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2020年09月30日
1 川柳、郷土の土を踏む
 たむらさん、故・前田咲二さんの本を寄贈  (新宮市立図書館 )

 和歌山市出身の川柳作家・たむらあきこさんは27日、新宮市出身の川柳作家、故・前田咲二(さくじ)さん(享年92)の川柳をまとめた「川柳ベストコレクション 前田咲二の川柳と独白」を同市立図書館に寄贈した。

 前田さんは1926(大正15)年、現在の新宮市に生まれ、旧制新宮中学校(現新宮高校)を卒業。江田島の海軍兵学校に入校した。50代後半ごろから川柳の新聞投句を開始し、関西各地の句会や大会での入選率の高さからすぐに頭角を現し、一目置かれる存在となった。

 平成に入り、川柳作家・上野楽生氏ら有志が年間入選数から作成した番付表では「横綱」と称され、達吟家として名をはせた。2007(平成19)年に川柳句会「川柳瓦版の会」会長に就任。同時に読売新聞関西版「よみうり時事川柳」欄、「川柳マガジン」時事川柳欄の選者となる。17(平成29)年、大阪府寝屋川市内の病院にて食道がんにより逝去した。

 たむらさんは、前田さんに誘われ、編集同人として瓦版の会に所属。前田さんのもと、後継者候補として研さんを積んだ。猫好きだった前田さんはたむらさんを「あきにゃん」と呼び、娘のように接したという。

 寄贈の本はたむらさんが監修。前田さんの遺族が川柳瓦版の会に託した川柳ノートに書かれていた約1万5000句の中から約400句を厳選した。中には「那智開運暦を肌身離さない」「ふるさとは地酒にぶつ切りのまぐろ」と、ふるさと・熊野を愛した前田さんならではの句も目にすることができる。

 寄贈した9月27日は前田さんの命日。たむらさんは亡くなる約3週間前に、電話で前田さんと最後の会話を交わした。たむらさんが吟行のために熊野地方に訪れるという話をしたところ前田さんは声を振り絞り「自分も行きたい。一緒に行きたい」と伝えたという。

 たむらさんは「先生はよく瀞峡での思い出話などを聞かせてくれた。(本は)先生の名前と句を消してしまってはいけないとの一心で監修した。なるべく多くの人に先生のことを知ってもらいたい」と話していた。

 同書は、前田さんの母校である新宮高校にも寄贈される予定。

(2020年9月30日付紙面より)

たむらあきこさんが恩師・前田咲二さんの本を寄贈した=27日、新宮市立図書館
2020年09月30日
2 連携し交通事故抑止を
 警察官とバス運転手が合同で啓発  (新宮市 )

 新宮警察署(小畑博昭署長)は秋の全国交通安全運動期間中の28日夕方、新宮市佐野のスーパーセンターオークワ南紀店でバス会社と合同で交通事故抑止を目的に啓発活動を実施した。警察官6人が熊野御坊南海バス株式会社、三重交通株式会社の若手バス運転手3人と協力し、啓発物資を手に買い物客らに交通事故抑止を訴えた。

 「夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止」は秋の全国交通安全運動の重点の一つ。

 啓発活動は、地域ぐるみでの安全意識の向上を目指すことを目的に実施。薄暮時の交通事故抑止に向け、警察官らは手描きのプラカードを手に「早めのヘッドライト点灯」と「飲酒運転根絶」を呼び掛けた。なお、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、啓発物資の直接配布は行わず持ち帰り方式で実施した。

 啓発活動に参加した三重交通の川上大斗さん(25)は「夕暮れの時刻が早まる中、歩行者や自転車の早期の発見に努めたい。交通弱者の保護に気を付けていければ」。

 熊野御坊南海バスの岡﨑奨さん(26)は「早めのヘッドライト点灯を心掛け、法定速度の順守に努めたい」とそれぞれドライバーとしての認識を新たにしつつ、歩行者や自転車に対し夜間における反射材や明るい服装の着用、横断歩道の横断を呼び掛け「ドライバーも歩行者も、お互い気を付けることにより交通事故の抑止につながれば」と話していた。

(2020年9月30日付紙面より)

連携を図り啓発活動を実施した=28日、新宮市佐野
2020年09月30日
3 事故防止へ取り組み進める
 秋の全国交通安全運動  (紀宝署 )

 「秋の全国交通安全運動」(21~30日)期間中、紀宝警察署は紀宝地区交通安全協会などと連携し、交通事故防止の徹底を図る取り組みを進めている。

 28日には紀宝町神内のナカミチ建機サービス(有城功二・代表取締役)を「シートベルト着用推進モデル事業所」に指定した。同協会の久保正会長が有城代表取締役に指定書を手渡し、シートベルト着用を事業所ぐるみで徹底してもらうことを求めた。有城代表は「全社員にシートベルト着用と交通ルール順守を徹底したい」と述べた。

 29日には御浜町神木の特別養護老人ホームエイジハウスに安全運転管理推奨像を伝達した。推奨像は事業所内の交通安全活動を積極的に実施してもらうため、3カ月ごとにリレー方式で伝達するもので、紀宝地区安全運転管理協議会(榎本恵一会長)が1989(平成元)年から実施。これまで同署管内90以上の事業所をリレーしてきた。

 今回は旧事業所の紀宝町社会福祉協議会からエイジハウスに引き継ぎ、ハンドルキーパーモデル事業所にも指定した。

 伝達式で榎本会長は新事業所への協力を呼び掛け、同署の濱口裕史署長は「地域から1件でも事故が減る努力をする」と述べた。

 エイジハウスの大橋一智施設長は「今後も職員に交通安全の徹底を呼び掛けていく」と話していた。

(2020年9月30日付紙面より)

指定書を受け取る有城功二代表取締役(右)=28日、紀宝警察署
大橋一智施設長(左から2番目)に推奨像を伝達=29日、紀宝警察署
2020年09月30日
4 物品渡し声掛けて意識促す
 秋の全国交通安全運動啓発  (古座川町 )

 古座川町高池、河内橋北詰交差点で29日早朝、秋の全国交通安全運動(期間9月21日~30日)の街頭啓発があり啓発員が往来するドライバーの交通安全意識を促すなどした。

 4連休半ばに期間が始まった同運動。この啓発は当初25日に実施する予定だったが天候不順により29日に延期とし、同日も時折小雨がさす状況となったが、春秋年2回の希少な啓発の機会であり期間も終盤に差し掛かっていることから雨対策をして臨むこととした。

 当日は西前啓市町長ら役場、同町交通指導員会、串本警察署から17人が啓発員として参加。T字構造の同交差点の三方に分かれて同署署員が往来する車両に安全な一時停止を求め、啓発物品を手渡し声掛けもして安全運転を呼び掛けた。

 和歌山県・交通事故をなくする県民運動推進協議会が掲げる同運動の重点は▽子どもを始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保▽高齢運転者等の安全運転の励行▽夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止―の3点。今回の啓発では、啓発物品に飲酒運転抑止のためのグッズを複数入れて同署管内の重点色も出した。

 同署の楠間慎也交通課長は「県警管内の交通事故件数は減っているが、死者数はほぼ横ばい。皆さまにはこの運動後も引き続き交通事故防止の協力をお願いしたい」と地域へ呼び掛けている。

(2020年9月30日付紙面より)

河内橋周辺で秋の全国交通安全運動の啓発を実施=29日、古座川町高池
2020年09月30日
5 日頃の成果を発揮
 日清食品カップ県小学生陸上競技交流大会  
2020年09月30日
6 本気で目指そう「ごみゼロ」  10月から罰則の適用も  (和歌山県ごみの散乱防止に関する条例 )
2020年09月30日
7 工夫凝らした競技で白熱  新宮市立中学校体育祭  
2020年09月30日
8 コロナ禍の学校生活に触れる  神倉小で分散授業参観  (新宮市 )
2020年09月30日
9 令和3年の成人式は中止  記念品やメッセージを郵送  (那智勝浦町 )
2020年09月30日
10 髙砂会の恒例行事に  成川小運動場で除草作業  
2020年09月30日
11 児童922人に反射材  夕暮れ時の事故防止に  (紀宝地区安協 )
2020年09月30日
12 日没前後の事故に注意を  紀宝クラブが交通安全教室  
2020年09月30日
13 3日間で延べ824人が利用  潮岬望楼の芝キャンプ場  (串本町 )
2020年09月30日
14 最優秀賞・優秀賞14点を発表 本年度小中学生ポップコン (串本町)
2020年09月30日
15 ゆかりある諸霊を総供養  成就寺で千灯供養法要会  (串本町 )
2020年09月30日
16 イワタバコの花  新宮市熊野川町  
2020年09月30日
17 映像で祭り楽しんで  「新宮城物語異聞」制作中  (新宮市 )
2020年09月30日
18 お悔やみ情報
  
2020年09月29日
19 県立高校の存続の行方は
 新宮・東牟婁対象に地方懇談会  (和歌山県教育委員会 )

 和歌山県教育委員会は27日、新宮市神倉の県立新宮高校体育館で「県立高等学校の今後の在り方」についての地方懇談会を開いた。新宮市教育委員会、東牟婁地方教育委員会連絡協議会が共催。新宮・東牟婁地方の約150人が参加し今後の県立高校の方向性や在り方について説明を受けた。

 県立高校の在り方などについて審議を重ねてきた「きのくに教育審議会」(にえ川恒弘会長)は8月7日、県教委に「現在29ある県立高校(全日制)の数を、今後15年で3分の2の20校程度とするのが適正」などといった内容の答申を提出。県教委は答申を基に再編整備実施プログラム(仮称)の策定に着手し、県民からの意見を募集していくとしている。

 懇談会はこの日の新宮・東牟婁地方を皮切りに県内5カ所で実施。今後の県立高校の在り方などについて広く説明するとともに、県民の意見を聞く機会としていく。

 開会に当たり、宮﨑泉・県教育長は「答申ではそれぞれの地域において高校生一人一人が夢とビジョンを持って伸び伸びと勉強できるシステムを構築する必要があるとしている。今まで以上に地域の核となるような学校をつくっていかなければならない」。

 年度内に具体的な再編整備実施プログラムをつくっていくことを目標とし「子どもたちの未来のために一生懸命取り組んでいきたい」とあいさつした。

 速水盛康・市教育長は「われわれも少子高齢化の影響に直面しながら教育活動を実施している。いかにして子どもたちに教育を保障していけるのか、誰のための、どういった目的の再編案なのか。懇談会が学校の在り方を模索していく上で問題について共有できる一助となれば」と述べた。

 県教委は現状の課題や今後の展望、各地域の状況に応じた高等学校の在り方などを答申に沿って説明。▽県の公務・教育・医療などを支える人材、教養豊かで責任ある県民の育成▽大学進学・スポーツ・文化芸術で核となる高校生の育成▽次世代の地域産業を担う人材の育成―を重点課題とし、学校の活力や環境、条件の観点で望ましい学校規模(1学年6学級程度)を想定した再編整備を行っていくとした。

(2020年9月29日付紙面より)

※ にえ川恒弘会長の「にえ」は、「執」の下に「灬」

新宮・東牟婁地方の約150人が参加した=27日、県立新宮高校
2020年09月29日
20 ニンニクの種割りに励む
 生産農家から授産し支援  (エコ工房四季 )

 串本町古座にある社会福祉法人つばさ福祉会(北野好美理事長)の事業所「エコ工房四季」(平原正雄施設長)でニンニクの種割り作業が活発さを見せている。

 この作業は、みくまの農業協同組合西向営農センターと共に取り組む農福連携の一環。「エコ工房四季」は2年前からニンニク栽培の挑戦をしているが、先んじて取り組み始めたのが授産となるこの作業で、おととしは試験的に640㌔、昨年は軌道に乗り2700㌔、今年も2600㌔を生産農家から請け負っている。

 ニンニクは収穫から出荷や次の栽培までの作業が多い一方、機械化がまだまだ進んでいない点で作業代行の需要が生じているそう。同センターによると管内では「エコ工房四季」に加えて「ひまわり作業所」「第2なぎの木園」「どんぐりの家」と請け負う事業所の数も増えていて、種割りを授産に委ねることで生産農家は次の栽培のための畑作りに専念しやすくなる点がこの形の大きな利点だという。

 先駆的存在の「エコ工房四季」は栽培したニンニクの出荷を目指しつつ、そのために身に付けた技術を生かして生産農家から積極的に授産する支援にも力を入れている状況。日々平均30人ほどの利用者が作業分担をする中で種割りにも取り組んでいて、25日は8人組で複数個の塊となっている鱗片(りんぺん)を1個ずつに崩し、傷んでいないものを種球として選別した。

 栽培はおととしに3㌃の畑で始め、昨年は20㌃、今年は30㌃と年々規模を増している。今年は古座川町潤野で40㌃分の水稲栽培も始め、隣接する畑でナスやカボチャも育てるなどして福祉農園を立ち上げ。今後はニンニク栽培も同農園へ移すという。

 並行して事業所と生産農家と同センターの3者で制度化間もないノウフクJASのグループ取得を目指し、収穫したニンニクのプレミア和歌山認証も検討している。そのように付加価値を高めて、将来的には飲食店や体験型観光農園の運営、生産出荷の仕組みを確立。授産と同様に独立した収益源として地域経済に結びつけ、さらに安定化させることを最終の成果として見据えている。

(2020年9月29日付紙面より)

種割り作業に取り組む利用者ら=25日、串本町のエコ工房四季
2020年09月29日
21 キャンドルともしオープン
 BLUE BEACH NACHI  (那智勝浦町 )

 那智勝浦観光機構(NACKT)は26日夜、那智勝浦町のブルービーチ那智で「BLUE BEACH NACHI」のグランドオープンセレモニー「キャンドルナイト」を開催した。地域住民など約100人が集まり、新型コロナウイルス終息と平和への祈りを込めて、キャンドルへの点灯を行った。

  □     □

■「BLUE BEACH NACHI」とは



 環境省が推進する国立公園の有効活用の考えに基づき、国立公園である同ビーチの活用方法として、「優雅な」などの意味を持つ「glamorous(グラマラス)」と「camping(キャンピング)」を合わせた新しいアウトドアのスタイルである「グランピング」を取り入れたプロジェクト「BLUE BEACH NACHI」を観光機構が立ち上げた。

 運営はアウトドアウエディングや空間プロデュースなどを行う京都市の株式会社ジンジャーが委託を受けて行う。

 8日には南国風の雰囲気を演出したカフェ「BLUE BEACH NACHI(Cafe)」が、11日にはグランピング施設の「BLUE BEACH NACHI(STAY)」がオープン。周辺には子どもや大人が遊べる電気を使用しない遊具やボードゲームが設置されている。

  □     □

■キャンドルナイトでは



 同社の代表取締役の磯石裕子さんが事業内容や施設について説明、参加者がトーチを用いてキャンドルに明かりをともした。その後は全員で乾杯し、歓談を楽しんだ。

 磯石さんは「グランピングは遠方のお客さまがターゲットだが、地元の方々にも愛される憩いの場にしたいという思いから、カフェとキッズエリアをご用意させていただきました」と語った。

 同機構の理事長を務める堀順一郎町長は「現在はアウトドアが人気。今までにない新しいお客さまを迎えるための実証実験をしたいという思いから今回のグランピングの実施となった」。

 今後については「観光機構は観光によってこの地域を活性化させることを目指している。町の観光のキャパを増やし、新しい顧客を開拓していきたい」と話した。

(2020年9月29日付紙面より)

グランドオープンを祝すとともにコロナ終息を願い明かりをともす=26日、那智勝浦町のブルービーチ那智
全員で乾杯が行われた
グランピング施設を見学するセレモニー参加者
2020年09月29日
22 ハロウィーン気分感じて
 タウンガーデンに季節の飾り  (新宮市 )

 新宮市保健センター隣の花壇・タウンガーデンを管理するボランティアグループ「タウンガーデン」(平田裕子代表)は28日、同所でハロウィーンの飾り付けを行った。会員ら約10人による趣向を凝らした季節の飾りは10月末まで楽しむことができる。

 ハロウィーンの飾り付けは今年で7回目。会員らが布や100円均一の商品などを使用し毎年飾りを手作りしている。今年は植木鉢やバスケットを材料にしたNHK総合番組「チコちゃんに叱られる!」のチコちゃんとキョエちゃんも飾りの仲間入り。新型コロナウイルス感染症の終息を願い、アマビエの飾りも現在制作中とのこと。

 昨年の飾り付けでは、会員が手作りした「カボチャの家族」の手や頭がもがれるといった事態に。今年は破損しにくいように工夫を施したという。

 平田代表は「コロナ禍ですが楽しみもないと。お散歩がてら寄っていただき、少しでもハロウィーン気分を感じていただければ」と話している。

 同所では現在、キキョウやコリウス、白いヒガンバナなど、秋の草花が見頃を迎えている。

(2020年9月29日付紙面より)

ハロウィーンに向けて飾り付けを実施した=28日、新宮市のタウンガーデン
2020年09月29日
23 入賞作品候補17点決める  本年度観光フォトコン審査  (串本町 )
2020年09月29日
24 縦割り3ブロックで対抗戦  古座中が本年度体育祭挙行  (古座川町 )
2020年09月29日
25 動物駆遂用煙火で鳥獣害対策  熊野川町で追い払い花火講習会  (新宮市 )
2020年09月29日
26 野中誠一さんが1位  写連紀南支部9月度例会  
2020年09月29日
27 5ブロック対抗で熱戦  スポーツフェス2020  (新宮高校 )
2020年09月29日
28 丸山千枚田でヒガンバナ見頃に  熊野市紀和町  
2020年09月29日
29 讃寿会が草刈り作業  「社会奉仕の日」に合わせて  (紀宝町 )
2020年09月29日
30 躍動する姿に歓声  神内小と相野谷地区で運動会  (紀宝町 )
2020年09月29日
31 お悔やみ情報
  
2020年09月24日
32 「来年は盛大にしたい」
 規模縮小して宇久井神社例大祭  (那智勝浦町 )

 海上安全や豊漁、地域の繁栄などを祈願する那智勝浦町の宇久井神社(男成洋三宮司)例大祭が20日、本殿で営まれた。

 今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から神輿(みこし)の渡御行列や御船による海上渡御などを取りやめ、規模を縮小して式典のみを斎行した。

 例大祭は毎年、多くの人々でにぎわう伝統の地域行事。例年、祭り前から獅子舞や中学生による御船の練習もあり、氏子や地域住民が協力し、渡御通路や御旅所(おたびしょ)の清掃奉仕活動に取り組んでいる。

 今年は新型コロナの影響から、祭典委員会で協議の結果、宵宮祭・本宮ともに規模を縮小した。

 当日は神職や祭典役員、党家(とうや)講など関係者のみが参列。コロナ終息や来年の例大祭への思いを胸に玉串をささげ祈願した。続いて、秋葉会(梶誠仁会長)と宇久井青年会(柴原寛会長)による勇ましい獅子神楽が奉納された。

 熊野那智大社から林美喜(よしき)権禰宜(ごんねぎ)ら神職2人が出仕。式典後の神酒拝載(しんしゅはいたい)で林権禰宜が「今年はコロナの関係で渡御祭と還御祭を省略させていただきご奉仕させていただいた。来年はより盛り上がる例大祭を斎行できるようにお祈りさせていただきました」と述べ、一同が乾杯した。

 祭典委員長の亀井二三男さんは「コロナの感染拡大から今年は祭りを中止するかを祭典委員会で協議し、宵宮や本宮にしぼって斎行させていただいた。できれば小・中学生の神輿や御船はやらせてあげたかったが、苦渋の選択で今回に至った」。

 今年の例大祭と来年については「まず無事に終えることができ、喜びを感じている。来年はコロナと付き合う中で盛大にしたい」と語った。

(2020年9月24日付紙面より)

秋葉会が獅子神楽を奉納=20日、那智勝浦町の宇久井神社
宇久井青年会も奉納した
2020年09月24日
33 指導の確立と普及目指す
 県宇宙教育研究会が発足  (串本町 )

 モデルロケット(アルファ3)などを用いた指導方法の確立と普及を目指す県宇宙教育研究会(木皮享会長)が19日、串本町潮岬にある県立潮岬青少年の家で設立総会を開いて発足した。

 国内初の民間ロケット発射場を有することとなった県域において、子どもたちがモデルロケットや水ロケットの制作と打ち上げを通して仕組みや原理への理解を深め、科学のすごさを体感する指導方法を見いだすことが同研究会の掲げる目的。

 発足時会員数は17人で、会員は教員(指導主事を含む)。本紙関係では新宮高、串本古座高、新宮市立光洋中、那智勝浦町立色川中、串本町立串本中、同大島小の教員6人が参加している。

 全国大会優勝を経て2010年と19年に世界大会「Can Sat」へ進出した実績を持つ桐蔭高の科学部顧問・藤木郁久教諭が事務局長を担当。その手腕は学校だけでなく県内の教育全般で生かすべきと推す木皮享校長が会長を担う形となっている。

 第一歩は民間ロケット発射場がある串本町から―。そのような思いで会場を選んだ設立総会ではまず会則を定めて本年度の執行部員を決め、本年度の活動内容と予算を承認した。藤木事務局長が桐蔭高科学部の活動や自身の指導者としての歩みを伝え、この研究会をJAXAの養成を受けた教員で結成するグループ「スペースティーチャー和歌山」の実績をステップアップさせて学校教育や社会教育へ広げる場にしたいことを示唆。木皮会長は18日に実施した町長表敬時に望楼の芝を大会地などで使用するため所有者の潮岬財産区と交渉する取り次ぎを求めたことなどを補足説明し、そのような活動も同研究会の一端として軌道に乗せたいとした。

 当面の活動は10月3日(土)に缶サット甲子園和歌山地方大会、18日(日)に県立白崎青少年の家で藤木事務局長による実指導を見学。12月5日(土)に県立潮岬青少年の家で現会員による子ども対象のモデルロケット体験会を開く予定。木皮会長は並行して会員の裾野を発射場のある串本町と事務の中核がある和歌山市から県域へ広げることも見据えている。

  □     □

総会の前後で資格取得研修など実施



 同研究会は総会の前後で、日本モデルロケット協会が発行するライセンスの取得を目的とした研修なども実施した。

 このライセンスは、自身で同ロケットを打ち上げるために必要な知識と技術を認めるもの。指導者の資格を持つ藤木事務局長が講師となり、新規取得を目指す会員や同伴の家族、藤木事務局長の指導を求めた米航空宇宙局(NASA)主催大会「スペースアップスチャレンジ」出場を目指すメンバー約20人が受講した。

 藤木事務局長は18日夜半に同ロケットの原理など基本知識を座学で伝えて試験をし、以降はA8―3エンジン1本で飛ぶ同ロケットキットの制作を指導しエンジンを組み込んで打ち上げるまでの経験を託して取得の門戸を開くなどした。

 会員は資格取得研修後、日本宇宙少年団の遠藤守専務理事(スペースワン株式会社最高顧問)によるリモート講演も受講するなどした。

(2020年9月24日付紙面より)

県宇宙教育研究会設立に当たりあいさつする木皮享会長=19日、県立潮岬青少年の家
藤木郁久事務局長指導の下でモデルロケットを打ち上げる会員
2020年09月24日
34 早めのライト点灯と反射材を
 秋の交通安全運動初日に啓発  (紀宝署 )

 「秋の全国交通安全運動」初日の21日、熊野市紀和町の道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」で紀宝警察署と紀宝地区交通安全協会、南牟婁郡交通安全対策協議会による広報啓発活動があった。新型コロナウイルス対策としてマスクとフェースシールドを着用し、テーブルに置いた啓発物品を持ち帰ってもらうなどして、道の駅利用者に運動の周知を図った。

 運動の重点は▽子供を始めとする歩行者の安全と自転車の安全利用の確保▽高齢運転者等の安全運転の励行▽夕暮れ時と夜間の交通事故防止と飲酒運転等の危険運転の防止―の三つで、同署では30日(水)までの期間中、園児や児童を対象とした交通安全教室、シートベルト着用推進モデル事業所の指定などに取り組む。

 同署によると、20日現在、県内の交通事故は3万4321件(前年同期比6932件減)。人身事故は2114件(同523件減)、死亡事故は52件(同1件増)で53人(同1人増)だった。管内では総事故203件(同31件減)のうち、人身事故は16件(同3件減)で死亡事故は発生していない。

 地域交通課の横山哲也課長は「管内では9月中、人身事故の発生はなかったが、高齢者の事故が多い。車両は早めのライト点灯、歩行者は反射材の活用、明るい服装をお願いします」と話していた。

(2020年9月24日付紙面より)

交通安全運動の周知を図る啓発活動=21日、熊野市紀和町の道の駅「熊野・板屋九郎兵衛の里」
2020年09月24日
35 コロナ終息願い厳かに
 下里神社例大祭・神事斎行  (那智勝浦町 )

 建御名方神(たけみなかたのかみ)を主祭神とする那智勝浦町の下里神社(山本貞夫宮司)で20日、秋の例大祭の神事が営まれた。同神社の総代役員6人が参列し、神様をたたえて地域の平穏無事などを願った。

 祭りは五穀豊穣(ほうじょう)や家内安全、商売繁盛などを願って行われ、毎年地域住民らでにぎわうが、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から規模を縮小。境内で披露されている伝統の獅子舞奉納や餅まき、町を巡行する神輿(みこし)、手踊りなどの祭事は中止となった。

 厳かな雰囲気の中、山本宮司が神事を執り行い、祝詞を奏上。参列者が順番に玉串をささげていき、一日も早いコロナウイルスの終息を祈念した。

 山本宮司は「コロナの影響により大幅な縮小を余儀なくされ、残念ではありますが滞りなく営むことができました。地域の方々はじめ、全ての人がマスク着用や3密を避けるなど、それぞれができる対策に努めて終息に向けさらなる意識を強めていただきたい。来年こそは、勇壮で活気のある祭りを再び営むことができるよう願っています」と話していた。

(2020年9月24日付紙面より)

さまざまな願いを込め営まれた神事=20日、那智勝浦町の下里神社
参列者が玉串をささげた
2020年09月24日
36 下川芳美さんが優勝
 令和2年度クラブ選手権競技  (日本ダイヤモンドゴルフ倶楽部 )
2020年09月24日
37 23人が昇級
 剣道級位審査会  
2020年09月24日
38 9月定例会一般質問(終)  串本町議会  
2020年09月24日
39 災害対策やし尿処理など議論  太地町議会一般質問  
2020年09月24日
40 浮島衆院議員が訴え  県内各所で「防災月間」記念演説会  (公明党和歌山本部 )
2020年09月24日
41 認知症は進行性の病気  赤木地区でいきいきサロン  (新宮市熊野川町 )
2020年09月24日
42 カワゼンゴの花が咲く  熊野川・北山川の固有種  
2020年09月24日
43 「環境学習にもつなげたい」  渚の会がブルービーチを清掃  (那智勝浦町 )
2020年09月24日
44 色合い豊かな「ちぎり絵」  さつきサロンで作品作り  (紀宝町 )
2020年09月24日
45 安全で安心な三重目指し  熊野子ども見守り隊も参加  (キックオフ大会 )
2020年09月24日
46 紀宝トレジャーズが優勝  準優勝の有馬と県大会へ  (少年野球 )
2020年09月24日
47 お悔やみ情報
  
2020年09月15日
48 コロナ終息願い式典斎行
 勝浦八幡神社例大祭  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町の勝浦八幡神社(髙橋正樹宮司)例大祭の宵宮が12日、本宮が13日に営まれた。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から神輿(みこし)渡御を取りやめ、式典のみが厳かに行われた。

 7月に開かれた祭典委員会で協議し、関係者や参加者の安全などを考慮して今回の内容を決定。神輿渡御に付随する各行事も取りやめとなった。

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■宵宮では



 12日午後5時から同社で宵宮の式典が営まれた。神社の役員や総代、近隣の区長、各奉仕団体の代表らが参列した。髙橋宮司が町の発展やコロナ終息などを祈願し、祝詞を奏上した。

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■本宮では



 翌13日は午前10時から本宮の式典が斎行された。前日と同じく、来賓は招待せず、役員や各奉仕団体の代表らが出席し、玉串をささげ祈った。

 祭典後、髙橋宮司は「コロナのため、神輿の渡御もできない状況だったが、獅子舞と舟謡(ふなうた)の奉納をいただいた。来年は氏子や町の発展のために通常通りの祭典にしたい。今日から準備していきたい」と語った。

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■両日とも神楽と舟謡を奉納



 宵宮と本宮の両日とも勝浦獅子神楽保存会(沖和也会長)と舟謡勝謡会(中村誓会長)が獅子神楽と舟謡を奉納した。

 両団体とも7月の祭典委員会の際に奉納したい旨を各委員に伝え、今回に至ったという。

 沖会長は「盛大に行えないのは残念だが、神事に参加できたのはありがたい。来年は例年以上ににぎやかなお祭りにできれば」。

 中村会長は「こういうご時世の中、少しでもにぎやかにできればと思い奉納させていただいた。コロナの終息を願いました」と語った。

 なお、今年初めから櫂伝馬保存会、愛友会、商工会の有志が舟謡の練習に取り組んでおり、今回初めて舟謡勝謡会と共に舟謡を歌った。

(2020年9月15日付紙面より)

コロナ終息を願い獅子神楽が奉納された=13日、那智勝浦町の勝浦八幡神社
例大祭の様子
2020年09月15日
49 小さな気付きから学ぶ
 王子分館が人権学習  (新宮市 )

 新宮市公民館王子分館(野尻和則分館長)は13日、市立王子ヶ浜小学校で人権学習会を開いた。約40人が参加し、DVDを視聴するなどして人権問題に対する学びを深めた。

 この日、同分館は同校運動場を利用したグラウンドゴルフ大会を予定していたが天候不良のため中止に。地区住民が集まる機会を利用し、学習会に切り替え実施した。

 野尻分館長は、長引くコロナ禍中における公民館活動の現状に触れ「新宮市では新型コロナの感染者は出ていないが、さまざまな活動に制限がかかっている。今は辛抱の時」。

 DVDの視聴に当たり「お互いに気を使いながら仲良く。差別をなくしていきましょう」とあいさつした。

 同校の山本眞也校長は、日頃の見守り活動などに対する感謝を述べ「コロナの影響で、半日だけの運動会を予定している。例年なら成長を見ていただける機会としているが今年はお返しすることが難しい。しかしいろんなことを模索しながら、できることをやっていければ」。同町出身の濵田雅美市議会議員が今年の4月に供用開始となった同校前の避難路について説明し「地域の皆さんが諦めることなく声を上げ続けたおかげ」と感謝を伝えた。

 参加者らは、会員制交流サイト(SNS)を使ったいじめ問題や、子ども、障害者、女性、高齢者などの人権を扱ったDVD「身近な人権問題~人権は小さな気づきから~」を視聴し、知見を広げた。

(2020年9月15日付紙面より)

地区住民約40人が人権について学んだ=13日、新宮市立王子ヶ浜小学校
2020年09月15日
50 新型コロナへの対応考える
 避難所開設・運営訓練  (紀宝町 )

 新型コロナウイルスに対応した避難所開設・運営訓練が11日、紀宝町井田の井田公民館であった。井田、神内両地区の自主防災会の代表者らが参加し、避難者の受け入れ方法を考えた。

 はじめに、町民防災会議第1ブロックの田中正吾会長が「新型コロナ感染拡大が続き、安心できない状況だが、安心・安全は自分で守るもの。災害は待ってくれない。自主防災の活動を止めるわけにいかず、今日は避難所の開設を考えていきたい」とあいさつした。

 町総務課防災対策室の職員は、両地区避難所のレイアウトを基にコロナ対応の避難所開設・運営を説明。避難所では玄関で検温、受付で消毒し、問診票に記入して避難スペースに移動することや、受付要員はフェースガード、マスクを着用するなどと伝えた。

 熱がある場合は専用スペースへ誘導し、スペースがない場所では自家用車などで待機することも考えているという。

 この後、訓練に取り組み、マスクや体温計などの備品を確認し、パイプとビニールシートを組み合わせてパーティションを設置。受付での検温や問診確認も行った。

 参加者からは「インフルエンザが流行した際も同じ対応を取るべきでは」などの意見があった。

(2020年9月15日付紙面より)

パーティションを組み立てる=11日、紀宝町の井田公民館
2020年09月15日
51 地域の夜空に大輪咲く
 井関・八反田地区で花火大会  (那智勝浦町 )

 2011年9月の紀伊半島大水害で大きな被害を受けた那智勝浦町の井関区(石井康夫区長)・八反田区(三隅玄也区長)合同の夏祭り花火大会が12日、井関区の駐車場で開催された。両区の若者有志で組織する井関・八反田地区夏祭り実行委員会が主催。今年は新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から恒例の盆踊りや露店などは中止となったが、多くの住民らが夜空に咲く大輪を楽しんだ。

 地域の盆踊りは地区内の妙法鉱山が閉鉱した1972(昭和47)年ごろから中断していたが、実行委員会が中心となり同水害で犠牲になった人たちの霊を慰め、地域の結束を固めようと復活させた。例年は住民が準備や露店の運営を行い、カラオケや福引抽選も実施され、にぎわっている。

 石井区長は「亡くなった方のみ霊を弔うということで9年間続けてこられた。現在では両地区の恒例行事となっている。若い方々が花火を打ち上げることで元気づけになると実施してくれた。最後の夏を花火で盛り上げたいと思うので楽しんでください」と語った。

 午後8時に花火師による4部構成の花火が打ち上げられ、見物する住民からは歓声が上がり、拍手が送られた。

 同実行委員会花火担当の樫尾佳彦さんは「今年はコロナで各地域の祭りが中止となった。町の花火も中止になったので、せめてこの地区だけでも実施して、慰霊の思いと地域の方々にも喜んでもらいたいという思いで花火を実施しました」と語った。

(2020年9月15日付紙面より)

規模縮小となった祭りを彩る花火=12日、那智勝浦町井関区
多くの住民が花火を楽しんだ
2020年09月15日
52 縦割り3ブロックで競う  串本中第74回体育祭挙行  (串本町 )
2020年09月15日
53 コロナ鑑みた形で実施  16日夕方、エ号追悼式典  (串本町 )
2020年09月15日
54 5期連続で「下降」超  和歌山県の経済動向  
2020年09月15日
55 西地委員長の功績たたえ  全国市区選管連合会が特別表彰  (熊野市 )
2020年09月15日
56 持てる力を伸ばすために  東紀州くろしお学園で公開講座  (熊野市 )
2020年09月15日
57 お悔やみ情報
  
2020年09月13日
58 マイナンバーカードの普及を 交付率向上に向け出張申請受付窓口も (新宮・東牟婁地方)

 「マイナポイントキャンペーン」がスタートして11日が経過した。マイナンバーカードを取得し、スマホやパソコンなどからポイント付与を予約。キャッシュレス決済サービスを指定すると来年3月まで、1人5000円相当を上限に決済やチャージ金額の25%をポイントとして受け取れる。

 マイナポイント事業は、消費の活性化やマイナンバーカードの普及促進、キャッシュレス決済の基盤構築を目的に国が取り組む施策で、4000万人分の予算を組んでいる。事業終了は来年3月だが、マイナンバーカードの申請から交付まで約1カ月を要するため、キャンペーンを機会に申請を考えている人は注意が必要だ。

 マイナンバーカードは、公的な本人確認書類として利用できるカードで、通知カードさえあれば申請できるうえ、一度入手すればたとえオンライン環境がなくてもコンビニATMなどさまざまな窓口でマイナポイントの登録を受け付けている。また、昨年11月からは旧姓併記が可能となり、旧氏で本人確認ができるようになった。

 しかし、総務省によると全国のマイナンバーカードの交付数は9月1日現在で2469万3970枚。人口に対する交付率は19・4%にとどまっている。

 11日、新宮・東牟婁の各市町村に取材したところ、人口に対する交付率は▽新宮市15・3%(8月末現在)▽那智勝浦町14・4%(8月1日現在)▽太地町16・5%(8月23日現在)▽串本町15・5%(8月末現在)▽北山村23%(同)―と、北山村以外は全国平均の19・4%(9月1日現在)を下回っている(古座川町は担当者不在のため未回答)。

 マイナンバーカード普及に向けた取り組みとして、新宮市では庁舎内にマイナンバー申請サポート窓口を設置しているほか、10月から毎月1回日曜交付を行っていく構えだ(日時は広報などで告知)。

 和歌山県でも交付率向上に向け、26日(土)午前10時から午後4時まで、同市橋本のイオン新宮店で出張申請受付窓口を開設する予定。新宮市民窓口課の担当者は「マイナンバーカードは今後の国の施策に関わってくるもの。今後も普及に努めていきたい」と話している。

(2020年9月13日付紙面より)

新宮市役所ではサポート窓口も設置している=11日
2020年09月13日
59 体ほぐして転倒予防
 ふれあいいきいきサロン  (新宮市熊野川町 )

 新宮市熊野川町の日足相須集会所で11日、日足相須と椋井地区のふれあいいきいきサロンがあった。地域住民8人が集い、介護予防体操で体を動かした。

 サロンは地域のコミュニティーづくりや介護・寝たきり防止、1人暮らしの人への見守りなどを目的に、区と市社会福祉協議会が協力して開いている。手指消毒や参加者全員の検温、マスク着用などの新型コロナウイルス対策を取りながら実施した。

 この日は熊野川地域包括支援センター職員で看護師の岡崎久子さんが体操を指導。後期高齢者の要介護状態の原因になる認知症、高齢による衰弱、骨折・転倒を防止するため、脳のトレーニングを取り入れながら全身をほぐした。参加者は、足でステップを踏みながら3の倍数で手をたたくなど、難しい動きに四苦八苦しながらも楽しい時間を過ごした。

 参加した城千代子さんは「家ではなかなか体操はできないが、ここに来たら教えてもらえるし、みんなもいる。楽しい」と話していた。

(2020年9月13日付紙面より)

ストレッチで体を伸ばす=11日、日足相須集会所
2020年09月13日
60 事前の備えと早めの避難を
 持ち出し袋にマスクや消毒液も  

 台風シーズンを迎え、避難路や避難所の確認、非常持ち出し袋の準備など災害への備えがより重要となっている。加えて、今年は新型コロナウイルスへの対応も必要だ。

 紀宝町では、防災対策の一つとして、防災無線の戸別受信機を全戸配布しており、放送内容は自宅電話や携帯電話からフリーダイヤル(0120・334・119)でも確認できる。

 避難所での新型コロナ対策として、自宅の災害リスクを把握した上で避難の仕方を確認するよう呼び掛けている。

 災害リスクがない場合は「①在宅避難」、災害リスクが少しでもある場合は友人、知人、親戚宅への「②縁故避難」、ワンボックスカーなど足を伸ばして寝ることができる車を保有している場合は「③車中泊」ができるか検討するよう求めている。①~③の避難が困難な場合は、避難所への避難を行ってほしいという。

 非常持ち出し袋にはマスクやアルコール消毒液、スリッパ、体温計、使い捨てビニール袋、携帯トイレなどを追加する。

 町の担当課では「感染リスクを恐れて避難行動をちゅうちょせず、最寄りの避難所などへの早めの避難を心掛けましょう。日頃から非常食や水を備蓄し、防災マップに目を通すなどして避難所への避難が必要かどうか、よく考えておきましょう」としている。

(2020年9月13日付紙面より)


2020年09月13日
61 事務組合への加入や学童設置など  一般会計補正予算が可決  (那智勝浦町議会 )
2020年09月13日
62 60歳からもう一人生  教え子に思い出の映像届ける  
2020年09月13日
63 川の近くでは遊ばない  土砂災害や大雨の怖さ学ぶ  (丹鶴幼稚園 )
2020年09月13日
64 骨健康度をチェック  子育て中の母親が学び深める  (紀宝町 )
2020年09月13日
65 地域を支える仕事を学ぶ  三輪崎小4年生が社会科校外学習  (新宮市 )
2020年09月12日
66 合理的配慮の提供に向け
 障害者用駐車場に屋根設置へ  (新宮市 )

 新宮市は、市庁舎の障害者用駐車場に屋根を設置する。9月定例会中の10日、市議会(久保智敬議長、15人)は「市庁舎障害者用駐車場屋根等設置工事」費用を含む一般会計補正予算を可決。令和3年3月末の供用開始を目標に事業を進めていく。

 事業に係る予算は、設計監理業務委託料、建設工事費合わせて1582万6000円。障害者のさらなる社会参加促進を目指すとともに、合理的配慮の提供を目的とする。

 現在の市庁舎は、「市民を守るための安心・安全な庁舎」をコンセプトに2017(平成29)年に完成。「和歌山県福祉のまちづくり条例」に則し、ユニバーサルデザインに配慮する形で建設が進められた。

 庁舎前の第1駐車場では障害者用駐車場2台分を入り口近くに優先的に割り当てているが、屋根を設置することによって雨にぬれずに来庁することが可能となる。なお、地中の庁舎設備の関係や建築基準法などの観点から、駐車場レイアウトは現在の場所から変更される見通し。

 事業化により、今後設計監理を行い、入札により工事請負業者を決定する。担当課では「3月完成は高い目標。遅くても6、7月には供用を開始したい。屋根が付けば庁舎に入るまでの間に雨にぬれることもなくご不便を掛けることもなくなるのでは」と話している。

(2020年9月12日付紙面より)

屋根を設け、さらなる社会参加促進を目指す=10日、新宮市役所
2020年09月12日
67 水中での動作を確認
 着衣泳法の訓練実施  (那智勝浦町消防本部 )

 那智勝浦町消防本部(湯川辰也消防長)は9日、同町の那智漁港で着衣泳法訓練を実施した。消防職員6人が参加し、水中での動きや救助方法などに取り組んだ。

 着衣で泳ぐ中で、どれだけ抵抗により動作が困難であるかを体験し、緊急時により迅速な救助ができるかを目的に実施した。準備運動を済ませた消防職員は水面確認をすると、救助服のまま順番に海へと着水。その後、救命胴衣を装着して泳ぎ、違いを比較した。

 浮輪やレスキューチューブなどを投げて救助する練習も行われ、消防職員は水難事故防止への意識を高めた。

 米川一弥消防士は「日頃から着衣泳法の勉強はしているものの、消防学校時代のカリキュラムで学んで以来の実践。卒業後は機会もなかったため、貴重な訓練でした。着衣時には、服が水を吸い込んで抵抗が大きくなるので非常に重たく、動きも制限されてしまうことを改めて実感した。緊急時に着衣での救助を行う場合には自分の限界を理解しておくことが大切。訓練を通じて知識と経験を深め、適切な救助に努めていきます」と話していた。

(2020年9月12日付紙面より)

着衣泳に取り組む消防職員=9日、那智勝浦町の那智漁港
浮輪などを使用した訓練も実施した
2020年09月12日
68 手作り模型で場所を案内
 和歌山県土砂災害啓発センター  (那智勝浦町 )

 那智勝浦町市野々にある和歌山県土砂災害啓発センター(坂口隆紀所長)ではセンター周辺の地理が一目でわかる手作り模型を設置し、観光客の道案内に役立てている。

 同センターによると、大門坂駐車場の利用者や那智山を目指す観光客などが大門坂の入り口などへの経路を訪ねてくることが多いという。そのため、地図よりわかりやすい立体的なカラーの模型を8月末に職員らが作成した。

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■雲の模型や紙芝居展示も



 同センターでは土砂災害の発生の要因ともなる雨と雲の関係が分かる展示コーナーも開設。雨雲の模型と転倒ます型雨量計が設置されており、質問がある場合は職員が受け付けている。

 また、紀伊半島大水害の被災者で、水害の語り部を続ける防災士・久保榮子さんの手作り紙芝居のコピーも展示されている。水害当時の久保さんの体験や周囲の状況が克明に記された貴重な資料で、誰でも自由に閲覧できる。

 坂口所長は「観光客の皆さんの一助になればと思い職員が手作りし、ご案内させていただいています。また、久保さんの紙芝居をはじめ、雲の模型などもあるので興味がある方はぜひセンターに足を運んでいただければ」と語っていた。

 同センターの開館時間は午前9時から午後5時まで。問い合わせは(電話0735・29・7531)まで。

(2020年9月12日付紙面より)

手作り模型で案内=9日、那智勝浦町の県土砂災害啓発センター
防災士・久保榮子さんの紙芝居(コピー)が展示されており閲覧もできる
2020年09月12日
69 補正予算など可決し休会  新宮市議会一般質問③  
2020年09月12日
70 丸山由起さんがZINE刊行  写真通して地元企業を応援  
2020年09月12日
71 9月定例会一般質問②  串本町議会  
2020年09月12日
72 地滑り区間の復旧着工  工期は来年3月25日まで  (古座川町 )
2020年09月12日
73 保育所、幼稚園の在り方は?  幼児教育アンケートの結果  (紀宝町 )
2020年09月12日
74 絵本で夢を広げよう  「しんちゃんのほがらかトーク」  (熊野市 )
2020年09月12日
75 おじいちゃん、おばあちゃん「いつもありがとう」  はがきにメッセージと似顔絵  (鵜殿保 )
2020年09月12日
76 お悔やみ情報
  
2020年09月10日
77 「ナラ枯れ」発生か
 熊野地方の山で拡大の兆候  

 熊野地方の万緑の山々に枯れ木が目立ち始めた。赤茶色に見える木々は秋に向けて紅葉しているわけではなく、害虫による伝染病「ナラ枯れ(ブナ科樹木萎凋(いちょう)病)」が発生している可能性が高い。東牟婁振興局農林水産振興部の加藤俊哉主任によると、今年は被害について問い合わせも多く寄せられていることから、現在調査を進めているという。

 「ナラ枯れ」は、ナラやシイ、カシなどブナ科樹木が枯れる森林被害。「ラファエレア菌(通称ナラ菌)」と呼ばれるカビの仲間をカシノナガキクイムシ(以下カシナガ)という虫が媒介することにより伝染していく。カシナガの雌は「菌のう」という器官にナラ菌を入れて被害木から健全木へと移る。夏場にもかかわらず葉が赤褐色や茶色に変化していたり、幹に小さな穴がたくさん開いていたりする木は被害木の疑いが強い。

 放置しても自然に被害終息には至らず、「ナラ枯れ」を引き起こすカシナガは「森林病害虫等防除法」で駆除すべき害虫として指定されている。「ナラ枯れ」が森林全体に広がる(集団枯死)と災害防止など森林が有する公益的機能が発揮できないほか、危険木となることから生活環境に悪影響を及ぼし、観光地においては景観を損なう恐れもある。地域のシンボル木や文化的価値のある樹木が被害を受ける可能性も考えられる。

 「ナラ枯れ」は1980(昭和55)年代後半から日本全国で被害が拡大。99(平成11)年には新宮市熊野川町で大発生しその後北上、県中央部まで被害を及ぼした。現在、広島県や徳島県などで被害拡大の兆候が見られており、行政による調査や被害木の処理に向けた動きが活発化している。

 特に被害を受けやすいのが外的ストレスに敏感な高齢木で、枯死する可能性が高いとされる。NPO法人「熊野の森をつくる会」の大槻国彦事務局長は「(山においては)高齢木が病気になるのは自然の摂理としてある程度仕方がないこと。森林の若返り化を図ることが大切」と話す。

 しかしながら「個人的な体感だが、県内で大発生した20年前よりも被害が多いように感じる。ナラ枯れ発生のメカニズムは解明されていないが、気候変動も影響しているのではと気味が悪く感じている」と話していた。

 県によると、県内広域で発生報告があり、本紙エリアでは熊野川、北山川周辺での被害報告があるものの串本町、古座川町周辺では目立った被害は確認されていないという。

(2020年9月10日付紙面より)

新宮市高田周辺=8月30日撮影
那智勝浦町井関周辺=8月29日撮影
2020年09月10日
78 町の名物などを開発
 大学生がイノベーション研修  (武者修行(R)プログラム )

 大学生向けグローバル研修を展開する株式会社旅武者(遠藤まさみ代表取締役)=東京都=は1日から15日(火)まで、那智勝浦町で「地方創生イノベーション武者修行(R)プログラム」を実施している。全国各地から集まった大学生14人がプログラムに参加。2日には参加者が顔合わせし、新型コロナウイルス感染対策を講じながら、リスクマネジメントを学び、フィールドワークに取り組んだ。

 一行は企画したビジネスプランを現地で調査・検証し、11日(金)、12日(土)に、開発した商品を同町築地のにぎわい市場で販売する。

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■旅武者とは



 同社のベトナム法人が運営する店舗で、全国から集まる大学生がチームを組み、新規ビジネス担当者として新商品・サービス開発やプロモーション企画を自らで考え、行動し形にして顧客に届けるリアルなビジネス体験学習プログラム。今年から日本国内でも実施することとなり、地域や地域住民と関わる関係人口の増加や、武者修行修了生を中心とした関係人口ネットワークの構築を目指しているという。

 同プログラムではさまざまな困難に直面する中、自分自身の成長課題に向き合い、自己変革(変態)などをしていくことで、主体的に自らの置かれた状況と向き合い、人生を切り開く力「自走式エンジン(R)」を積むことを目的・ゴールとしている。

 同社は大学生向けの研修以外にも企業の若手向けグローバル研修や戦力人事・組織開発コンサルティング、採用支援などを行っている。

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■那智勝浦町で実践



 「生まぐろ日本一! 大自然のパワー溢(あふ)れる熊野の恵みを活かした新商品開発」をタイトルとし、同町の目玉商品となる名産品や生まぐろを利用した新商品、有効活用されていない素材や商材をつかった新商品(土産物、飲食メニュー、加工食品)を開発する。その後、実際に商品を販売する「効果測定」に取り組み、最終プレゼンを行う。

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■新型コロナ対策



 参加者らは事前に厚生労働省が提供する新型コロナ接触確認アプリを各自のスマートフォンにインストールしているほか、滞在中の2週間分のマスクやアルコール消毒液を持参。

 さらに期間中は毎朝、検温を行い、酸素濃度検査や体調管理シートによる記録も行っている。

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■キックオフでは



 キックオフとなった2日は同社人財紹介事業部の東条智子さんと同社から委託を受けているファシリテーターの髙野康さん、平川徳好さんがプログラムの説明などを行った。参加者は自己紹介を行い、参加理由や意気込みを述べた。

 オンライン中継で同社の遠藤代表取締役が「自分の仕事をするに当たり、スキルは重要だが人のつながりを大事にしてください。体調管理に注意し、コロナ禍の中で受け入れてくれた那智勝浦町の人々にリスペクトしてほしい」とエール。

 堀順一郎町長が参加者の元を訪れ、「名物やまちなか周遊などの提案をいただけるのはありがたい。町の課題解決のヒントになることを期待しています」と激励した。

 参加した水谷海人さん(慶應義塾大2年)は「ゼロからビジネスを学べ、企画から販売まで体験できるので参加した。やるからには全力でコミットしてこれまでとは違うこの町ならではの名物をつくりたい」と語った。

 その後は各チームに分かれてリスクマネジメントについて協議し発表。チームごとに町内を散策するフィールドワークを実施し、さまざまな気付きから企画の見直しを行い、5日には中間プレゼンに取り組んだ。

(2020年9月10日付紙面より)

プログラムに取り組む学生ら=2日、那智勝浦町体育文化会館
自己紹介を行った
2020年09月10日
79 健康管理や適正利用を促す
 救急医療週間迎え巡回広報  (串本町消防本部 )

 救急医療週間は救急の日(9月9日)を含む1週間(日~土曜日)を指し、この間は全国規模で救急車の正しい認識、一般が行える応急手当(自動体外式除細動器の使用を含む)、家庭内の危険把握や備えなどで啓発が展開されている。

 同町消防本部は例年、職員発起のイベント「救急フェア」を人流が見込める大型小売店舗の協力を得て実施して同週間の趣旨普及を図っているが、本年度は新型コロナウイルス感染予防対策として人対人の接触を避けるため自粛。代替として2日がかりで救急車両による管内巡回をし広報することを計画した。

 同本部によると、初日は古座川町域と旧古座町域、2日目は旧串本町域が対象。予備として所持している救急車両に「救急の日」のマグネットステッカーを貼り、サイレンの代わりに独自作成したアナウンスを流して現在同週間中であることやコロナ対策や熱中症予防などの健康管理、救急車の適正利用を促した。

 同本部は現在、4台(串本消防署2台、古座消防署1台、七川分駐署1台)の救急車両を運用し、令和元年消防統計における出動件数は管内全体で1404件、搬送人員は1293人だった。2年連続微減となる実績で、最近10年間の平均1506件1419人を下回る傾向にある。今月8日現在の出動件数は906件で、昨年8月末時点の941件より4%ほど少ない数で推移している。

(2020年9月10日付紙面より)

独自アナウンスを流しながら巡回広報する串本町消防本部の救急車両=8日、串本町上野山
2020年09月10日
80 楽しい夏のひととき
 丹鶴幼で「なつまつり」  (新宮市 )

 新宮市立丹鶴幼稚園(下岡容子園長、園児57人)で8日、「なつまつり」があった。園児はさまざまなゲームに挑戦し、楽しいひとときを過ごした。

 同園では毎年、夕涼み会を開き、保護者も訪れているが、今年は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から中止。子どもたちに夏の思い出などをつくってもらいたいとの思いから企画し実施した。

 会場には▽くじ引き▽的当て▽お楽しみ▽スイカ割り▽金魚すくい▽ヨーヨー釣り―が並び、法被を身に着けた5歳児が各コーナーを担当した。園児は友達と一緒にそれぞれのゲームに取り組み「やったー!!釣れたよ」「シャボン玉当たった」などとにぎわった。

 出店を回った後は園庭に移動し、大きな輪を作って「エビカニクス音頭」「ワッショイワッショイ」の盆踊りで盛り上がった。

 下岡園長は「子どもたちのにぎわう姿が見られて良かった。コロナの影響で夕涼み会が中止となり、保護者の方々を招待できず残念です。例年とは違う夏ですが、季節を感じて楽しい思い出をつくってもらえれば」と話していた。

(2020年9月10日付紙面より)

盆踊りを楽しむ園児ら=8日、新宮市立丹鶴幼稚園
2020年09月10日
81 ツルツルになるまで磨こう  神内小で歯磨き指導  (紀宝町 )
2020年09月10日
82 男女とも矢渕が優勝、県大会へ  ソフトテニス南牟婁地区予選  
2020年09月10日
83 外国語のペットボトルも多数  台風後に漂着ごみを調査、回収  (紀宝町 )
2020年09月10日
84 初日に3人が登壇  新宮市議会一般質問①  
2020年09月10日
85 流域治水プロジェクト策定に向け  熊野川流域治水協議会を開催  (国土交通省 )
2020年09月10日
86 ぼくが私ができること  神倉小学校で認知症学習  (新宮市 )
2020年09月10日
87 賛成多数で再任  仲本耕士副町長2期目へ  (古座川町 )
2020年09月10日
88 お悔やみ情報