつり」は「降誕会」「灌仏会(かんぶつえ)」「仏生会(ぶっしょうえ)」などと呼ばれ、涅槃会(ねはんえ)(2月15日)、成道会(じょうどうえ)(12月8日)とともに三大法会の一つとして重んじられている。ルンビニーの花園で釈迦が生まれ、天は誕生を祝って甘露の雨を降らせたとされていることにちなみ、花まつりでは花御堂(はなみどう)の釈迦立像に甘茶をかける。
佐々木会長は「お釈迦様がご誕生されてから約2500年。たくさんの人の手によってつながれてきた仏教が今、自分のもとに届けられていることをありがたく感じます」と話した。
同会は、市内にある▽松巌院▽淨泉寺▽瑞泉寺▽清閑院▽清蔵寺▽清凉寺▽専光寺▽宗応寺▽長徳寺▽東仙寺▽遍照院▽本廣寺▽名体寺―の13カ寺、14人で構成している。
(2024年4月9日付紙面より)
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串本文化セで入学式を挙行 (串本古座高校 )
和歌山県立串本古座高校(中西浩子校長)が8日、串本町文化センターで入学式を挙行し、本年度開設する未来創造学科の1期生となる1年生72人の入学を許可して迎えた。
1年生はクラスごとに一人ずつ点呼を受け、その入学を認めた中西校長は「人生の選択決定権は自らにある」という視点で3年間で積極的に身に付けてほしい素養を意識付け。「うまくいかないときはまず自分の気持ちや考えを整理し、周囲のアドバイスに耳を傾ける。その上で自分はどうすべきなのかを自分で決めていく。そうした経験を重ねることで、自身の未来を切り開くことができる」と諭して高校生活をその次の一歩への充実したものとすることを求めた。
来賓を代表して岸本周平知事と育友会の西野真会長が祝辞を述べ、岸本知事は自身の経験やカイロスロケット初号機などを話題にしてチャレンジする気持ちの大切さを伝えて意義のある3年間とするよう後押しした。それら歓迎を受け、1年生を代表して西悠斗さんが「学業に専念し、進取創造、質実剛健の校訓を大切にし、自覚を持って新たな伝統を作り上げていくよう努力する」と宣誓した。
同校は本年度から普通科に代わり同学科の生徒の受け入れを開始。1年生は▽文理探究29人▽地域探究36人▽宇宙探究7人―とコース選択をして学業などに打ち込む。他方、2、3年生は入学時の普通科のカリキュラムに沿って卒業を目指す。むこう2年は両学科の生徒209人がそれぞれに励む形となる。
(2024年4月9日付紙面より)
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串古など合同は初戦敗退
熊野塾道場
21日、奥熊野いだ天ウルトラマラソン
新宮神社「さくら祭り」
熊野速玉大社(上野顯宮司)の境内にある新宮神社の例祭「さくら祭り」が3日、営まれた。大社関係者ら約20人が参列。サクラの枝を玉串として神前にささげ、春の訪れを祝った。
新宮神社は1907(明治40)年、神社合祀(ごうし)令により、新宮町内にあった18社18柱の祭神を大社境内の金刀比羅(ことひら)宮に合祀したのが始まり。中でも最も位の高い渡御前社(わたりごぜんしゃ)の主祭神・神武天皇の例祭に合わせて、毎年4月3日に営まれている。
通常は新宮神社の前だが、雨天のため拝殿で祭典は行われた。上野宮司が祝詞をささげ、巫女が「浦安の舞」を舞った。
上野宮司は「自然の中にある尊いものを感じ、畏れかしこみ祭ったのが神道の発祥。日本の心は四季の移ろいと共にある。四季それぞれに祭りがあるのは幸せなこと」などと語った。
□ □
新宮神社と同じく神武天皇を祭る、新宮市の渡御前社(通称・神武社)でも例祭があった。境内のサクラは満開だが雨天だった。神武社保存会(田花操会長)の役員や地域住民など約30人が参列。地域の平穏などを願った。
熊野速玉大社の末社である渡御前社は、神武天皇が八咫烏(やたがらす)に導かれ、熊野から大和へ入った時の頓宮跡という伝説がある。先述した神社合祀令で熊野速玉大社内に合祀され、社殿はなくなっていたが、1971(昭和46)年に再建された。例祭は神武天皇の崩御日とされる4月3日に、毎年営まれている。
熊野速玉大社の神職が斎主を務め、式典を行った。雨天のため餅まきは中止となった。
田花会長は「能登半島地震をはじめ自然災害が身近で、いつ起こるか分からない。そういうことにならないように祈った」と話した。
(2024年4月4日付紙面より)
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サロン「陽だまり」新行事 (古座川町 )
古座川町高池の下部区内にある常設型サロン「集いの場陽だまり」が1日、行事「懐メロ体操、脳トレ」に取り組み始めた。基本月曜日の午後1時30分に開くとし、気軽な参加を呼びかけている。
このサロンを運営する町社会福祉協議会見守り員主導で前年度まで脳トレの集まりを実施。その参加者から「頭だけでなくちょっとした運動で体も動かしたい」という声があり、年度替わりの節目に合わせて改善した。脳トレにつながりそうないい体操はないかと探したところ懐メロ体操が人気だと知り、取り入れることにしたという。
初実施のこの日は11人が参加。まずは準備運動として同体操を1曲こなし▽赤白旗揚げ▽文字並べ▽都道府県クイズ―といった脳トレメニューをこなした後に4曲続けて体験した。
今回は椅子に座ったままできる内容を紹介し、参加者は聴き覚えがある曲の体操は口ずさみながら挑戦した。見守り員の久保由美子さんは「体操についていくのが大変なときは、口ずさんでみるだけでも元気が出てくると思う。家にいるとじっとしてしまいがち。若い頃に親しんだ名曲で気を高めて体を動かす習慣を楽しく広めていきたい」と今後目指すところを語った。
基本月曜日としているが、類似の行事や見守り員常駐状況との兼ね合いで実施しない日がある。今月は8日(月)と30日(火)に実施予定で、以降は月ごとの予定表で実施の有無を伝えるという。
同サロンは町津波避難総合センターそば(町複合センター1階)で平日の午前10時~午後4時に開設していて、行事のほか随時脳トレーニング、見守り員や立ち寄った人同士での地域交流(茶話)ができる。利用は無料で、買い出しの延長で立ち寄る想定により希望すればオークワ古座川店―同サロン間で車両送迎もしてもらえる。問い合わせは同サロン(電話0735・67・7345)まで。
(2024年4月4日付紙面より)
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下里とも子ガーデン (那智勝浦町 )
那智勝浦町下里の「下里とも子ガーデン」(岩本カナエ代表、10人)では春の花が見頃を迎えている。1日は会員らが花の手入れをした。岩本代表は「花壇の休息所に座って花を眺めていると時間を忘れます。無料で開放しています。ぜひ見学に来て」と話す。
円形に植えられたピンクパンサーが、無数の小さな花を付け、ネモフィラの花が淡い青色を添える。少し背の高いストロベリートーチがグリーンの半円を描くように植えられ、所々にチューリップの花が顔を出し、色のアクセントを付けている。岩本代表によると会員が自由な発想で植えたという。「これからはゴテチアの花が見頃になるね。ジニアをどこへ植えようか」。会員たちはおしゃべりを楽しみながら作業を進めていた。
花壇は、所有者だった故・笠松朝子さんの遺志を受け継ぎ、地域の人たちがボランティアで維持してきた。四季折々の花が楽しめ、町内外からの来場者も多い。昨年3月には待望の休憩所が完成。11月には「全国花のまちづくりコンクール」団体部門で入選し、努力賞の表彰を受けた。
会員の一人は「作業の中で花作りのいろいろなことが学べました。花が好きな人は訪れてみて」と話していた。
(2024年4月4日付紙面より)
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7日まで滞在して交流 (新宮市 )
新宮市の姉妹都市である米サンタクルーズ市(サ市)からの、中高生などの訪問団17人が3月30日に来新し、市福祉センターでホストファミリーと面談した。互いに紹介を行い、親交を深めた。訪問団はホスト宅に宿泊し、7日(日)まで滞在する。
両市は、1974(昭和49)年に姉妹都市関係を締結。訪問団の相互派遣などを通して友好関係を築いてきたが、コロナ禍の影響で中断。今回は2019年4月以来、5年ぶりのサ市からの訪問となった。13歳から17歳の14人と、引率者3人が訪れた。
訪問団は1人ずつ自己紹介、ホストファミリーは世帯ごとであいさつを行った。続いて訪問団は宿泊先のホストファミリーと共に着座、会話を楽しんだ。熊野比丘尼(びくに)の装束をまとった市観光協会登録ガイドの福辻京子さんによる、英語での熊野曼荼羅(まんだら)の絵解きも行われた。
訪問団は今後、市内の世界遺産や観光名所を巡ったり、さまざまな伝統文化を体験したりしながら過ごす。5日(金)には市福祉センターで盛大なフェアウェルパーティー(送別会)も行われる。
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訪問団は1日に市長表敬訪問を行った。市役所で田岡実千年市長と面談した。田岡市長は「長い距離をお疲れさま、ようこそ。お越しいただき歓迎します。今年は姉妹都市となって50年の節目の年。そういう年に来てくれて、素晴らしい縁を感じるところです。新宮市をしっかりと感じて楽しんでもらえれば」と語った。
(2024年4月2日付紙面より)
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大阪大学の学生も協力 (那智勝浦町 )
熊野地方各地でサクラが満開を迎える中、那智勝浦町下和田の大泰寺(西山十海住職)で3月31日、「こども春祭り」が開かれた。大阪大学の地域×エンタメサークル「コネクト」の11人も運営に協力。春休み中の親子連れが大勢集まり、楽しい一日を過ごした。
春休み中の子どもたちに遊びの場を提供し、子育て中の保護者を応援しようと大泰寺が企画。コネクトは、大自然やグルメを満喫しつつ、行政や酒蔵、宿泊施設など地域と連携しながら地方創生を目指すサークル。2年ほど前から夏合宿で当地方を訪れ、西山住職らと交流しており、その実践の場として昨年夏に肝試しを開催。こども春祭りにも協力した。
朝から大勢の親子連れが境内を訪れ、スライムやスノードーム作りのワークショップに参加。普段は宿泊施設としている客殿も開放され、飲食ブースの地元野菜の料理や焼き菓子、ドリンクなどを楽しんでいた他、満開のサクラの木の下でお弁当を広げる姿もあった。
家族4人で訪れた村瀬杏梨さん(12)は「スライムやスノードーム作りが楽しかった」と笑顔。
コネクト代表の天﨑由人さん(20)は「思っていたよりも大勢の人が来てくれて驚いた。サークルの次の世代の子たちにも自分たちの経験を伝え、今回参加してくれた子たちも経験を持ち帰って成長につなげてほしいと思う。自分たちの活動で、那智勝浦町にいい影響があればいいなと思う」と語った。
西山住職は「晴れて良かったです。昨年夏の肝試しにも予想以上に人が来てくれたということもあり、今後も協力が得られるなら、一緒にいろいろなことを企画していきたい」と話していた。
(2024年4月2日付紙面より)
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町内のソメイヨシノ各名所 (古座川町 )
古座川町佐田で実施中のイベント「桜フェア」が期間半ばに差しかかった。3月30日のソメイヨシノは木によってばらつきがあり、全体としてちらほら~八分咲きの段階。序盤の雨天から一転して好天に恵まれたこの日は事前登録した5店舗が出店し、地内に人出の華やぎを誘った。
コロナ禍前にあったさくら祭りに代わるイベントで、実施期間は3月23日から4月7日(日)までの16日間。舞台企画はないが開花時期の趣向として定着しているちょうちん飾りは引き継ぎ、午後6時~9時に点灯して夜桜鑑賞の風情も添えている。事前登録した出店希望店舗数は7。便宜上出店予定日を公表し、午前9時~午後4時の時間帯で随時出店をしている。
会場一帯の七川ダム湖畔は日本さくら名所100選の一つに数えられ、主に樹齢数十年のソメイヨシノが湖畔の外周に沿って並ぶ。期間序盤の週末は雨天で開花前だったが、中盤の週末は前述した通り。天候不安定の予報が出ているが6日(土)、7日に花も人も最盛になりそうな状況だ。
3月30日現在、ソメイヨシノの並木があり宴の場としても人気がある蔵土多目的広場は全体として開花前~三分咲きで、七川ダム湖畔と並んで次の週末が花見のピークとなりそう。他方、町内でも先駆けて咲き進む一枚岩前は五分咲き~散り始めに達し、天候が回復した3月29日から多くの花見客が訪れ鑑賞やスマートフォンなどで撮影するなどして花盛りに親しんでいた。
(2024年4月2日付紙面より)
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マクドナルド・トーナメント (学童軟式野球 )
三輪崎剣道クラブが体験会 (新宮市 )